予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

ぐだぐだ日記 4月22日
  10時起床。
  軽い二日酔い。食後にワインを呑みながら本を読んでいて、あと1杯飲みたい なと思ったらワインが空になった。そこで「この時間(夜1時半過ぎ)から新し いボトルを抜くのもなんかね」とブランデーにうつってしまったのが敗因か。
  ボトルを抜くというのは、ボトルの栓を開けること。


  めずらしく朝風呂。
  簡単に二日酔いは治った。

  昨日の日記で書き忘れたこと。
  生徒様が用事でやってきた。そのついでの雑談で「私の姉を知っていますか? 」と質問された。訊けば7歳年上とか。ずいぶん昔だなあ。姓と名と高校名に特 徴のある生徒様だったが思いだせず。申し訳ない。あのころは生徒様の数が今よ りはるかに、すごく・・・これはまずいナ。

  生徒様の顔と名前が一致しないことが多い。
  市進は座席指定制度があるから一致させやすいこともあるし、僕はできるだけ 名前を覚えるように努力するタイプだ。でも名前を覚えられるかどうかは偶然の 一致に左右されることが多い。よく質問に来るなど、意思疎通がきちんとできて いる(ある意味でお気に入りというのかな?)生徒様の名前が思い出せないこと もあるし、その逆もある。
  そこには善意も悪意もない。もしできれば、僕に限らずではあるけれど、「名 前を覚えてもらったらラッキー」くらいに考えてもらいたい。そのくらいが普通 なのだ。まあ、7年前だとさすがに忘れるんじゃないかとも思う。

  思い出せないなというやり取りを聞いていた某講師にあとで言われた。
  「ああ、思い出した」と言えばいいじゃないかと。どうせ証明できないんだし 、と。でも僕はそういうタイプではない。ウソは人間関係の基礎的な潤滑油だと 知っているし、つまらないウソをつくことで意思疎通が計りやすくなると知って いるけれども。
  一晩かけて思い出そうとしたがダメだった。ほとんど寝てたからなあ・・・。


  昼前からぐだぐだと読書。
  『ツチケン・モモコラーゲン』さくらももこ・土屋賢二を読了。
  『ちびまる子ちゃん』で知られるマンガ家のさくらももこと、お笑いエッセイ で知られる(ヒマな人はここの感想文日記など)哲学教授の土屋賢二の対談集。 期待はずれ。

  恥ずかしながら『ちびまる子ちゃん』をマンガで読んだこともなければ、TV アニメで観たこともない。
  もちろん観たことがないと言っても、通りすがりでチラ見したことはあるから 固体識別はできる。たとえば、以下の4者のイラストが並んでいたとすれば。

1、『ドラえもん』のドラミちゃん
2、『ちびまる子ちゃん』のまる子
3、『サザエさん』のワカメちゃん
4、『ルパン三世』の峰不二子

  この選択肢で間違える人がいるのか、という話題はともかく感想文。
  僕がさくらももこのキャラ付けを知らないためなのか、彼女の発言が図々しく て少し不愉快な感じがした。土屋賢二のあとがきから。

>本書を読んだ人は、わたしよりずっと年下のさくらさんが、わたしにアドバイ スし、わたしを叱り、指導しているような印象をもつかもしれないが、これはわ たしの態度が謙虚なためである。
  対談を注意深く読めば、さくらさんの態度の底に尊敬の念があるのがわかって もらえるだろう。もしわかった人がいたら、どこに尊敬の念が見えたか、ぜひわ たしに教えてもらいたい。

  土屋賢二のことだから、ただの冗談だろうとは思う。
  でも実際に「さくらももこはなんでこんなにエバっているのだ?」という印象 を僕は持った。対談としての面白さに注目するというよりも、そういう不愉快な 印象で最後まで読んでしまったのが残念なところ。
  幸いなことに、さくらももこのエッセイを買ってある。それを読んで彼女の「 キャラ位置」を僕が把握すれば、もう少し面白く感じるのかもしれない。そうい う意味でさくらももこのファンがどう感じるのか知りたいような気もする。決し て悪い本ではないと思う。


  薄曇で強風。
  読書ばかりも何だかなとドライブに出る。さくらが散って2週間くらい、確実 に季節は初夏に向かっている。道路沿いのツツジが咲き出している。例年は連休のころに咲 くから、やはり今年は1週間くらい季節が前倒しになっている。パンジーとかチ ューリップとかも咲いている。春ですねえ。

  30分くらい走って新古書店もどきの店を発見。
  ゲームソフトやCDやマンガなど、中古品を扱う専門店みたいだ。古着なんて ものもある。そうかこういうところでクラシックのCDが安く買えるかもと探し てみるが、品揃え良からず。
  先日もブックオフで探した記憶がある。そのときもクラシックだけは数が少な かった。邦楽や洋楽などのCDはすごい量の在庫があるのに、どうしてだろう。 普通の、つまり新品を売る店でもそういう傾向はあるけれど、この手の中古品を 売る店はその差が激しくなる。邦楽CDを100とすればクラシックは3とか、そ んな感じ。そういうものなのかしら。

  また30分くらい走って家のそばまで戻ってくる。
  いい運動だよ。ちなみに僕が書く「ドライブ」というのは自転車なので、新し い読者様は誤解なきように。ふだんは使わないスーパーでタケノコ弁当398円を 買って帰る。なかなか旨い。あなどれず。


  もう4時過ぎ。
  メールの返事なぞごそごそ書き、次に何をやろうかなと思っていたが、長距離 ドライブで疲れたのか意欲なし。そこでまたソファにころがって本を読んでいた ら、当然のように睡魔が襲ってくる。起床してから7〜8時間後に1回眠くなる のが生体リズムだとよく言われる。今日の起床は・・・10時。今は5時過ぎ。7 時間ちょっと・・・ぐぅ。

  ハッと目覚めたら7時半。
  なんという壮大な昼寝なのだ。休日とは言え、ほとんど何もやってないじゃな いか。せめて取り返そうと手話の練習を15分。

  ついでに、手話ネタを久しぶりに少々。
  発言しているように口を動かすことを口話(こうわ)という。もともと、ろう あ者教育で手話は「ちょっとそれはね・・・」と敬遠されていたそうで、口話教 育、つまり一般的な言葉でいうと読唇で「会話」をしていたそうだ。しかし「こ れからは手話もいいじゃないか」となって(理由は不明)、手話を補うために口 話も同時に使われているそうだ。

  たしか前回(ヒマここ)は自己紹介のヤリ方だった。
  「信じる」と「原っぱ」という動作を重ねながら「のぶはら」と口話を添える と「信原」という苗字を認識してもらえるとのこと。では名前、つまり「健志」 はどうするのか? これは後日に。
(注:この手話の話題は今の僕が習ったことを書いているだけなので、実情と異 なるところなどもあると思います。実際のろうあ者の方はもちろん、手話を使え る健常者の方も「なんかちょっと違うんだけどな〜」と思われる箇所があると思 いますが、勉強中ということで温かい目で見てやってくださいまし<(_ _)>)


  風呂に入り、夕食。
  おとものヌル燗は広島県の『福美人 純米』。苦さや甘さや辛さなど、全方向 に広がる味とでも言うのか、なかなか旨い。なるほど確かに福をもたらす美人と いう雰囲気はある。八方美人という言葉もあるので全面的にホメているわけでは ないけれど。あまり有意義とはいえない日曜日だった。

diary 日記  
これまでの日記はコチラ