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ねじは右回りでしたか |
9月5日 |
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7時半起床、曇りときどき大雨。
台風が真面目にこっち(千葉です)のほうに来るつもりらしく、南風が強い。
したがって湿度が高い。部屋の中で85%。朝からエアコンを使う。
8時半からヒミツの花園。
空を見ていると「曇っているな」と思った直後に大雨が降って、「すごいな」
と思った直後に晴れ間が見える。そんなくりかえし。
よく、日本語には雨に関する表現が多いという。
小雨、大雨、梅雨、通り雨、にわか雨、小ぬか雨、驟雨、霧雨、豪雨、五月雨
、篠突く雨、春雨、天気雨、氷雨、長雨、あたりか。もっとあるだろう(下らな
い冗談が混ざっているけど気がつかないかも)。ところが、強い雨をあらわすゴ
イがけっこう少ない。「スコールのような」という表現があるけれど、あれは英
語の squall だから日本語じゃない。どうしてなんでしょう?
今日の雨は一時的に強く降るから、豪雨よりも驟雨(しゅうう)が一番近いの
かも。
9時半から予習。
とりあえず2年生分をのぞいて1週間分が終わった。秋はプリントも少ないの
でラクかも。今の時点では、2学期もLクラスのテキストの進め方が難しそう、
という印象。この話題はまた今度。
雨が中断した瞬間をついてプールへ。
まだクロールだけなので面白くない。腰痛保護で平泳ぎを禁止されているため
。今日は午前中ですでに2回もシャワーを浴びたことになる。とても清潔だ。若
い頃は女子に
「たけしくんのフケツ!」
とよくののしられたものだけど、年を取って清潔になった(ホントか)。あれは
意味が違うのかな。ではあれは、どうして「フケツ」なんだろう。まさか、自分
が清潔だと思っていたとか?
昼食は寿司屋です。
昨日も食べたような気がするな。雰囲気としては寿司割烹って言うのでしょう
が、アッチ系です。まあ「割烹」なんて入ったことがないので知りませんが。こ
ういうのを耳年増と言います。言うまでもなくランチの値段を確認してから入り
ました。今日も貧乏な俺。
マツ・タケ・ウメとあります。
上から1,500円・1,000円・800円です。けっこう安いね。日本人ですからタケ
1,000円に決定。ぱくぱく。美味しいですね、やっぱ。コーフンして食べたからよ
く覚えていないけど、寿司8カンと海苔巻き6コで、わかめうどんつき。ネタも
そこそこ良かったし、お値打ち価格でしょう。昨日の買い食い寿司は500円だった
しなあ。
敢えて難癖をつければ、海苔巻きが完成品になっていたとこかな。
これはランチだからしょうがないでしょう。海苔巻きは作るのに時間がかかる
からね。店も落ち着いた雰囲気で良かったし、またお金があるときに来ましょう
。しかし、食い物の話が多い日記だな。今度から「よびわる」ではなくて
「たけしくん、今日は何を食べたか」
にタイトルを変更しようかな。おかげさまで最近はアクセス数も増えて、この1
週間は1日平均996ページビューということです。ありがとうございます。ここで
恒例の読者減らしキャンペーン的猛毒の一言。
みなさん、他に読むページはないんですか?
