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最後のスーツ 4月18日   ６時間弱の睡眠で市進市川校へ。本八幡駅に降りたのが９時１５分。昨日この駅で電車に乗ったときから１２時間も経っていないが、まあ仕方がない。大切な体験授業なんだから。今日で４月の体験授業はおしまい。   駅前の某ファーストフードに立ち寄る。世界でもっとも不愉快な時間を過ごせる支店だ。まず、サーブ（食事を出すこと）が遅い。店員の態度が悪い。店の作りが悪い（２階席に行くためにドアを引く必要がある、荷物とトレーを持って！）。そして何より、店員がオバハンばかりだ。スマイル０円とか、まじでやめてほしい。美人でなくても、可愛くなくても、麗奈に似てなくても、若い女の子に微笑んでほしいよな、おじさんの意見だけど。ぶつぶつ。   ６月のそれを除けば、体験授業だけはスーツを着ていく。受講料を払う以前の生徒様が相手だとしても、それは大人の礼儀だからだ。でも、今からちょうど６ヶ月間はスーツを一切着用しない。予備校講師は肉体労働だから、授業をするときにあわせて服装を調整するわけだ。なぜ６ヵ月後に着るのか、また城南予備校でなぜスーツを着ないのかという理由はちゃんとあるのだが、これはそのうちエッセイに書くつもりだ。   ２コマこなしてお昼過ぎに校舎を出て帰宅する。素敵な天気だ。午前中に仕事がなかったらもっと素敵だったろう。   久しぶりに午後にコーヒーを淹れる。窓を開けはなしミスチルを聴きながら、この１週間ではじめて自分のために使える時間を過ごす。新学期の緊張から自分を解き放ちたいと願う。   明日は城南予備校浪人クラスの開幕だ。去年教えた生徒がいないことを願う（まあ一人くらいはいるに決まってるが）。明日の授業で僕が今年度に担当する全てのクラスがスタートする。   今日も緊張で眠れないのだろうか？   追記：エッセイ１６とエッセイ１７をアップしました。久々のダブルアップ！    これまでの日記はコチラ