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鼻×、デロリン 4月12日


  9時45分目覚め。

・西船橋駅から松戸駅まで歩くのもいいじゃないかと挑戦してみたけど、あまり にも遠くて途中からバスに乗る。到着したのは京成小岩駅。窓口で西船橋までの 乗車券を買ったら780円。うそだろう、遠回りのキップを売るなよと申し出て、東 中山までのキップに交換してもらった。京成小岩の駅前は意外に混雑している。

という夢だった。どこに行きたいんだよ。


  体調が悪い。
  熱を測ると36度5分でまた微熱。昨晩から鼻づまりが悪化して息が苦しくて仕 方がない。昨日のことになるが、これこれで調子が良くないんだとBBQ数学講 師Cに言ったら、

「それって単純に風邪なんじゃないですか。寒暖の差が激しいからひきやすいで すよ」

とのこと。そうかなと古文講師Sに話を振ったら、

俺、まだ血管切れてないっすよ!

との由。関係ないだろ。ってか、長州小力って古すぎるだろ(-_-;)


  朝食にイチゴを加えた。
  「紅ほっぺ」という静岡の品種らしい。イチゴの品種改良というのはめざまし いペースで行われているということだけど、そんなに「とちおとめ」と変わらな いような気もする。つまりイチゴでしょう。

  食後に熱をふたたび測ると36度5分をキープ。
  微熱の話は前にも書いたぞと過去日記を検索すると2月7日 だった。そのときは1ヶ月おきに「腹痛から微熱」でヤバいのかな、と心配して いる。しかし今回は腹痛の兆候も全くない。死期が近づいているのかもしれない 。死期が遠ざかっていくことはないかとも思う。


  やるべきことがなくもないが、気力もなく読書生活。


  『やっぱりバカが増えている』小浜逸郎を読了。
  社会にはびこるバカやその思想を徹底的に叩く論をおさめたもの。
  あちこちの雑誌などに掲載されたものを再構成したため一貫したテーマにはや や欠ける嫌いがあるものの、内容は秀逸。

  本書の目的は、「あとがき」によれば次の通り。

>性や犯罪や家族や教育といった、それぞれの生活者に直接かかわりをもつ問題 に関して、上からの「社会的な」語り口や介入の仕方の一部が、いかに「常識」 を逸脱した文化破壊的なものであるのかをえぐりだすこと

  この「常識」というものが極めて不安定でややもすれば主観的にもなりかねず 、時代によって変遷することを了解した上で話は進められている。僕がこの著者 の本を読んだのは本書でたしか2冊目(1冊目はヒマここ)になるが、非常に無 理のない、バランス感覚のよい意見を書く。

>私自身は、欺瞞的な平等主義から脱して、知的階層化が進むことそのものは、 そんなに悪いことではないと思っています。エリートと非エリートが存在するこ と自体は、当然のことで、エリートがうまく非エリートとの連係をくんで、上方 にリードしていくのが社会の理想的なイメージです。戦後の日本人、とくに「進 歩主義」的なマスコミや知識人には、これまでの格差の存在にアレルギー反応を 示す感覚が染みついてきましたから、そんな感覚からは早く自由になるべきです 。エリートがその特権を利用して悪いことをするのは困りますが、いい意味での 実践的なエリートを育てるのは、とても大事なことです。

  ほぼ賛成。
  みんな平等であるべきだという社会の風潮には全く賛成できない。憲法が定め るような基本的人権というレベルでは平等が必要だが、現実に個々の身体が社会 と関係性をもつ(つまりその社会で成人として扱われる)ようになれば、

不平等というのは当然で「常識」的

なことだろう。時に難しい部分があったり、ふざけている部分もあるが、常識的 に人様にオススメできる本です。


  スーパーに買出しとか。
  食べた弁当の中身は忘れてしまった。あきらかに体調は良くないし、いいかげ ん長いので先を急ぎます。日記ではなく、いつもとペースが違うのです。


  通年授業で1日3コマは久しぶりだ。
  06年度の12月以来になる。2コマだと18:20〜21:15の拘束時間で、3コマだと この上に16:45〜18:05の「4限」がのっかるかたちになる。2コマだとあっけな くて(もう終わり?といつも思う)、3コマだとちょうどいい感じ。おおむね、 3コマ目の途中くらいに舌のスベリが100%の状態になるという感覚だ。続きはま たそのうち。


