予備校講師でわるかったな！

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去年と同じ。

4月8日

  昔からの読者には申し訳ない話から。
  昨年の今日、つまり市進予備校の１Ｂターム開講日の日記にこんなことを書いた。

＞このＨＰを読んでいる生徒様は偉い！　なぜなら文字を能動的に読むという行為ができているからだ。

  どうしてこんなことを書いたのか思い出してみれば、去年も今年と同じ思いをしたからである。４月入学の生徒様がいるので、今日の配布プリントには「３月に配ったプリントを取りに来てください」と書いてある。プリントの説明はしても「読み合わせ（＝目で読んでもらいながら声で読み上げること）」をする趣味はない。

「じゃあ、この部分は字を読める人だけ来て下さいね」

と説明するだけにした。
  授業が終わって２５分。僕は講師室でじっと待っていたけど、取りに来た生徒は新入生の５％。
  ここで話は戻る。というわけで「文字が読めるなんて偉い！」と言ってもいいですよね？

  ゴルフの「マスターズ」を観るために早起きするつもりだったがキッチリ寝坊。ゴルフを自分でやるつもりは全くないが観戦は好きなのだ。とりわけ「マスターズ」は僕が独り暮らしを始めた翌年の９７年に始めて観戦し、タイガーウッズが優勝したので印象が強いというわけだ。

  脈絡もなく「フレンチトーストが食べたい！」と思い、ネットで調理法を検索。牛乳と卵とハチミツを混ぜた汁に食パンをひたしてバターで焼くものだ。以前にも作った記憶があるが卵を忘れていたのだ。調べてみるものである。
  さてハチミツ。そんなものあるわけない。以前は砂糖で作ったはずだ。どうしよう・・・そうだ！　昔もらったカナダ土産の「メイプルシロップ」が眠っているじゃないか！　しかし、こんなの毎日食ったらダイエットにならないよなあ。

  仕事の合間にベランダ掃除をして、腹が減ればパスタを茹で焼きそばを作る。授業に行けば文字に不自由のある生徒様が多く（←しつこいな）、帰宅すればとうぜんビール。ウナギと千切りのキュウリはあうなあ・・・とくつろぐ。

  予備校講師のシーズンは本格的に始まった。文字の読み方とプリントの貰い方を明日からは説明しなきゃね（我ながら、かなりキレてますな）。

追記：エッセイ１２４「てっちゃんの行き先」、同１２５「予備校講師の実情その17」をアップしました。

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