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誰か、僕を温めて・・・ 1月16日
  4時40分起床。
 昨晩は風邪の兆候があったので早寝した。起きてみれば風邪は悪化していなくて安心。このところ寒いし、仕事は多いし、じゅうぶんに気をつけたい。ま、気をつけてもかかる時はかかるのが風邪だ。朝食の果物はイチゴ。


 出勤してウナギの花園。
 うすら寒くてイヤになる。冬だから寒いのは当たり前だし、ちゃんとエアコンも利いているのに寒く感じる。1つには、スーツ姿がいけない。スーツはたいへん防寒性がわるい。中にセーターだのベストだの着こめば良いことはわかっていても、

そんなファッション性の低いことはしたくない

という意地がある(下らないことで意地っぱりなので困る)。スリーピースはもっと年を取ってから着るものだし、そもそもデブ、少なくとも太っていないと似合わない。

 だからスーツの下はYシャツのみ。
 下着は着るけどね。しかしどういうわけか、少し動くと汗が出る。寒いのか暑いのかどっちなんだ俺と思ったけれど、

これって単に微熱があるだけでは

と気がついた。加速させてはまずいので残業9分で退社。熱がなくても同じ、という説も有力だな(*^。^*)


 こういうときに限って用事がある。
 某所に寄って買い物。身内に不幸があった人への貢物。みつぎものとは違うかな、とにかく2千円くらいの、

しかしキチンと包装されたもの

を買いに来た。せっかくなので日本酒の4合瓶も買った。ついでに昼飯用に弁当(高価な牛めし)も買った。

 地元に戻ってスーパー。
 牛乳とヨーグルトとヤクルト。大荷物を抱えて帰宅し、飯を食べる。いやいや、仕事だけやってれば厳しいスケジュールじゃないけれど、独り暮らしはこういうことを

全てしかも毎日欠かさずに

こなさないと生きていけないのだ。


 授業準備。
 あさってから始まる市進の直前講習ぶん。ずいぶんギリギリのようだが、ある程度まで計算済み。たった4回だし、踏襲テキストだとわかっていたし、プリントは作ってあるし。最悪、今日の夜に授業があっても何とかなる(演習授業なので)態勢にはなっていた。

 こっちも相変わらずですなぁ。
 誤植が7年連続で直っていない。どうせ昔印刷したものを今年も使いまわしているんだろうが。テキストの内容も古びている。なにしろ、

ほとんどの長文の出典は1991年度

だからね。今の生徒様、まだ生まれてないだろ。こんな手抜き仕事をしていて、「上位生が予備校に来なくなった」とか言っているんだから、おめでたい。

何も努力しなきゃ客なんか来てくれない

ってわからないんでしょうな。これからもどんどん生徒を増やしてください。この続きはまたそのうち。


 1時間ほど昼寝。
 どうも体調がすぐれない。体が冷えているのが寒さのせいなのか、風邪なのかもハッキリしない。お腹の調子もすぐれない。しかしまだ出勤まで時間があるので、読書感想文を書いた。


 『温室デイズ』瀬尾まいこを読了。
 中学生女子2人を主人公とする、学校崩壊をめぐる青春小説。
 最近の小説ってこんなもんか、という感想。

 ストーリーそのものは、まずまず面白かった。
 小学校生活の最終盤から始まる学校崩壊が、同じ地域にある中学校へと受け継がれていく。小学校時代はいじめから超越していた優子は、中学校に入ってから逆にいじめのターゲットになる。いっぽうで小学校時代にいじめられていたみちるは、中学校ではうまく逃れる。

 優子とみちるに共通するのは、学校を立て直したいという気持ちだ。
 この2人は章が変わるたびに物語の語り手をつとめる。同じ状況を2人の視座から描写するという、わりにありがちな設定。けれど、

2人のヴォイスの書き分けがあいまい

に感じられ、語り手=視座の変更がハッキリ読みとれない。それでもまあ、これは「面白い」ほうの小説なんだろうなとは思った。もう1回読んでみようと思うのが僕の面白さの基準になっているので、それに届かなかった、というだけのこと。


 本業はワセヨビの2年生。
 文法講座のテキストが早くも終わりそうになっている。全8回でまだ2回しかやってないけどいいのかな。今までテキストの量が異様に少ないなんてことは1度もなかったので、ちょっと不思議だ。何か見落としがあるのかもしれない、来週の今日までに考えておこう。

 どうしようかなと思って生徒様に訊いてみた。
 すると、「自分で一昨日のセンターを解いてみた」と言う。偉いなぁ。そこで来週からセンター英語を全問解説することに決めた。テキストの量が少ないゆえの事情なので、スタッフに

>センターの問題プリントアウトして用意してください

とお願いした。生徒用のコピーなどは僕がやる(それはさすがに悪い)。こういうちょっと図々しい依頼を聞いてくれるのはワセヨビの長所かな。長文講座は順調に。


 寒い中を帰宅。
 月曜日なので夕飯抜き、休肝日。体を温めて、なにより休めないと本当に危険かもしれないと思いつつ、急いでこの日記を書いた。では、今宵はこれにて失敬つかまつりまつる。時代劇か? 古文あってるか?
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