  食後に紅茶を淹れて、そろそろ出勤の準備でもするかと思ったら。

鼻血(@_@;)

  びっくりした。
  たぶん今世紀で初めて。下手をすると15年ぶりくらいかもしれない(本当)。 鼻をぐすぐず言わせていて、かんだりすすったりしていたからだろうか。なにげ なく鼻の下に指をもっていたら、

デロリと指が血まみれ

になっていた。ホラーかよ。汚い話で申し訳ないのだが(と書きながら大好きな 話題なのだが)、鼻水とまざってゆるく溶いた絵の具みたいだった。すいません 。

  もちろん止血方法なんてのも忘れた。
  後頭部を叩くのは良くないんだっけ。逆だったかな。ま、とりあえず、

あのバカヅラ

でソファに横たわる。皆さんも鏡とティッシュを用意してやってみましょう。最 強のバカヅラではないかと思われる。将来の嫁のあおいだったら、まあ、可愛い だろう。何ごとにも例外はある。鼻血と、直前にTVで観た『篤姫』との関連は ないと思う。あったら困るよ!


  おかげで校舎にはわりに時間ギリギリに着いた。
  それでも始業24分前くらいか。微熱があるので、プリントの印刷をするくらい でも汗をかく。入学報告の卒業生♀来訪。手作りのスポンジケーキ(ですか?) を頂いた。ありがとう。なお、失礼ながら、

ナマモノのプレゼントは辞退しております

のでよろしく。何かの事故があると面倒なので。いや、別に家庭科の調理実習に よる貢物を催促しているわけではありません。甘いものは基本的に大好きです。 あれ、これじゃあサイソクか・・・。


  本日開講の入試英語実戦ゼミ。
  人数はボツボツというところだが、講座的には普通でしょうか。4段階の最上 位クラスであるFクラス(僕は担当していない)の生徒様が8割くらい、残り2 割がその1つ下のQクラスというメンツ。ほとんどが初顔合わせになる。様子を 見ながら、指名をしながら授業する。感想。

できなさ過ぎ!

  おいおいこんなにヒドイのか、という手応え。
  強調構文が読めないとは予想すらしていなかった。予習は全員やっているよう だけど、ここまで低レベルだとは思わなかった。あきれるというよりビックリド ×キーのハンバーグは本当に肉だけなのか。おっと(^。^)


  幸いなことは、普通のレベルの生徒様がいなかったこと。
  受講生のレベルが揃っているということだ。それならそれで、ゼロからやれば いい。強調構文は1つの例だけど、これくらいのレベルだと、

予習で辞書を引いてもほとんど機能しない

というところだろうか。意味を調べるために辞書を引くのは、受験生の想像以上 に精読や文法の力が必要とされる。よくあるのは、辞書の第一義だけ見て、

その訳語を無理やり英文に当てはめようとする

というムダな努力だろうか。今の段階では、復習ではともかくとして、予習で辞 書を引くメリットが異様に少ないだろうか。もちろんそれでいいのだ。来週から が楽しみ。なお、強調構文の話題などは「会員ページ」にいくらでもあるので、 ヤル気のある人はお早めにご利用ください。


  フラフラで授業終了。
  Qクラスの話題はまたそのうち。声がおかしいは咳き込むはハナ垂らすはで失 礼しました。出勤前に風邪薬ものんでおいたけど、鼻づまりはきつかった。なに しろ喋り倒し系の授業なので、息ができないんだもの。まあしかし、

授業中に鼻血→バカヅラ

という事態は避けられて良かったかな。


  帰宅直後の検温は36度3分。
  ハナずるずるの消耗感があるわりに、体温自体はとくに問題ないのか。風呂に 入り、昨晩と代わり映えのない夕食を済ませて日記書き。電子辞書の話題を書か けたけど、これもやっぱり基本は会員ページにあるのでカットした。

「電子辞書にカバーは必要なのか?」

というタイトルの文章は、そっちで近日公開されるだろう。いやはやチョイきつ かったね、今日は。でわまた明日。
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