予備校講師でわるかったな!





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慌しきは2流半の人生 9月9日
  7時半ピタリに目覚める。
  雑用(シャワー、洗濯物干し、アイスウーロン茶作り、部屋の整理、ドラマ鑑賞、掲示板書き込み)などをすませて1時間後に2度寝。

  掲示板でも指摘してもらったように、宮崎あおいが来年度の「大河ドラマ」主演に決まった。
  複雑な心境である。あくまで自分の個人的な好みであった女優や歌手がビッグになっていくこと。俺だけが応援していたのに・・・(それ自体がカンチガイなんだが)というような、嬉しくて悔しい感情がある。長くなりすぎるので後日にエッセイで。


  起きてみたら11時過ぎ。
  あいたたたた。寝坊もいいところ。もはや食材を買いに出る余裕はない。ピザトーストなぞ食べて授業準備。やたらと蒸し暑くて腰が痛い。二日酔いはしていないが、2学期初日でもあり緊張を感じている。きつい一日になりそうだ。


  始業12分前に校舎に着く。
  相談のある生徒様♂に「せんせー、もう10分前じゃないすか」とチクリ言われてしまう。すまぬすまぬ。

  相談事はクラスレベルについて。
  ややムリメにクラスアップをしたものの、8月末の定例の結果は悪かった。今週の授業は「文法は大丈夫だったけど、長文がきつすぎた」とのこと。これは冷静な判断。文法系の授業は担当講師への対応力さえあれば(ある程度は)どうにでもなるが、長文はそうもいかない。

「君が選んでいいよ、でも、おれは君は下のクラスで受けるほうがいいと思うね」

とアドバイス。
  彼はそのお姉さんが僕の教え子でもあり、このような信原的毒舌アドバイスへの耐性がある。ただ単に毒舌を吐くのではない。古くから言われるように、毒は使い方次第で最高の薬になる。


  Cクラス。
  市進公認モグリシステムである他クラス生がいる。他クラス票(というのを講師に提出するルールなのです)に「クラス変更を考慮中」とある。ふーん。今さら、今まで習ってきた講師を裏切って俺様に乗り換えようとするのか。賭けに出たねえ。受験を台無しにするか、生まれ変われるかどうかの賭けなんだぜ、それは(-。-)y-゜゜゜

  しかし彼女は前半の文法だけ受講してバックレ。
  英語講師の真価は長文の授業にこそあるのだが、スピードについていけず逃げ出したというところか。まあその程度では、いつまでも講師のせいにする北海道名物土産「白い痴人の愛」で終わるであろうな(*^_^*)


  4コマ連続も久しぶり。
  短すぎる15分休みでサンドイッチなぞ食べ、コーヒーなぞ飲み、煙草なども飲み、慌しく教室へ。

  Lクラス。
  人数は減少。土曜日の講座に人気がないのか、僕の講座に人気がないのか、両方なのかはわからない。CやQクラスでは他クラス生がある程度いるのに、Lはゼロというのも判断しにくいところ。

  新入生と「なかなかCクラスに上がれない」生徒様たち。
  3月スタートの生徒様たちの7割以上はCクラスに上がってしまい、後者の彼らはつらいところだろう(こっちもつらいけどね)。上がれない生徒様が少数だけ残るということは大多数は上がったということで、2学期は1学期と違った工夫が必要になるだろう。下位クラスの運営は常に悩んでいることでもあり、またこれからも悩み続けるべきだろう。

  乗り越えるべき問題がある状態は、実は幸せな状況である。
  全てが順調であるというのは何かがおかしくなっている兆しであり、順調であるだけにそれに気がつかない。だからかえって苦しいときは自分が伸びるチャンスであり、常にそのチャンスの芽を探さなければならない。見つからなくて破滅することも往々にしてあるが、それは結果であって経過ではない。結果だけに興じるのが3流の人生で、経過に興じるのが2流の人生。1流は両方に興じることができるが、2流半からの脱却を狙うのが僕の現状か。


  帰宅。
  食材はとぼしく、キュウリの輪切りでウニ和え。一昨日の残り物のヒラメアラ煮付け少々。しなびたナスと大葉で酢の物。塩ラッキョウとキムチ。期限切れかけのソーセージをボイルしてカラシとケチャップで食べる。オクラを湯掻いて納豆とともに。旨くもない冷凍食品は1口コロッケ2個。

  そして、キリリと冷えたビール
  ヤリクリしながら頑張るのも2流半の人生の証。小さなことに小さな喜びを感じることも忘れてはならないのだ。


追記:エッセイ215「いかにして健康を相談するか?」をアップしました。
追記2:市進の「定例試験復習情報」が過去日記(ここ)にあります。
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