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3月23日 |
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寝坊して10時起床。
昨日は早起きしたからこれで引き分け。日記なのに昨日の話から入って申し訳
ないが少々。
電車に乗って某駅で降り、歩いてブック×フの某店に行く。
いやもちろん、他の用事があったついでです。いやもちろん、電車に乗りにい
ったついでではありません。記念PASMOとか買ってないってば(・_・;)
すごいですね、ブックオ×。
「新古書店」という一般名称があるそうだけど、確かに陳列されている本は新
しいものが多い。この場合の「新しい」とは汚れていないという意味もあるし、
出版されてから時間があまり経っていないという意味もある。書棚には重複する
本も多いけど、本の絶対量もなかなか多い。
このチェーン店に本を売った話は書いた(ヒマここ)。
汚れのない本でなければ買い取らないという話だったけど、違うんじゃないか
? というのは、105円の棚というのがあって、そこに並ぶ本(ほとんどが10年
くらい前の文庫)はけっこう汚れている。ふつうの古本屋にあるようなレベル。
本当にちゃんと買取査定やってんのかな〜。もう今さら検証できないけど。
店でも買取をしているらしく店内放送がある。
「×番のお客様・・・買取査定ができました」みたいな感じ。今まさに買い取
られた(かどうか確認できなかったが)本がバンバン本棚に並んでいく。本棚の
並べ方はかなりアバウトな感じ。平日の午前中だというのに客も多く、バリバリ
売れていく。薄利多売の現場、という躍動感すらある。買い物カゴが書店にある
というのも凄い。
品揃えで感心したのは新書。
いつも書いているように最近の新書はハズレも多く、「これ買ってモト取れる
かな?」という微妙なモノが多い。しかしここでは数ヶ月前に出版された新書が
それなりの数で並べられている。値段はキレイな本で半値前後くらいだろうか。
どういう基準で値段が決められているのかよくわからなかったが。6冊で1,500
円くらい買った。
朝食を済ませて講習の予習。
長文問題を予習するときは、生徒様の場合と違って、まず全体をざっと読んで
しまう。多少意味がわからなかったり、少々単語の意味が分からなかったり、構
造をきちんと取らなかったりもする。だいたい1ページで1〜2分くらい。要す
るに何の話題か、どういうところに設問があるのか、どこが授業のポイントにな
りそうなのか、どこを(自分が)ちゃんと調べないといけないのか見当をつけて
おく。
そのあとで1字1句を確認しながらちゃんと読む。読みながら問題を解く(こ
こは生徒様と同じ)。ときどき辞書も引く。下らないというか適当な和訳が浮か
ばない単語というのはどうしてもある。今日の場合だと、chronicle だ。
「あれ、クロニクルだよな? 『ねじまき鳥クロニクル』の。えー、クロニクル
だろって説明じゃ生徒様は意味わかんないよな。和訳を言わないと駄目か。んー
、物語つーか年表つーか、同じ存在が時間を超えていくさまっていうか、あーこ
れじゃあ生徒様はメモできないよ。やだなあ、辞書引きたくないなあ。だいたい
スペルが難しいんだよ。でもその、歴史軸のタテにあるアレだよな。対応する日
本語、あるのか?」
という感じ。
ごちゃごちゃ考えてないで辞書を引くとか和訳をカンニングするとかすれば早
いのだけど、どちらの動作も好きではないのだ。たぶん、自分の受験時代に
「 chronicle =年代記」というふうに単語帳的な暗記をしなかったのだろう。ここで読者様がこの記述にどういう感想を持つのかは、意図的にリードしない。受験生はちょっと考えてみてね。
午後遅くまでかけてテキストは100%終了。
残るのは100%のプリントになった。昨年分の原稿に朱入れをして、部分改訂
の下準備だけ済ませておく。テキストと筆記用具というアナログの世界からワー
プロとパソコンとプリンターというデジタルの世界へ移ることになる。というこ
とはデジタルの作業は「デジタル専門準備日」として後日にやればいいわけだ。
わりにこういうことをしつこく考えるのが好きだ。
授業前の昼食はラーメンと半チャーハン。
ラーメン屋みたいだが、ご飯が中途半端に余っていたため。チャーハンの具は
「レタスと似たようなもんだろ」とキャベツにする。そういえば、どこかでキャ
ベツダイエットという言葉を聞いたこともあるような。あるのかな。
