予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

天に向かって暴言を吐く 4月25日


  6時50分起床。

・茨城県の某高校に出張するという予備校講師のお供をする。授業が終わってさ あ僕も千葉県に戻ろうかと思ったら、その先生が質問につかまる。だらしねぇな あオメエはと言いたいが言えず、自転車でダッシュ。利根川を越えて千葉県に入 ったあたりで時計は5時18分。もう2分しかない。やってしまった遅刻だ・・・ 僕は予備校に電話をかけようとする。

という夢でした。授業に遅刻する夢はよく見るので常識の範囲内。自転車ねぇ。


  早起きだ。
  朝のニュースを観ると、オリンピックの聖火リレーが明日(26日)に行われ、 妨害を予告するメールなども出ているとか。くだらねえ。

予告なしでサプライズのほうが面白いだろ!

なんて書いちゃいけませんね(-_-;)

  詳しくは知らないが、誰が走るのかほとんど発表されていないとか。
  コースは信濃美術館東山魁夷館のある(ヒマここエッセイ)城山公園(だっけ )、ではなく善光寺に向かって左側からスタートする。コースが発表されている から、犯罪を働く人はラクだろう。誰が何のために走るのかわからないリレーを 観にいくというヒマ人もたくさんいるのだろう。妨害は言うまでもないが、

リレーごとやめれば?

と誰でも思うだろう。トーチを持って走ったからといって、何かのメリットがあ るのかな。悪いことが起きなければいいのだが。多少は起こるのだろうが。


  連休関係のメールのリプライ。
  GWということで事情が2つに分かれる。飛び石連休をなげく人と、そんなの 関係ないという人。もちろん

前者はカタギで、後者は外道

である。そこまで言っていいのか。ちなみに僕は後者ね。今年は何かの法律の改 正で6日の火曜日まで休みになったそうだ。それでも土日を祝日等に食べられて しまうので、カタギ(概ねサラリーマン)さんには面白くない曜日の並びだろう 。


  8時過ぎから読書。
  まだ早朝という気分だ。


  『日本の行く道』橋本治を読了。
  なにかがおかしい、どこかがおかしいと言われる日本の現状の理由を考える本 。
  著者に言わせれば「長く膨大にして、ややこしくかつ広範な本」なれど、好著 。

  一般に最近の新書は、わかりやすく単純にお利口向けになりすぎなんじゃない かと僕はよく書いてきた。
  もともと新書は何かの専門家が、その道の初心者以前に人にその世界への導入 を狙いにした(ような)本が多かったはずで、今はそうではないということだ。 出版業界の不況というのがその原因の1つ目で、総白痴化が進む日本人の知的レ ベルにあわせるしかなくなったというのが2つ目の原因かと思われる。そういう 「新しい」新書のなかで、本書はかなり特殊なものだろう。

  タイトルからすると、日本の将来像を語るものかなと思う。
  確かに結果的にはそうなっているのだけど、読み進めているときには「ってい うか、この本の行く道はどっちに向かっているんだ?」と心配になってくる。

  全4章の本書の第3章は「いきなりの結論」。
  全体の半分にもならない時点でこんなタイトルが登場してしまう。ただでさえ 「何が言いたいのかわからなくもないけど、自分では説明できない」と思ってい た読者(つまり僕です)は、何が起こるのかと慌ててしまう。

>どうすれば、地球の温暖化は回避出来るのか?
  答は簡単です。「産業革命以前の段階に戻せばいい」です。「そんな落とし所 があっていいのか?」と言いたいくらい、めちゃくちゃな答です。

  なんなんだよそれは。
  この後にも「とりあえず高層ビルを全て壊しましょう」などといった突拍子も ない記述が続く。それぞれの記述を断片的に取り出すとヘンなものが多いにせよ 、通読すると現実味はともかくとして納得できる箇所が多い。

  そうですね、感想がまとまらない。
  本書を要約するというのも今の僕の能力では無理。ひょっとしたらとんでもな い愚書なのかもしれないし、極めて的確に本質を突いた本なのかもしれない。た だ1つわかったのは、本書は

「流れていく(きた)時間をどう考えるか」

という一種の歴史本なのでは、ということ。そんなわけで、意味不明の感想文に なってしまったけれど、何かの引っかかりを感じた人は立ち読みでもどうぞ。読 み物としての面白さは保証できます。数年後にでも再読する予定。


  お昼前から行動。
  整骨院→プール→昼食→スーパー。昼食はチェーン系の定食屋さんで、可もな く不可もなし。エビカツか何かだったか、覚えていない程度。スーパーはビール の安売りがあったため。細かいチェックと行動だなあ。

  帰宅して授業の準備。
  順調。このくらいの時間には足りない系の我が脳みそもフル回転できる。続い てヒミツの花園。朝からの曇りは午後になって晴れてきて、軽く布団も干せるく らいだった。ついでに洗濯も。さらに寝室の掃除、アイロンかけなど家事モロモ ロ。晴れてくると行動的になる。この「行動的」というヘンな言葉をいつか廃止 したい。アクティブ? あんまり変わらないな。


  2回目の昼食はパスタ。
  シャワーを浴びて出勤だと思ったら大学の後輩からケータイにメールが。28日に麻雀をやろうという流れで確定したようだ。4人でケータイメールをや り取りすると誰が何を言っているのかわかりにくい。埼玉県子沢山貧民系塾講師 J氏のメール引用文。

>千葉のド外道英語講師をロックオンします。

  ナマイキ言ってんじゃねえ。僕のレス。

>おめーら定期預金解約しておけよな。

  どっちもどっちだよ(^_^;)
  ところが今度は埼玉系サラリーマンの松任谷三段氏が、

>あ、28日って平日でしたね、無理です

とのこと。確認メールでガラポンするなボケナス。

>男どアホウ甲子園!

とレスしておく。やはりサラリーマンは「飛び石連休」という視点でカレンダー を見ているらしい。


  それはさておき、このケータイのやり取りって本当にわからない。
  たとえば、

AがB、C、Dに同時送信
    ↓
Bが受信

  このとき、BはCとDに同時送信された事実を知ることはできるのだろうか?
  PCの場合は、BCC(同時送信アドレスを隠すこと)にしなければわかる。 しかしケータイの場合は、はて。何しろ

僕のケータイは2003年に買ったもの

なので、この辺の進化があるのかないのか知りようがないのだ。ケータイが大嫌 いなので知りたくもないし。困ったなと海坊主頭サングラス3流TVディレクタ ーA氏に送信。

>誰がなに話してるかわかんねーよ、まとめて結果だけ送れ、このハゲ!


  授業へ。
  たまには英語の話題。

a tool to open cans with をどう訳すか?

まあ「缶きり」でしょうかね。さて日本語が通じるかな。

>「缶きり」を使ったことがない者、正直に手を上げい!

挙手に悩む顔の生徒様が1割くらい。そうかなあ、もっとたくさんいそうなもん だけど。ただ、

概念としての缶きり

は充分に理解があるようで安心したかも。ジェスチャーで示したら真似をしてく れた生徒様がたくさんいて嬉しかったかな。でも、きっといつか死語になるだろ う。それでも10年くらいはかかるのかも。


  授業を終えてケータイを見るとメール。

>携帯メールに不慣れな千葉のド変態(ぼくたちの信原先輩)が、いささか混乱 していらっしゃるようなので・・・

  こいつら、先輩への敬意はあるのか(-_-メ)
diary 日記  
これまでの日記はコチラ