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人生台無し |
1月26日 |
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9時起床。
夢は忘れてしまった。急ぎ朝風呂、急ぎ朝食。来年度に向けた準備をちょこち
ょこ。今日は昼過ぎから授業なのでペースが作りにくい。
昨日の書き忘れ。
講習の依頼書と一緒に、体験授業の依頼書も同封されていた。これまた2年ぶ
りじゃないでしょうか。ちょっとですけどね。折角なので日付だけ紹介。とりあ
えずは、
2月17日
です。高校の後輩に即座にメールして、
「なんかちょうカッコイイ先生らしいよ。でも、ハゲっていう説もあり」
とお伝え下さい。ハゲって言うなぁぁぁぁ!
しかし、今はさすがに忙しくて、そんなことしているヒマもないですよね。
場合によっては、「1日の息抜きはよびわるだけ」なんていう生徒様もいるか
も。はい。違う息抜きを探すことをオススメします。いないと思いますが。
急いで昨晩読み終えた本の感想文を書く。
以下の通り。
『ばいにんぶるーす』阿佐田哲也を読了。
長篇ギャンブル小説。
この再刊シリーズについてはヒマ「ここ」。おもしろい。
「ばいにん」とはバクチを商売にする人のこと。
一般には「バイニン」と表記されることが多い。いけないクスリを売る人も「
売人」なのかもしれないが、著者が著者なので。この小説で描かれるのは、著者
には珍しくバクチ打ちではない。ノミ屋に代表されるバクチ関連業者である。
ノミ屋というと競馬や競輪を予想するわけだが、なにぶんこの著者の小説だか
ら、そんな普通のものだけ扱わない。
ポーカーやゴルフならまだ理解できないでもないが、人の生死にまで金をかけ
させ、その上前(うわまえ)を取る始末。他人を生かさずコロさず、凌いでいく
汚くもカッコイイ男たちを描いている。なお、バクチ業界の「コロす」というの
は実際に殺害することではなく、
バクチで人生を台無しにさせる
こと。
このあたり、こんな短い記述で説明できるわけもない。
だから、このあたりのアウトローの世界にズブズブに嵌りたいという奇特な方
は読んでみてください。ちなみに、著者の小説に僕がもっともハマったのは中学
生のころ。そりゃあこういう人格になるわけで(@_@;)
なんだか忙しいのう。
英作文の採点と夕飯の仕込みを軽く済ませてから、さくさく出勤。明日は4コ
マで面倒(革靴はムレます)なので、昨日と今日の授業衣装はスーツ。Lクラス
は少人数。こんなもんでしょう。最下位レベルに最後まで生徒様が殺到しても困
るし。
今日もセンターに関してアンケート。
リスニングの機械を持って帰ることができるのはいいけど、その後の使い道が
ないじゃん、値下げしてくれ。さもなくばリサイクルしろ、なんていうエコロ
ジーな意見も。
リスニングの導入で受験料(試験料?)が2,000円上がったんだっけ。
たしかに、あれを50万個も使い捨てにするのだから、環境コストは非常に高い
と思われる。ある1日の、ある30分の使用で寿命、だもんね。その犠牲を払って
でもリスニングを導入したかった、というのが「国策」なんでしょうか。
それくらい英語教育が重要だ、ということです。
僕の意見じゃなくて、国の志向という意味です。個人的には、大学に進学した
日本人の2割くらいしか英語をその後の人生で必要としないと思いますが、安い
ハンバーグ屋さん的な意見でありましょう。英語も、いっそのこと選択科目にし
てくれると、僕もいろいろとやりやすいんだけど、無理だろな。それにしたって
、この生徒様の指摘のように、
環境負荷も少しは考えて作れよ
とも思いますね。まあ実はよく考えられた機械なのかも。
アンケートに協力してくれた皆さん、どうもありがとう。
第3問の文字が小さいよとか、マンガの選択肢は長すぎるから正解が1に決ま
ってるじゃんとか(どうかと思うが、笑えた)、おもしろいご意見もたくさんあ
りました。来年以降の指導に利用させてもらいます。何より大切ナマの声、かな
り字足らず。授業は順調。
帰宅して夕食を作りながらニュースを見る。
杉並区の中学校に塾講師が入り込んで授業を始めた、というもの。以前の日記
(ヒマここ)でも取り上げた藤原和博さんが校長先生をしている学校。これは当
然のように
「公教育とは何か?」
という議論になるのだろう。そんなことはどうでもいい。メディアが一所懸命に
議論すればいい。
面白かったのは、生徒と塾講師が一緒に昼食を取るシーンだ。
生徒が「授業が面白かった」というと、
講師が敬語で
返事をしている。「そうですか、良かったです」だったかな。もちろんTVカメ
ラが入っていることを意識してだとは思う(営業ですわなw)。でもねえ、30歳
手前の「先生」が中学生に敬語なんか使う意味ありますかね。
子どもが相手なんだから、普通の口調で問題はないと思うがいかがか。
お金を貰っているから生徒様はカスタマー、これは道理である。もはや世間は
そういう流れだ。しかしね、公教育だって国民がお金を払っているんだよね。だ
ったら、学校教員も生徒様に敬語を使い申し上げるべきなんですかね。
べきだ、と言われればそれまで。
僕だったら、教える人は教える人らしく、限度こそあれ尊大であってほしいと
願うな。僕が習っている手話講師のT先生は、生徒を生徒らしく扱う。こっちも
生徒らしくふるまう。だって、
お抱えの召使から何かを学ぶなんて、普通は無理でしょう?
お客様扱いするのは、ココロの下のほうで小馬鹿にしていることなのでは。まあ
あれは教育ではないからいいのかな・・・。
夕飯は鶏ツミレ鍋。
モモ肉のいい所を買ったら旨かった。100グラムで140円くらいだった。夕飯に
200グラムも肉食べていいのか俺。
短い日記になった。
最後に小話。同様の『おー、ブレネリ』ってありますね。
♪おおブレネリ、あなたのおうちはどこ〜?
私のおうちは、スイスなのよ〜
答がアバウトすぎると思いませんか。
スイスのどこだよ。やはり他の息抜きを探したほうがいいと思いませんか。あ
あ。明日は朝から4コマ。
追記:センター試験(英語:筆記)速報をアップ中。 |
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