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オヤわるホタルイカ編 4月2日
  7時半起床。
  TVで『ぴあのピア』が終わったら朝ドラが新番組になっている。ハイビジョ ンなので通常よりも早い時間に放映なのですね。朝の連ドラを観るかどうか決め るポイントは1つしかないですよね?

「ヒロインが可愛いかどうか?」

  お話は横浜でパティシエをやっていた若いムスメが、婚約者の実家である老舗 (しにせ=古くて伝統があること)旅館の女将になるというもの。
  似たような設定が最近もあったような。『こころ』だったかな。あのムスメに は少し萌えたな、じゃなくて、ワンパターンだよなあ、こういう展開。『純情き らり』がそうであったように、可愛いムスメがひと様の家に入っていて苦労する 話題。
  その度合いが極端に走ると『おしん』になってしまうが、現代であそこまでや ってしまうと非難ゴーゴーになるだろうね。ってか、『おしん』って知ってます か、平成生まれの皆様・・・。もっとも、僕も『おしん』をリアルタイムで観た 記憶はない。


  開店直後の整骨院へ。
  当然のように「今日はお休みですか?」と質問される。やだよなあ、こういう 展開。そのうち平日の午後に行くこともあるだろうし、しかも曜日が一定すると も思えない。「この人、何の職業なのかなあ」と不審に思われることだろう。

  今日から新しいターム。
  初日なのでスーツを着て、本八幡でランチ。初日は雑用などで早めに出勤した いからね。店は家庭料理を売り物にするらしき居酒屋「ゆか(仮名)」。かなり わかりにくい路地にあるので仮名にしてもしょうがないけど。ずいぶんと入りに くい店構えだったが、不況のためかランチ営業を始めたようだ。カウンター7〜 8人、小上がり8〜10人、店員のおばさん2人という規模。

  4種類のランチは全て750円。
  サバの味噌煮をたのむ。たしかに家庭料理をベースとするようで、メイン・大 根サラダ・ハスのキンピラ・菜の花の漬物・玉ねぎとエノキの味噌汁と、種類ま たは芸が細かい。ご飯と味噌汁はお代わり無料。味はきわめて普通。だいたい僕 が作る料理と同じ水準と言える。サーブが早いし(3分くらい)、値段を考えれ ばリーズナブルってところ。
  客はほとんどが中高年の夫人だったから、わりにいい店なのかもしれない(女 性客は一般に味にウルサイ)。メニューでわかるように、若い人が喜んで入るよ うな店ではない。

  高校生男子の講習期間に向いている昼食場所と言えば、パティオの6階『さく ら水産』だろう。
  500円玉1枚でたらふく食べられる。ウソだろと思うかもしれないけど、あれ は凄いです。僕も1回だけ試したことがある。興味のある人は「ここ」の過去日 記のレポートを見てください。いつか夜の居酒屋メニュー時間にも行ってみたい と思うくらい安いのです。


  Cクラス→Qクラス。
  一昨日までと違って長文の講座。どちらも丁寧に進めすぎて時間が押して(時 間がおす=時間が足りないさま)しまったのが反省点。なお、誤解がないように ここで書いておくと、復習では必要に応じてキッチリ辞書を引くこと。もし自習 室などではなく家で復習しているなら、紙の辞書を使うことをオススメしておく 。


  検見川浜校へ移動。
  ここで「京葉線の遅延のワケ」を書くはずだったが、休み時間にネタを入手。 某講師の先生による本日の某JR線の遅延理由である。彼はラッシュの終わった 時間に実車したという。遅延理由の車内放送。

>「電車が遅れまして申し訳ありません。車内で何人かご気分の悪いお客様が出 て・・・」

  この手の放送の「ご気分の悪い」お客様は、ふつうは酔客である。
  しかし、この放送は朝。つまり貧血などによる、本当にご気分の悪いお客様が 出たわけだ。ここで興味深いのは「何人かの」である。普通は単純に「ご気分の 悪い・・・」であろう。

  今日は新社会人の初出勤日。
  慣れないネクタイ、慣れない通勤電車でご気分の悪くなった人が頻発したので あろうというのが某講師の推測(ここにもテツが??)。これはおそらく正解だ ろう。ゆるゆるの大学生活を4年も送って、あの通勤電車がつらくない人はいる まい。
  通勤電車には不文律がある。混雑時にどういう姿勢を取るか。どの角度に自分 のからだをスベりこませるか。この流れならどのつり革につかまるか。少し空い ていればどのあたりに立つか。微妙で精密な comfort zone (快適な人間距離)。 ベテラン通勤者にとっては「新入りは迷惑」な存在。ま、新社会人の皆様はだん だんと学んでくださいね(^^)


  2年生の講座はこのタームも少人数。
  その分析と対策は後日に譲るとして、やはり難しいところがあった。以前の日 記(ヒマここ)にも書いた chronicle の訳語である。一応は辞書的に「年代記」 と言ってみた。少人数なので「何でもいいから質問あるかい?」と訊きながら授 業を進めている。すると、♂の生徒様から

>あの、年代記ってどういう意味スか?

という疑問が出た。やはりな(^_^.)
  具体的な自分史を彼に語ってもらう。その後で軽く説明。ただ単純に、和訳を 覚えるだけでは解決しないことがあるのだ。


  帰宅して夕食。
  おともの熱燗は青森県の『純米 じょっぱり』。非常に味の濃い、やや辛口。 アルコール度数が高いのかなと感じるけど、そうでもない。常温→ヌル燗のいつ ものコースをたどったが、これは冷して呑むほうが旨いのか。たまの変化球とし て楽しむにはいいだろう。このような異端児としての日本酒を、この国がいつま でも楽しめるといいのだが。

  メインはホタルイカ。
  まさに桜の咲くこの時期が旬。解凍では刺身もあるが、今日食べたのは普通の かま茹でのもの。富山湾で取れる珍しいイカなので、いかに冷凍技術の発達した 現代でも旨いものにめぐり合うのは難しい。
  ちなみに、「ここ」のホタルイカの塩辛は非常に旨いので機会があればお試し あれ。しかしそこのページの「ほたるいかブログ」というネーミングのセンス( またはナンセンス)は良いですよね。それにしてもオヤジくさい日記だなあ。

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