予備校講師でわるかったな!





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誰もが何かを求めてる 3月22日
  11時から活動。
  今年も無事に「春眠暁を覚えず(春は眠くてたまらないよ、の意味)」のシ ーズンに入ったようだ。冬の疲れが出てくる春、ということである。ここで、

「2月はなんか知らんが休みばかりでニート化してなかったかオッサン?」

などの疑問を持たないこと。


  明日から高校野球が始まるらしい。
  新聞の折込みに「選手一覧」があり、そこには各選手の夢が記載されている 。ふーん、17歳の夢か。何だろうね。

「プロ野球選手」
「高校野球の監督」

  まあありがちだよな。

「看護師」
「ホテルマン」

  まあ現実的に考えているんだ、えらいじゃん。

「立派な大人」
「社長」

  なんかアバウトになってきたなあ。気持ちはわかるが。

「マイホーム」
「結婚する」

  ・・・。お前らなあ。どうせなら「嫁を貰う」とか書けよな(それじゃあ差 別だとか言って糾弾されるのだろうが)。


  今日は将棋の王将戦。
  8日の日記に書いたように(ヒマな人はここを参照)、羽生王将が大ピンチ ・佐藤棋聖が大チャンスを迎えている。3連敗後の4連勝という棋界初の大逆 転が生まれようとしている。
  そのためか、今回に限ってネット中継がある。雑事をこなしながらPCにま とわりつく。

  相矢倉特有の激しい攻め合い。
  しかし、もう出勤の時間だ。本八幡駅近くの「天丼×んや」でかき揚げ丼。

  いかつい男が店に入ってきたと思ったら、現代文講師F山先生である。
  僕に軽く会釈して1つ隣のテーブルに座り注文。

F 「野菜天定食!」
僕「・・・(ほう、地味だなあ)」
F 「大盛り!」
僕「・・・(やっぱな)」
F 「それと、単品でキス!」
僕「・・・(野菜だけじゃなあ、魚で蛋白質を取ろうってか)」
F 「さらに、レンコン」
僕「・・・(あんた、野菜天を頼んだんじゃないのか?)」

  僕が先に店を出て、講師室で再び深Y先生と会う。

僕「レンコンが野菜天に入ってなかったんですか?」
F 「(チェックしてたのか)いや、レンコンは2つ」
僕「それでさらに追加、ですか?」
F 「3つは食べたいッ!」
僕「はあ・・・」
 「2つでは収まらないッ!」
僕「しかも大盛りですか」
F 「信原さんなんか丼じゃん。オレは定食。格が上(^。^)」
僕「なんですと、聞き捨てならぬ」
F 「定食だよ、気品が違うよね」

  予備校講師ってヘンな人が多いんだよな、ほっとこ。


  Qクラスは極めて順調。
  調子に乗って強引な速度と展開で進めてみる。説明 レベルを引き上げて進めようとしたその瞬間。

「 expression という単語の意味がアイマイにでもわかる人は手を上げて」

  挙手は全体の3割程度。ぬーん。
  受験が終わった直後の人なら笑うしかない流れだとわかるだろう。まあ、単 語は覚えてしまえばそれで追いつくものではあるがね。
  しかし、この単語レベルだと無茶苦茶にキツイなあ。今年度からV検を強制 にした市進のシステムは(ゴイレベルだけ考えれば)大正解ということになる 。生徒様は頑張るように。


  帰宅してすぐに王将戦の結果をチェック。
  羽生の勝ち。いやはや、これで何とか三冠を維持。佐藤棋聖も勝てば二冠で 、「森内・羽生・佐藤の3強」となるところだったが残念だった。

  明日の休日が終われば8日連続授業。
  それほどコマ数が多くないのでどうってことはないけれど、スイミン管理がうま くできればいいんだけどね。


追記:エッセイ190「能登半島激走! その2」をアップしました。
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