始業21分前に校舎へ。
昨年度のQクラスの卒業生S君が合否報告に来てくれた。某国立C大学をセン
ターでコケて(ありがちだ)、某私立東京×科大学に合格。私立の第1志望とい
うことで良かった。しかし本人は何となく暗い。授業まで時間がないこともあっ
たにせよ、特別な話をすることもできなかった。
隣の席の数学BBQ講師Cに訊くと、彼もS君を教えていたという。
やはり「さっき僕のところにも来てくれたんですけど、なんか暗いんですよね
」ということ。なかなか難しい。
18歳ということを考えると、素直に喜べないという部分もあるのだろう。
もちろん合格したのは嬉しいのだけど、そして自分が習った予備校講師にお礼
と報告をしたいという気持ちもあるのだけど、喜びを表現する方法がよくわから
ない、とでもいう感じ。それはわからなくもない。大学に受かることで、1つの
目標にしていたものが見えなくなって困惑するという部分もあるのだろう。
S君本人がこのページを見ているかどうか知らないけど、ここで報告に来てく
れたことにお礼を言っておく。
早く次のステップが見つかるといいね。そして素直に無邪気に喜ぶスタイルが
身につけばいいね。よき未来が訪れることを祈念させてもらいます。
授業後は卒業生4人と呑みにいく。
全員大学2年生。本来は、卒業生と飲みに行くのは3年生以上に限定している。昔
はそうではなかった。しかし30歳を過ぎたあたりで信条を変えたのだ。理由はた
くさんある。書きにくいことをハッキリ書くことになるなあ。
1、嫌な思いをさせられて懲りた
2、話があわない
1は年齢とは直接関係ないような気もするけど、年配者と会うということがど
ういうことなのかわかっていない振る舞いを目の当たりにしてイヤになったのだ
。2は当然である。僕が50歳を超える人と飲みにいけば、同じように思われるだ
ろう。仕方がないことではあるけど。
キリがないというのものある。
自分から誘うことはないから、まあひどい話、ほとんどの卒業生とは、彼らが
3年生以上になれば連絡を取り合うこともなくなるのだ。それで普通だと思う。
だから先日のようにかなり昔の卒業生と会うのは珍しいことなのだ。はっ、恒例
の架空の生徒様が。
「先生、ヘンな正当化はやめてください。ちゃんと、大学1年生女子に囲まれて
ウハウハの日記があったじゃないですかっ!」
あのね、そういう大昔の日記をほじくるんじゃないの(-_-メ)
女子複数の場合は例外なのっ!
話を戻して、今日が例外になったのは女子4人だから・・・ではなく、そのう
ち1人が今春から留学するという事情による。
かなりしつこく誘われていたので(3年生になったら連れてってくださいよと
いう恐喝)、やむをえずということ。あ、男子2人と女子2人です。男子、いら
ないなあ(-_-)
本八幡駅前の「A太郎」は満席。
給料日直後の金曜日で、移動・転勤のシーズンということか。移動してKとい
う店へ。知らない店だし、学生連れにしては高そうだが女子がいるしなあ。
席に着くなり、♀2名は「すぐに帰ります」と言い出す。
おいお前、話が違うだろ(心中の独り言)。大学生♂と3人で呑んで何が嬉し
いか、いや嬉しくない。
「だってぇ、あたしたち物井(に住んでいる)だしぃ。終電もうヤバイしぃ」
今、まだ10時前なんですけど。
そもそも、なんだ物井って。銚子のあたりか? そこ、人間の住む場所なのか
?
♀2名去る。
ヤル気消滅。アンインストール、欠落、削除、除外。冗談はともかく、大学生
女子では夜10時から呑めないもんなあ(持ち帰りするならばい・・・おっと)。
物井というのは、佐倉か四街道か、まああの辺です。とてもいいところです。行
ったことないけど。
残った♂2人と軽く呑む。
留学の話や大学の成績の評定平均みたいな制度やドラクエの話などを聞く。全
てが知らない話で、自分の領域との接点を探すのが難しい。自分とちょっとだけ
離れている人との会話は楽しい。自分にないところを探し、知りたいと思い、ま
た同時に相手が知らない領域を紹介することができるからだ。でも今日はそうい
うわけにもいかない。それは♂2人も曖昧に感じていたことだろう。もちろんそ
れでいいのである。
しかし、♂2人と呑んで楽しいか?と思わなくもない。
あっ、また架空の生徒様が。
「え〜、っていうーかぁ、先生って要するに女子好き? やらし〜ぃ」
受験生は勉強に没頭してなさい(^^)/~~~
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