予備校講師でわるかったな!





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休日という日常が仕事だ 7月9日
  たっぷりと8時間睡眠。
  それにしても、今年は特に寝苦しいような気がするが、いかがかね?


  朝の習慣になったメールチェックをすると、某予備校英語講師から質問メール 。僕が担当しない種類の講座について。
  早い時期のタームからスタートするとのことで、準備に追われているようだ。 やはり、先日の日記で指摘したように各予備校はもう少し早めにテキストを完成 させるべきである。我々予備校講師は気ままな職業であるからこそ、代償として 多くのものを払っていることを、な忘れそ(現代語訳:決して忘れるな)。

  朝食前に急いで返事を書く。
  質問をしたほうは火急の事情があるもので、できる限り早く応えるのが大切だ 。特に、仕事で扱うメールは最悪でも営業日内なら24時間以内にレスが原則。つ いでに書いておくと、こんな基礎がわかっていない予備校職員はかなり多い。情 報産業は正確さはもちろん速度も重視されるのだ。とりあえずのレスをつけるの が大切ということ。


  20分で返事を仕上げる。
  同じ科目の講師だからウソ・イツワリを書いておくるのも手なのだが(悪なの で)、そういうことはしない方針。たとえ職業上のライバルでも、切磋琢磨(せ っさたくま)することが業界全体にとってプラスに働く。

  メールの質問者は僕より業界のベテランだが、そんなことも関係ない。
  この世界には年配者・先輩の区別はないし、それはどの業界でも同じ。じっさ い、僕も後輩・年下のテクニックを常に盗むようにしている。同じ場所に留まっ て自滅するなら、移動して自滅するほうがマシだ。まるで助動詞の構文のようだ 。マイト・アズ・ウェル・えー・アズ・びー。


  今日もマンション屋へ。
  おおかたの話はついたようだ。細かいツメと事務作業は残るが、借金を背負う ことも確定。一生で一回の買い物というつもりは全くないものの、大きな借金は 初めて。もっと仕事のスキルを上げて、業界の拡大を図る方策を考え、収入を上 げなきゃいけない。難しいから頑張るべきだ。いつまでも下流では満足できない 。


  ところで、マンション屋の担当にこう言われた。

「あの、サイトを拝見しました」

  当サイト「よびわる」を探し当てたそうな。
  と言っても、単純に本名を検索エンジンに入れたら一発ツモとのこと。サイト 運営なんてことを本名でやると、こういうことが面倒になる。もちろん、この手 のことは開設当初から覚悟していた。そういう覚悟のない人間はいつまでも匿名 でコソコソやっていればいいと思うし、それも1つの選択肢ではある。
  それはともかく、問題は僕の本名を検索してナニを調べようとしていたのか、 ということである。なんだろう、困るナ(^^)


  シメサバとアナゴの巻寿司を買って帰宅。
  カップラーメン「緑のたぬき」と一緒に食べる。これ、いつの間にか「熱湯3 分」に変わったんだな。ずいぶん長い間「5分」だったと思うけど。

  マンション購入に必要な書類を探すが見つからず。
  この手の事務作業が山積するのがつらいところで、キライなところ。30分ほど をドブに捨てる。ところで、今も「ドブ」ってあるんだろうか。排水溝ですら隠 れてしまったような気がする。


  遅い午後はエッセイ書き。
  やはり下らない用事でも外に出ると刺激を受けるらしく、2本分を1時間で書 き上げる。これを3倍速で書ければ、常にこの調子で書ければ、そして何よりも 大切なのは面白いことを書ければ、下流エッセイストとして年収160万にはなる だろう。まあ、どれもムリそうなので気楽に書き続けよう。

  飽きたので夏の旅行の検討。
  お盆すぎに北東北へ3泊4日の予定。盛岡県、じゃなくて岩手県の広さがつか みにくく、あげくに青森県の広さも実感できないので難しい。しかし予定を立て るのがいつものように楽しい。行ったことのある人は情報下さいね。


  夕食。
  豚肉のしょうが焼きを水菜と一緒に食べる。冷奴、キムチ、トウモロコシなど 。夏らしい、そしていつものメニュー。華はないが、確実に美味しい。汗だくで ビールを飲み、ワインに移る。そろそろ冷えたペリエ(弱炭酸水)で割ったほう がいい季節かもしれない。

  明日も休日。
  そして夏の予習をスタートさせる。今年度は不覚にも1学期と講習のあいだに 長い休みが入ってしまったから余裕がある。だからこそ、かえってなおさら、あ るいは言うまでもなく、いい仕事をしなきゃいけない。授業準備なんて、なおさ ら。最低のラインとして。


追記:エッセイ207「予備校講師になるまで その2」をアップしました。
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