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買ったり食ったり呑んだり |
12月8日 |
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昨晩はやや呑みすぎた。
2軒ハシゴしたのはいいとして、東京から千葉に帰るまでに酔いが覚めてしま
い、日記を書くには覚めてなければならず(呑みながら書いてはいるが)、しか
し書き終えれば呑みたくなる、という悪循環にハマり、程よく泥酔して寝たのは
3時くらいか。程よい泥酔、というのがヘンだね。
10時半起床。
今日は仕事をしない予定。お昼前からエッセイ書きを1時間半くらい。筆がノ
ル。どんどん文章が出てくる。キーボードがあるから思考能力に活字のアウトプ
ットが追いつく感じ。やはり外出して外の空気を吸うと、自分の内側にあるもの
を出したくなるのだろうか。
城南予備校に提出するブツを書く。
受験直前の応援メッセージ、というもの。ボランティアなので1分で考えて1
分で書く。4年くらい前に書いた「チョコレートの箱は人生です」の別バージョ
ンにする。比喩と語順の入れ替えという言葉遊び、なかなか通じないみたいだ。
トム・ハンクスの映画ね。
買い物行脚(あんぎゃ)。
と言っても最初はネット通販。書籍を通販で買うのは危険な行為だと知ってい
るのだが。
あやうく『のだめカンタービレ』を大人買いするところだった。この
マンガ、面白そうなんだよな。せめて第1巻だけでも立ち読みさせてくれればい
いのに、気に入ったら16巻まで全部買うのに。ま、今はそんな余裕がないので本
1冊とカレンダー1つでガマン。去年で懲りたんじゃなかったのか。
リアル外出してパンツ屋。
パンツ屋なんてないか。えーと、下着売り場です。パンツってピンキリだよな
。3枚380円なんてのもある。女子はヒクかもしれないが、独身男性の中には「
パンツは全て使い捨て」という人もいるという。このくらいの値段だと月5000円
くらいで足りるよな。
もちろん僕は同じ服を大切にするタイプなので慎重に選ぶ。
一番安いのは2枚で1200円くらい、高いのは1枚で3500円くらい(たけえ)。
でも、カルバ×クラインは下着が非常にいいんだよ・・・何かに備えて・・・何
もないけど・・・なんて書いてると女子読者が減るからやめよ。
入ったことのないカレー屋へ。
3種類食べ放題で1050円。和風カレー・グリーンカレー・マトンカレーとか、
そういう感じ。どうしても行きつけのカレー屋さんと比べてしまう。かなりまず
い。負け戦としての外食ということよの。
銀行へ。
またまたマンションのオプション料金の振込み。どこまで金がかかるんだ。真
面目に1か月分の給料が一気に消えた。しかしこれでやっと残りは本体代金のみ
。そろそろローンの本審査のために出向かねばならんが、1ヶ月ほどバックレし
ている。いい加減なところで不動産屋さんの担当A氏もクサリガマなぞ持って襲
い掛かってくる頃だろう。ヨロイを買っておかねば。
鎧売り場が見つからず、宝くじ売り場へ。この話はまた今度。
スーパーで食材をゲットして帰宅。もう3時半かよ。急ぎプールへ。なぜか混
雑していてコースのペースが高い。必死で泳ぐ750Mは、ノンビリ泳ぐ1Kより
きつい気がする。
帰宅してメール書きなぞ。
ちょっとした仕事関係のものもあって、グズグズとPCの前で過ごす。6時前
から読書へ移行。
『難民世代』三浦展を読了。
副題は「団塊ジュニア下流化白書」である。著者も自著であるベストセラー「
『下流社会』の各論として書かれた」としている。
格差論はある程度読んだつもりなので興味はなかったが、「世代」という考え
方に興味があるので読んでみた。
本書は副題こそ「団塊ジュニア」となっているが、これは本を売るための方策
らしく、本書で扱う「団塊ジュニア」は「ニセ団塊ジュニア」であると11ページ
に明記されている。
・世間で言われる団塊ジュニア=71〜74年生まれ
・本当の団塊世代の子どもである団塊ジュニア=73〜80年生まれ
敢えて著者は「団塊世代(47〜50年生まれとされる)の本当の子どもではなく
、団塊ジュニア世代とされている」71〜74年生まれにターゲットを絞っている。
たしかに本書は『下流社会』のサブテキストにあたるものだ。
『下流』ではサンプル数が少なかった統計を補足し、下流ならざる人々の精神
性や傾向にも注目している。とくに面白い本ではないが、『下流』を読んだ人が
「もう少し詳しく!」と思うなら読んでみればいい、という程度だろう。
夕飯は久々のすき焼き。
何だかやたらとコストがかかる休日だが、たまのゼイタクはしておかないと気
分が腐るからね。山形牛のロース(当然ながら1枚肉ではなく切り落とし)、ブ
ナピー(しめじとエノキを掛け合わせたキノコ)、下仁田ネギ(鍋ものにピッタ
リの甘いネギだがやや高価)、シイタケ、焼豆腐、モヤシ、白滝(これがないと
すき焼きとは言えぬ)。すこぶる旨い。
ビールは限定発売の「キリン復刻ラガー明治」。
もっとマズイかと思ったが普通ナリ。確かに現代のビールとしては物足りない
だろうが、もっと泥臭かったように想像する。「昔はこうじゃなかった」と言え
ればカッコイイが。
お酒のアテはナマコの酢の物。
かなり不気味な物体だが、寒い日の熱燗にはピタリとくる。子どもの頃は嫌いだったが。ただひたすらノン
ビリしただけの一日だった。
追記:エッセイ227「そろそろ2006年も終わり1」をアップしました。 |
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