帰宅して本を読んでいたら落ちた。
1時間半くらい寝てたかなあ。今日は9時間も寝たのに、どうしてこうなんで
しょうか。もうそろそろ「夏の疲れが」なんていう言い訳が利かない季節になっ
てるんだけどね。ピアノソナタなどかけて読書を続けます。曲は珍しくショパン
です。
『よくわからないねじ』宮沢章夫を読了。
劇作家の著者によるシュールなお笑いエッセイ。この著者の面白さを説明する
のは非常に難しい、と以前の日記に書いた(ヒマここ)。
小谷野敦が適切な解説を書いている。
宮沢のエッセイを面白いと感じた男が、恋人の女にその本を貸す。しかし女は
「面白いけれど、この著者はちょっとヘン」と言いながら本を返す。そこで、
>男は懸命に、宮沢のエッセイがおもしろいゆえんを説明しようとするかもしれ
ない。しかしその説得はかえって女に「もしかして、この人も変なのでは」と思
わせ、遂に二人は別離を迎えるかもしれない。そういうあやうさを、宮沢のエッ
セイは秘めているのだ。
この手の面白さを人にわかってもらうのは難しい。
「ひょっとして、自分はヘンな人なのでは?」と考えている人は立ち読みなぞ
どうぞ。
遅い午後は予習に戻ります。
今週分は2年生もプリントも含めて終了。短いスパンの準備ができるのが最低
段階です。最悪、今すぐにでも教壇に立てるということです。これから中期的(
1ヶ月くらい)・長期的(3ヶ月以上)の準備を進めることになります。もっと
長い目で見れば、まあそれは今年の生徒様とは無関係になるにせよ、2年越し・
3年越しといった種類の予習もあります。だから予習には「一応の終わり」しか
ないわけですね。
ずいぶんと予習(または準備)をするんだなあと思う読者様もけっこういるよ
うです。
でも実際には、「午後は予習」と書いても途中で何やかやをやっているから、
純粋な時間はそれほどでもないです。ゴミをまとめたり、CDを選んだり、本を
読んだり、妄想にふけったり、時計のネジをまいたりしていますから。いろいろ
なことを同時進行でやっていかないと落ち着かないという性格なのです。読書1
つとっても、7冊くらい平行して読んでいますからねってのはいつも書いてます
ね。無意味に丁寧語なワタシです。
夕飯前に読者様からのメールに返信。2通。
ときどき貯めてしまうことがあるけれど、常に僕からのメールで一連のやり取
りが終わるように注意している(例外はあるけど事情により省略)。前にも書いたように、初メールのときはできれば24時間以内、それ以外は原則として2週間以内にレスしている(質問等は除く)。一般に、読者様の年齢が高いほど返信までの時間は長くしている。それだけ内容が濃いからね。
というわけで、「メールしたのに返事がないぞ!」という読者様は催促してく
ださいまし。単に忘れていることもよくあるので(^^ゞ
夕飯。
内臓と頭だけ落としてあるサンマを買ってきて刺身にするが、切り分けがうまくできず。いつもは3枚下ろしにしてもらっている。中骨から身を切り離すのが非常に難しい。魚のさばきは包丁の良し悪しと、何よりも慣れることが重要だと言われている。しかし味は良くなってきた。やはり三陸産が中心になってくる今月一杯がサンマ刺には良い。
細かい惣菜の筆頭は、長ネギとシメジのぬた。
いずれもさっと茹でるのがポイント。シメジはやや日持ちが悪いところが主婦の敵で、長ネギはその逆。この料理で家庭料理的に大切なところは酢味噌をあらかじめ用意しておくこと。酢味噌と小鉢さえあればサッと茹でるだけなので「もう一品」を満たすことができる。
日本酒は三重県の『黒松翁 特別純米』。
辛口を売りにしている酒のようで、実に辛い。日本酒度+8(+3くらいでやや辛口とされる)は味わいという意味では上限くらいかも。熱燗にしてみれば辛さがきわだって、もう少し美味しくなるかも。常温では辛さに鼻がつく、くらいかな。
明日の木曜日から市進は開幕。
僕は木曜定休なのでもう1日だけお休みが続く。折りしも台風は明日の夕方に関東に近づき、上陸も見込まれている。台風の上陸予想が東海から関東になっている場合、関東の被害が大きくなるのが通例。台風の東方からの南風が強くなり、大雨になりやすいからだ。くれぐれも屋根に登らないように注意されたい(しつこいがヒマここエッセイ)。
ところで、この日記のネジは見つかりましたか?
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