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進歩のない日曜日 3月13日   ひどく人疲れ（ひとづかれ）。バカンスの日々が長すぎたので、ここ数年は３月がひ どく疲れる。人間を相手にする商売なので、どうしてもパワーを使いすぎる。もともと 人嫌いな傾向と人見知りの傾向があるので、新年度の始まりは疲弊（ひへい＝とても疲 れること）する。   ちょうど日曜日なのでヒキコモリをする。バターロールにチーズと玉ねぎをはさんで トーストという朝食。ぼちぼちと入試問題の研究を続けるが、気力とヤル気がないのか 超スローペースでいらいらする。   市進予備校で使っているイディオムのプリントをリニューアルするのが目的で、短文 問題を３００問ほど解く。しかし改訂箇所はたったの２つ。すでに６年もかけて練り上 げてきたプリントなので完成度が上がってきているのも事実だけど、実に達成感のない 仕事だ。まあしょうがないよな。   １時間ほど読書をしてから英語エッセイに取り組むが文章が出てこない。ちょうど以 前の某同僚から「エッセイなのか、よみやすい英語基礎講座なのかわからん。逝って良 し！」というメールを受け取ったばかりで、悩みは倍増する。   「読み物として面白く、かつ自然に英語の基礎力がつく」という触れ込みで始めてし まった俺がバカだったんだなあと思いながらＰＣの前で２時間もボーゼンとする。書け なくても一定の時間は「いつでも書ける体勢をとる」のが文章を書くコツだと読んだ記 憶がある。   ネットで将棋をすれば１０級（僕は公称５級、実力７級）の相手にボロ負けする。ま ったく、ロクな休日じゃない。昼に仕込んだ「砂肝のにこごり」もデキはいまいち。い ろんなことを、もっと頑張らなきゃいけないよね。 追記：エッセイ１１９「好きになる瞬間」、同１２０「最近はこんな読書４」をアップ しました。    これまでの日記はコチラ