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タンバリン男 |
6月1日 |
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9時前起床。
パラパラと雨。日付が変わるころに寝たわりには、途中で1時間半ほど眠れな
くなった。まあ7時間くらいは寝たからいいか。
月替わりなのでやることがイロイロ。
サンセベリアという植物に水をやるのは1ヶ月に1回。忘れてしまうので毎月
1日にやるようにして4年くらい。2ヶ月前に株分けをやった(ヒマここ)。大
きな鉢と小さな鉢に分けたところ、前者はスクスク成長している。しかし後者は
いまひとつ。死んではいないと思うのだが本人に質問するわけにもいかない。祈
るしかない。
サイトの作業。
偶数月はプロフィールの更新もある。履歴書と同様にプロフィールは少しずつ
変わっていく部分もある。そこまでキッチリと反映させる必要もないし、だいた
いは変わらないのだが、これはA型のなせる業。サイトは常連のお客様ばかりで
はないから、常に玄関を掃除しておくようなもの。
家計簿つけ。
かなり節約しているつもりが、なかなか結果に反映されない。何もかもを含め
て月に30万弱の支出。その4割以上を占める家賃を払うのが今月で終わるから、
来月からは今までと違った支出の姿になるはず。棲み家が変わると電気代や水道
代も変わるし、ふだん利用する店も変わるからね。いろいろなモノゴトが転居で
変わっていくのだろうし、僕自身も変えていこうとしているんだろう。嫁もつい
てくればいいのだがな。
のんびりと読書。
『ぐれる!』中島義道を読了。
>ほんとうのことを言ってしまうと、世間から抹殺されるので、抹殺されないよ
うに、しかも自分に誠実であることを貫いて、少しは傷ついてもかまわないが、
足腰立たなくなるほど傷つくのは厭だから、そういう場合はうまく逃げて・・・
ぐれながら綿密に計算して、安全なところでは徹底的にぐれて、危険なところで
はぐれるのも小出しにして、ぐれるということです。
及び腰でありながらも、「どうせ死んでしまう(=世間から抹殺される)」こ
とを前提に、ぐれることを薦めるというヘンな本。著者からしてやむを得ないの
だが、それでも良書だ。
ぐれることの定義、ぐれる理由、様々なぐれ方を提唱している。
若者を見れば「ぐれろ」、女を見れば「ぐれろ」、老人もさっさと「ぐれろ」
と、無茶苦茶な論調がここちよい。一貫した論旨を持ちながら、それを裏づけす
る諦観にも似た指摘もここちよい。たとえば、中年になって「温かい家庭」を持
つのが人生の課題だと考える人たちを批判して。
>「温かい家庭こそ心の拠りどころ!」と年がら年中絶叫ばかりしている善良な
市民を蹴っ飛ばしましょう。にこにこ顔で「家族っていいね、やっぱり家族だね
」という奴らを平手打ちしましょう。彼らは傲慢で鈍感だからです。現代日本で
「東大出こそ心の拠りどころ」とか「やっぱり五体満足のほうがいいね」と言っ
てはいけないことを知りながら、ぬけぬけと自分たちはそう語るから。
善良なる市民にとって「かなり痛い」ところをズバリ指摘しているから、不愉
快に思う人は多いだろう。そういう人はぐれることができないだろうし、またそ
の必要もない。
翻れば、「そうだよな」と思った人にはぐれる資格がある。僕もがんばってぐ
れたいと思います。世の中の人全員がぐれたら困るけどね。
早い午後は手話教室へ。
なかなか面白くなってきた。単語と動作が1対1対応をする日本語対応手話で
はなく、表現の幅が広い(どうにでも表現できる)日本手話の勉強に入ってきた
からだ。単語ではなく文章のかたちになってきたのでなおさら面白い。こういう
会話。
「明後日の日曜日は、テレビを買いに行きたいわ。大きくて薄型のがいいわ」
「日曜日? 釣りの約束があって・・・」
ついでに、久しぶりに手話の話の続き(前回はヒマここ)。
では自己紹介における名前、「健志」はどうするのか?
これは「指文字」を使って「たけし」と表現する。指文字とは文字通りに平仮
名と1対1対応する表現。たとえば、右利きの人が「握りこぶしを作って親指を
だけ左側に出す」と「あ」という指文字になる。さすがに「ゐ」とか「ゑ」はな
いようだが(あったりして)、ちゃんと五十音全てが用意されている。「ぱ」な
どの半濁音、「げ」などの濁音のたぐいも用意されている。
ただし、普通の表現はもちろんのこと、県名などの有名な固有名詞には対応す
る手話言語がある(千葉県は両手で「千」の文字を作る)ので、人名のような「
どうしようもないもの」に対して使うものらしい。
プールは900メートルで校舎へ。
今週の授業はハードに。助動詞→仮定法と「やや軽い」項目に入っていくこと
もあり、スピードを上げ、入試までの実力距離を実感していただくのが今週から
3週間の目標になっている。
ところで、今週は「質問してください」アンケート週間。
こうやって書いてもらうと、やはり生徒様にはそれなりの悩みや疑問があるら
しい。
Q:単語と熟語をやっていて、単語はやった部分は意味をかくして書き、わから
ない部分は1つにつき3回づつ書くようにしているのですが、何回(少なくとも
5回以上)やっていても覚えられない単語が出てくるのですが、他に効率のよい
覚え方はありますか? もしなければさらにやります。
A:日本語を書いているんですか? 日本人ですよね? 日本人だけど母語はス
ワヒリ語とか? 日本語は書かないと覚えられないんですか? 漢字を覚えてい
るとか? かんじを覚えるのはとてもむずかしいカンジ?
冗談はこの辺にして簡単にまとめよう。
・書いて覚えるのは中学生くらいで卒業する(書けなければいけない単語の数は
圧倒的に少ない)
・書くよりも言う・発音するほうが速い(1回書く時間で3回以上は発音できる
)
・数回繰り返して覚えられないならいったんパスして次のページに進む(時間効
率を考える!)
・その他のコツは「ここ」を参照(別ウインドウが開きます)
もう少し一般の読者にウケルのはないかな?
Q:授業中に時折でてくる「信原劇場」は自作なのでしょうか? 面白いので「
信原劇場」を続けてください。
A:何ですかそれは? 劇場? 僕の顔そのものがアートに感じられるとか?
自作? 誰かに作ってもらう講師がいるんですか? 面白い? アナタ、少し変
わっていませんか? 友だちを減らさないように気をつけてくださいね。
冗談はたいがいにして帰宅。
しのぎ飯。副菜の1つはエリンギ焼き。エリンギを塩・コショウ・オリーブオ
イルで炒め、チーズをのせてレンジであたためる。なかなかイタリア〜ンで美味
しい。ちなみに、今日の授業で演じたのは以下の通り。
「総武線、タンバリン男あらわる(実話)」
追記:「自己紹介」を定期更新しました。
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