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天に向かって暴言を吐く |
4月25日 |
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6時50分起床。
・茨城県の某高校に出張するという予備校講師のお供をする。授業が終わってさ
あ僕も千葉県に戻ろうかと思ったら、その先生が質問につかまる。だらしねぇな
あオメエはと言いたいが言えず、自転車でダッシュ。利根川を越えて千葉県に入
ったあたりで時計は5時18分。もう2分しかない。やってしまった遅刻だ・・・
僕は予備校に電話をかけようとする。
という夢でした。授業に遅刻する夢はよく見るので常識の範囲内。自転車ねぇ。
早起きだ。
朝のニュースを観ると、オリンピックの聖火リレーが明日(26日)に行われ、
妨害を予告するメールなども出ているとか。くだらねえ。
予告なしでサプライズのほうが面白いだろ!
なんて書いちゃいけませんね(-_-;)
詳しくは知らないが、誰が走るのかほとんど発表されていないとか。
コースは信濃美術館東山魁夷館のある(ヒマここエッセイ)城山公園(だっけ
)、ではなく善光寺に向かって左側からスタートする。コースが発表されている
から、犯罪を働く人はラクだろう。誰が何のために走るのかわからないリレーを
観にいくというヒマ人もたくさんいるのだろう。妨害は言うまでもないが、
リレーごとやめれば?
と誰でも思うだろう。トーチを持って走ったからといって、何かのメリットがあ
るのかな。悪いことが起きなければいいのだが。多少は起こるのだろうが。
連休関係のメールのリプライ。
GWということで事情が2つに分かれる。飛び石連休をなげく人と、そんなの
関係ないという人。もちろん
前者はカタギで、後者は外道
である。そこまで言っていいのか。ちなみに僕は後者ね。今年は何かの法律の改
正で6日の火曜日まで休みになったそうだ。それでも土日を祝日等に食べられて
しまうので、カタギ(概ねサラリーマン)さんには面白くない曜日の並びだろう
。
8時過ぎから読書。
まだ早朝という気分だ。
『日本の行く道』橋本治を読了。
なにかがおかしい、どこかがおかしいと言われる日本の現状の理由を考える本
。
著者に言わせれば「長く膨大にして、ややこしくかつ広範な本」なれど、好著
。
一般に最近の新書は、わかりやすく単純にお利口向けになりすぎなんじゃない
かと僕はよく書いてきた。
もともと新書は何かの専門家が、その道の初心者以前に人にその世界への導入
を狙いにした(ような)本が多かったはずで、今はそうではないということだ。
出版業界の不況というのがその原因の1つ目で、総白痴化が進む日本人の知的レ
ベルにあわせるしかなくなったというのが2つ目の原因かと思われる。そういう
「新しい」新書のなかで、本書はかなり特殊なものだろう。
タイトルからすると、日本の将来像を語るものかなと思う。
確かに結果的にはそうなっているのだけど、読み進めているときには「ってい
うか、この本の行く道はどっちに向かっているんだ?」と心配になってくる。
全4章の本書の第3章は「いきなりの結論」。
全体の半分にもならない時点でこんなタイトルが登場してしまう。ただでさえ
「何が言いたいのかわからなくもないけど、自分では説明できない」と思ってい
た読者(つまり僕です)は、何が起こるのかと慌ててしまう。
>どうすれば、地球の温暖化は回避出来るのか?
答は簡単です。「産業革命以前の段階に戻せばいい」です。「そんな落とし所
があっていいのか?」と言いたいくらい、めちゃくちゃな答です。
なんなんだよそれは。
この後にも「とりあえず高層ビルを全て壊しましょう」などといった突拍子も
ない記述が続く。それぞれの記述を断片的に取り出すとヘンなものが多いにせよ
、通読すると現実味はともかくとして納得できる箇所が多い。
そうですね、感想がまとまらない。
本書を要約するというのも今の僕の能力では無理。ひょっとしたらとんでもな
い愚書なのかもしれないし、極めて的確に本質を突いた本なのかもしれない。た
だ1つわかったのは、本書は
「流れていく(きた)時間をどう考えるか」
という一種の歴史本なのでは、ということ。そんなわけで、意味不明の感想文に
なってしまったけれど、何かの引っかかりを感じた人は立ち読みでもどうぞ。読
み物としての面白さは保証できます。数年後にでも再読する予定。
お昼前から行動。
整骨院→プール→昼食→スーパー。昼食はチェーン系の定食屋さんで、可もな
く不可もなし。エビカツか何かだったか、覚えていない程度。スーパーはビール
の安売りがあったため。細かいチェックと行動だなあ。
帰宅して授業の準備。
順調。このくらいの時間には足りない系の我が脳みそもフル回転できる。続い
てヒミツの花園。朝からの曇りは午後になって晴れてきて、軽く布団も干せるく
らいだった。ついでに洗濯も。さらに寝室の掃除、アイロンかけなど家事モロモ
ロ。晴れてくると行動的になる。この「行動的」というヘンな言葉をいつか廃止
したい。アクティブ? あんまり変わらないな。
2回目の昼食はパスタ。
シャワーを浴びて出勤だと思ったら大学の後輩からケータイにメールが。28日に麻雀をやろうという流れで確定したようだ。4人でケータイメールをや
り取りすると誰が何を言っているのかわかりにくい。埼玉県子沢山貧民系塾講師
J氏のメール引用文。
>千葉のド外道英語講師をロックオンします。
ナマイキ言ってんじゃねえ。僕のレス。
>おめーら定期預金解約しておけよな。
どっちもどっちだよ(^_^;)
ところが今度は埼玉系サラリーマンの松任谷三段氏が、
>あ、28日って平日でしたね、無理です
とのこと。確認メールでガラポンするなボケナス。
>男どアホウ甲子園!
とレスしておく。やはりサラリーマンは「飛び石連休」という視点でカレンダー
を見ているらしい。
それはさておき、このケータイのやり取りって本当にわからない。
たとえば、
AがB、C、Dに同時送信
↓
Bが受信
このとき、BはCとDに同時送信された事実を知ることはできるのだろうか?
PCの場合は、BCC(同時送信アドレスを隠すこと)にしなければわかる。
しかしケータイの場合は、はて。何しろ
僕のケータイは2003年に買ったもの
なので、この辺の進化があるのかないのか知りようがないのだ。ケータイが大嫌
いなので知りたくもないし。困ったなと海坊主頭サングラス3流TVディレクタ
ーA氏に送信。
>誰がなに話してるかわかんねーよ、まとめて結果だけ送れ、このハゲ!
授業へ。
たまには英語の話題。
a tool to open cans with をどう訳すか?
まあ「缶きり」でしょうかね。さて日本語が通じるかな。
>「缶きり」を使ったことがない者、正直に手を上げい!
挙手に悩む顔の生徒様が1割くらい。そうかなあ、もっとたくさんいそうなもん
だけど。ただ、
概念としての缶きり
は充分に理解があるようで安心したかも。ジェスチャーで示したら真似をしてく
れた生徒様がたくさんいて嬉しかったかな。でも、きっといつか死語になるだろ
う。それでも10年くらいはかかるのかも。
授業を終えてケータイを見るとメール。
>携帯メールに不慣れな千葉のド変態(ぼくたちの信原先輩)が、いささか混乱
していらっしゃるようなので・・・
こいつら、先輩への敬意はあるのか(-_-メ)
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