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確率は少しでも高いほうに |
3月19日 |
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大きく寝坊で10時過ぎ起床。
・アナゴのコース料理を注文したら、全てが出てくる前に閉店になってしまった
・何かの犯罪をおかした人(または犬)を養育する16年間の記録
という2つの夢をみた。後者の「16年間」というのは夢上映ロングラン記録かも
しれない。怪奇小説にできるぐらい長くてブキミな内容だったが、もちろん詳細
は忘れた。たぶん実際には10秒くらいでみているはずだけど。
朝食をすませて急いでプールへ。
午前中の時間と朝の果物は金(きん)、とはよく言ったものだと思う。この年
齢で8時間以上も眠る必要があるのだろうか。もうお昼です。
久しぶりにクロールの話題を(前回はヒマここ)。
2週間に1回書くと宣言し
た記憶があるものの、技術向上停滞のせいですでに1ヶ月の間隔が開いてしまっ
た。少年老い易く学なりがたし、光陰矢のごとし、失せものと若嫁は出がたく、
気がつけば27歳の早春。嗚呼。なんて無駄話を書いてないで・・・サバよんでる
し・・・。
問題の1つは
足のキック力が弱すぎる
ことであった。
ビート板を抱えてバタ足のみで前進を試みるが、進まないのだ。い
や、進むの
だけど、キック力のせいなのか蹴り方の問題なのか、異様にスピードが遅い
のだ
。以下の数値換算がどれだけ読者様に伝わるか不明なのだが、
25メートル=3分
くらいかな。いや、2分半くらいか。あまりにも遅くて他の人に迷惑がかかるか
ら、バタ足による25メートル完泳は成功していないため推定値。
ちなみに普通にクロールで泳ぐと、僕でも25メートルは35秒を切る
くらい。
25メートル=3分になってくると、進んでいるのか遊んでいるのか
溺れている
のか人をおちょくっているのか、周りの人にはわからない(本人は必死)
。元教
え子様♀にアドバイスを仰ぐと、以下の通り。
1、足を水上に出す。
2、蹴り幅を狭く、細かく。
3、腰を落とさない。
4、蹴る足の形に注意。
この中にさらに詳しく「足と足の間隔は親指と親指がこすれるくら
い」などの
注釈が入るが、省略。
言われたことを意識しているつもりなのだがスピードは全く上がら
ず、上記の
ごとく周りに迷惑になるばかりで(初心者コースですらジャマなほど遅い)、最
近は練習していない。とりあえず腕の回し方などの上半身の技術を上げて、上半
身に使っている集中力を、
下半身に持っていくだけの余裕
を生み出そうとしているところ。ある分野で余裕ができれば、その力を
他の分野
に回せるというのは、他のことにも応用できる考え方かも。しかしつらいよね。
帰宅してつまらない昼食はつまらない寿司弁当。
時間が惜しくて吟味するヒマがなかったのだよ、ボブ。続いて春期講習の授業
準備をスタート。8講座で32コマになります。今年も再放送(同じ授業を異なる
クラスで担当すること)はゼロで、32コマぶん丸々準備です。効率悪いけど、特
に春はしょうがないでしょうか。
今日は将棋の棋王戦第4局。
5番勝負は羽生2冠が2勝でリーチ。将棋のタイトル戦は、ふつう地方の旅館
やホテルで行われるものだけど、今日は東京の将棋会館。新聞社などのスポンサ
ーがつかなかった、ということでしょう。情けないよなあ。
将棋というのは、特に何かを生産するわけでもない。
文化というか芸術の1つってことですね。だから、誰かがスポンサーになって
お金を出してあげることで成立する。たとえば、有名な名人戦は朝日新聞と毎日
新聞が対局料や賞金といった
諸費用を出してあげること
で行われるものなのです。今日の棋王戦のように、将棋連盟のある将棋会館で開
催されるということは、旅費だのホテル代だのを用意してくれる企業がなかった
、ということなのでしょう。
授業準備をしながらネット観戦。
各4時間持ちで終わるのは夕方7時ごろでしょうか。もちろん僕は仕事なので
最後まで観戦できません。準備ばかりでは疲れるので、家事とか読書とかも平行
しつつ。
『少ないモノでゆたかに暮らす』大原照子を読了。
家庭料理研究家の著者によるシンプルライフのすすめ。
類書は数多くあるなかで、極めて平凡。今の決まり文句は「・・・なかで秀逸
」となるのが普通なんだけど、あえて変化球。
