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賢くなる手管(てくだ) 8月4日


  5時起床。
  強風続く。台風が日本海側を通過しているためらしく、南風。関東圏では特に 影響がなかったようだけど、西日本はけっこうな被害だったらしい。お見舞い申し上げる。また今回も 屋根に登っていた人が怪我をしたという報道があった。日本人はきっと賢くなっ ている。由来は古い過去日記(ヒマここ)。

  朝風呂を済ませ、軽い朝食。
  スイカとヨーグルトとヤクルト。スイカはもちろんカットで買う。なかなか美 味しい。スイカと言えば当たり外れの多い果物という印象があったが、最近は、 特に今世紀になってからは、そういう印象が消えた。スカスカのスイカに当たっ たらラッキーなくらい。たぶん相当の品種改良などがあったのだろう。農家の苦 労がしのばれる。日本人はきっと賢くなっている。


  最近は家の話を書いていなかったな。

  キッチンにディスポーザーがある。
  入試だと dispose of (〜を処分・処理する)がわりによく出題されて、名詞形 の disposal をちょっと上のレベルでは押さえておきたいディスポーザーである。 生ゴミを粉砕して下水に流してしまうというシステムのこと。最近の新築マンシ ョンでは装備されているところが多くなった。

  これが実に便利。
  料理をしない人には全く関係ないが、台所仕事の重要なタスクと言えば生ゴミ 処理。もちろんヨーグルトのカップのようなものは流せないが、キュウリの先っ ぽだの青ネギの先っぽだの魚の骨など、なんでもかんでも流すことができる。台 所の三角コーナー(生ゴミを一時的に入れるもの)が不要になり、生ゴミ専用の ゴミ箱も不要になるというスグレモノ。これはもし可能なら装備されている物件 を中心に検討するべきだろう。家事の負担が大きく減ることは請け合いだ。

  さて、このディスポーザーが苦手としているものは次のうちどれだろうか。
  結果的に流すことは可能だが、ちょっと面倒だな、と感じられるもの。

1、鶏の手羽先の骨
2、トウモロコシのヒゲ
3、スイカの皮
4、桃の種(及びその周辺の果肉)

  正解は明日の日記で。さて、受験生は今の話のどこに教訓を見つけただろう?
  今日の午前中のCクラス受講生はわかったはず。


  朝食はマック。
  本八幡店は改装工事をしていたが、どこが変わったのだろう。朝マックの1つ が410円に値上がりしていた。387円だった記憶があるんだけど。

  喫煙席におじさんが2人。
  将棋をしている。なんだなんだ。マグネット式のオモチャである。なんだなん だなんだ。そういえば今日は土曜日か。将棋道場が開店するのを待ちきれなかっ たのかも。それにしたって、朝の8時だぞ。投了の瞬間も曖昧な感じで、さっさ と次の対局にとりかかる。色々な事情があるだろう。わけがわからぬ。


  Cクラス。
  ちょっと集中力と出席率は持ち直したのかなというところ。どうしても集中し ていただけない生徒様が1人いて気になるが、何とか無視できた。当日演習問題 へ突入。某成×大。総理の出身ではないほう。成徳ではない。

The street are wet; it (        ) while I was asleep.
(通りが濡れている。きっとねている間に雨が降ったのだろう)
1、might rain
2、must have rained

  解答をのぞいて回る。
  ああこの生徒様は考えてないな、ただノートを取っているだけだな、という人 たちは実に高い確率で1を選ぶ。助動詞+ have p.p. を扱ったのは昨日の授業だ。 ただ単に「 must have p.p. =〜だったに違いない」とだけ覚えて終わりにしたの だろう。

  黒板は穴埋め式だ。
  説明をしながら考えさせつつ穴を埋めていく。このとき、和訳以外の穴埋め部 分を作業的にやっていると、この問題の正解が選べない。そして、こうやって失 敗させても、「考えなければならない」ことをわかってもらえないことが多い。

  もう1つの問題点。
  might を、助動詞 may の意味上の過去形だとカンチガイしていること。つまり「 かもしれなかった」と誤解している点だ。これは意図的に昨日の授業で扱わなか った。1学期の「助動詞」の回のCクラスではわざわざ板書をしたからだ。過去 の授業を自分の知識にする訓練を意識させたわけだ。

  2つの狙いがあったわけだ。
  結果的に1を選んだ生徒様は3割くらい。その半分は might の話それ自体が初耳 だったのかもしれないから、これはまあまあだろう。そして問題は、これでも集 中してくれない生徒様は集中してくれないのだ。こういうのを、つける薬がない というのではないか・・・やめとこ。ところで、この話は先日の日記(受験生の みヒマここ)とうまくつながっているわけですね。予定されていたに違いない


  PE1クラス。
  ちょっと出席率ダウン。今夜は市川市の花火大会だからですかね。ははは。授 業は4時20分までね。ははははは。集中力もちょっとダウンというところ。さす がにこの暑さ続きでバテているのだろう。許容範囲かな。こっちもちょっとバテ てきて、舌の回りがイマイチだったのは反省点。イマイチって死語かしら。

  今日の授業では予習をしていない生徒様も目に付いたが無視。
  この授業はテキストの量が多いので演習は導入できない。「痛い目にあわせる 」こともできないわけだ。したがって処置なし。一方で、かなりキッチリと予習 をやっている生徒様が多く目に付いた。どのタイミングでそういうことを見てい るか、生徒様はわかるかな?

  正解率までは見れず。
  それ自体は何も問題にしていない。各自の問題点を各自が見つけるのが受験生 の仕事なので。予習と授業を比較し続ければ自然にわかるだろう。全体的にはい い雰囲気で流れている。


  サクサク帰宅。
  いやはや本当に暑い。温度もさることながら、南風のせいで湿度が高いのが堪 える。休み時間にはできるだけたくさん水分を取るように気をつけていた。知ら ないうちにかいている汗が恐ろしい。小まめに飲むことがコツなので生徒様も気 をつけるように。

  実に腰痛がきつい。
  スケジュール上、整骨院に行けないのも厳しいところ。何とかあと2日間ゴマ カシきれればいいけれど。授業に支障が出てくるレベル3に突入したかも。231教 室の低い黒板が拍車をかけるんだよなあ。体をタテに伸ばせる環境がもっとも腰 に良いのだ。黒板が低いとその逆になるわけね。


  風呂にちょっと入ってから(入る前に水分補給。重要)夕食。
  昨日の刺身の残りと、アジの開き。アジの開きは少しでも高いものを買うとい い。熱海や房総の地場モノがベスト。皮のある面から焼く。小骨も皮も全部食べ る。大根オロシがあればけっこう食べられるもの。9月の休みは久しぶりに房総 に行こうかな。

  枝豆もたくましい季節になった。
  この時期は実が大きくなるので、茹で時間は熱湯からで5分。非常に栄養価が 高いので、夏バテ防止になる。余ったら翌日の朝食に回すといい。単純に剥いた 実をご飯にのっけて、しょう油をさらっとかけて(あればショウガの絞り汁も良 い)食べるのも美味しい。冷たいご飯でもいける。豆から取る栄養は人を健康に する。ただし通風予備軍の高校生には枝豆は厳禁。いないか(^^ゞ


  いつも体調のことを考えている。
  それだけ体が弱いからだ。弱さをうまく回避することを知っているのが強みだ 。弱さはもちろん弱点だが、乗り越えたり妥協策を見つけたりすることはきっと 可能だ。程度の差こそあれ。人はきっと賢くなれる。今日も掛詞が満載だった。

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