この手のシンプルライフ本というのは定期的に読んでいる。
多少の優劣はあって、でもどれが特別に良い本でということもなくて、1冊読
めばその中に数箇所のヒントが落ちているかも、というくらいの意気込みで読ん
でいる。マンションを買ったことを契機にして、もっと少ないモノで生活したい
な、できるはずだな、という見込みという名前の希望(という名前の満たされな
い願望または夢)がある。
この種の本の著者というのは、誰もかれもイギリスに留学だか滞在だかしてい
ますね。
イギリスでは質素な暮らしでも心は豊かに、みたいな話ばっかり。著者のほと
んどは女性で、生活に汲々としないだけの財産があって(だいたいが基本的に金
持ちなんだ)、それでも敢えてシンプルライフを目指す、という見事なワンパタ
ーン。もっと生活って、汚くて泥臭くて醜くて貧しいものなんじゃないか、
それが現実的なシンプルになれないライフ
なんじゃないか、と皆が思っているから類書がたくさん出るのでしょう。特にオ
ススメする本でも、やめとけって本でもないですね。
読書は大切な趣味の1つです。
2004年から2007年までで600冊ほど読みました。ほとんどが何の役にも立たず
、人生を深めてくれることもない、どこにでもある、どうでもいい系の本です。
小説は全体の5%くらいですかね。エッセイが半分以上。2006年度の日記から、
読み終えるたびに感想文を残しています。
出勤時間から雨パラリ。
今日で2週目の授業が終了。手応えはどのクラスも普通くらい。言われた通り
にやろうとする人もいれば、アドバイスを受け入れたくない人もいる。受け入れ
てもらったところで、きっと第1志望に受かると保証できるわけもなく、まあ、
受け入れたほうが受かる確率は高くなる
かな、という程度の感想。
たとえは悪いけれど、パチンコでも同じことが言える。
よく回る(デジタルが回転する)台は出る(大当たりする)可能性が高い。同
じ大当たり確率で、50回だけ回した台と、100回も回した台なら、後者のほうが
きっと儲かる。だからと言って100回も回した台が必ず大当たりするという問題
でもない。50回しか回らなかった台が大当たりしまくる、なんていう現実もある
(現実は大いに理想を裏切るの原則)。
じゃあどうすればいいのかと言えば、それでも100回も回る台のみ打つことだ
。
結果よりも期待値が高いほうにすがるほうが良い。授業はビジネスなのだから
、まぐれ当たりを期待するよりも、結果はともかくとして可能性が高いほうに賭
けていくほうが、長い目で見て良い結果になる。1つ1つ、言うことを受け入れ
ていただくように、生徒様に申し上げるのみである。このあたり、
この「よびわる」を始めた頃に比べると、
ずいぶんと大人になったというか熱さがなくなっていったというか記述が作為的
になったというか(^^ゞ
帰宅して将棋の結果をチェック。
佐藤棋王が勝って2勝2敗のタイになった。次回が最後の決戦になる。羽生に
ありがちな惨敗で、しかしタイトル戦でここまで大差というのは珍しいのではな
いか。この内容の将棋ではスポンサーがつかなくても当然、というのは失礼かも
しれない。将棋棋士だって仕事だから、こういうこともある。
長い目で見れば羽生と佐藤の対戦はいつも好勝負、
と先の話題にひっかけて書いてみた。
夕飯。
サブメニューで作ったのはカブと油揚げの煮物。味をつけたダシ汁(塩・砂糖
・みりん・酒・仕上げにしょう油)でカブと油揚げ(油抜きは忘れずに)をグラ
グラ煮立てるという簡単な料理。
しかしカブがよろしからず。
皮を剥かずに6つに切り分けて煮たのだが(生食のときは皮むきしましょう)
、皮が硬くて良くなかった。カブの皮はモノによってはうまく煮えるのだけど、
今日のように硬くなってしまう場合がときにある。硬いというより筋張っている
、というのですかね。外見から予想できればいいのだけど、よくわからない。素
材そのものの性質なのか、料理法の問題なのか、あくまで偶然に左右されるのか
。
明日20日の木曜日(祝日)は体験授業。
正会員も外部生も無料で受講できるオトクな講座。当日飛び込みも可能。校舎
の受付へどうぞ。
もちろん予習も不要。
詳しくは昨日の日記(ここ)へ、と宣伝
がしつこい日記であった。ほどほどにしなければ、今の主語は寝坊ね(^_^)/~
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