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バランスの取り方 5月10日


  昨晩放送の将棋名人戦の話題から。
  羽生挑戦者のクソ粘りで羽生勝ち。2日目から羽生がジリジリと悪くなってい ると思ったけれど、とんでもない粘りだった。力があるからこそではあるにせよ 、そして森内名人もそれに伍する力があるにせよ、ちょっと普通じゃない逆転劇 だった。

  名局とは言えない。
  バランスが取れて力が拮抗してこそ名局だろう。羽生の見事な逆転劇というこ とは、森内の明確なエラーでもある。主催者の1つである某A新聞は「50年に1 度の大逆転」と書いていたが、これもちょっとズレている。タイトル戦に限って も、この程度の逆転はわりにある。まあ1年に1回くらいではないか(ヒマここ 日記:去年の名人戦)。バランスの取れた報道も期待したい。

  これで7番勝負は羽生の2勝1敗。
  先手の10連勝だったこの2人の対戦は、やっと後手勝ちになった。これでも「 やや羽生リード」くらいかと思う。それくらい実力が拮抗しているし、永世名人 は遠いと思う。前にも書いたように(ヒマここ)、今回の名人戦だけは羽生絶対 支持を変えない。これからも好勝負と羽生勝ちを希望。まだまだこれから。


  10時半起床。

・大規模なクラス会は、個別のクラブ活動が有料でついてくる。僕が選んだのは 「アート教室」で、参加者は4人だけだった。そのうち2人は男の双子。それよ りも赤い服をきた彼女が少し気になるのだが、もう午前3時だからタクシーで帰 るしかないのかな・・・

という夢だった。アート教室も怖いが赤い服をきた女性も怖い。寝坊したのは午 前3時まで夜更かししたため。


  土曜日なので朝風呂。
  地震騒動でためておいた水を沸かすと時間が意外にかかる。風呂って、カラの 状態からお湯を入れるほうが早く沸くものなのかしら。朝の雑事をこなしてから 入浴、風呂から出れば11時過ぎ。フレンチトーストの準備をしておいたが、気分 が変わった。

  ブランチは外で食べようと外出。
  ちょうど午後から雨で、明日も雨という天気予報だから、食材の買い物も済ま せておきたい。ボンボン時計のある中華料理店「S龍」で五目ワンタンメン。な かなか旨い昭和のお味。ナルトが入ってたあたりとか、昭和。仕事前の昼食な ども買って帰宅。


  お昼過ぎから授業の準備。
  5月分は全て終了。コーヒーを淹れて読書。エッセイ書きと夕飯の仕込みも少 々。ずいぶんと寒い。雨はだらだらと降っている。さっきのフレンチトーストは 休み時間のオヤツとして持参することになった。

  「英語実戦ゼミ」はいかにもテキストのレベルが高くて大変だ。
  同じ英作文でも、全文を英訳するのと下線部を英訳するのとでは意味が違う。 もちろん後者のほうがはるかに難しい。自由な構文選択ができないからだ。今年 度は2年生の最上位クラスを担当しているから、このあたりの「仕込み」もして おきたいかな、というところ。苦労は続くだろう。

  Qクラスは引き続き順調か。
  昨年度とはクラスレベル別の設定講座数が異なることを踏まえて、かなり丁寧 に進めている。定例試験(市進予備校内の模試)の結果も数値の上下差が少なく なった。もう少し底上げしないと厳しいが、勝負は次回6月の定例試験だと思っ ている。成績上位者も下位者も力をつけてくる時期で、偏差値の信頼性が増して くるからだ。他にも理由があるけれどここには書かない。


  今年も偏差値の話を記録として書いておこう。
  生徒様には受講対応レベル(つまり受けている授業)の成績しか告知していな い。数字を気にするのは受験生のサガだし、それだけでは困るがそれはそれとし て大切なことである。

  クラスは上からF→Q→C→Lの4段階。
  僕が担当しているのはF以外。以下の数値は担当しているクラスのものであっ て、他のクラスは知らない。左から最高値→中間値→最低値。

Q;61.8→56.3→48.6
C;59.1→49.3→42.3
L;51.4→41.6→29.0

  QとCが接近していて、少しLが離され気味だろうか。
  これからクラスレベル移動の話題が来る生徒様には来ることになる。どの科目 に負荷をかけるか、文系か理系か、他教科との兼ね合いなどがあるので、一律に 「偏差値が××を超えたから・下回ったから」ということにはならない。上記の ように、まだ偏差値の信頼度が低いこともあるので、いちいち友人のことなど気 にしないように。


  せっかくだから以下も書いておこう。
  クラス移動に関して、講師が積極的に関わることは原則的に、というか僕の場 合はない。カンフェリー(総合的な生徒指導のスタッフです)から相談があると きに、僕は意見を言っている。不幸なことに生徒様の人数が少ないので、だいた いは個人特定できるから、

「この子は上げてもいいんじゃない?」
「この子は上げると危険かもなあ」
「この子は無理して上げて負荷をかけてみれば?」

などと答えている。


  教訓としては、カンフェリーに相談しにくいことは講師に、その逆ならカンフ ェリーに相談することが重要かと思う。
  生徒様はお金を払っているからお客様であり、主張するべきことは主張する権 利を持つ。また同時に、たとえサービス産業であっても、予備校は教育産業なの で、教育者として高みに立った意見をお客様に申し述べる権利もある。お互いに 意見を出して、妥協する部分があるのは大切なことだと思われる。


  帰宅しようと思ったらスタッフにつかまる。
  来週から夏期講習の宣伝をせいという命令である。生徒様の講座の取得数を稼 げないならお前なんかクビだぁ、稼いでもクビだぁという教えである。どうしろ ってんだ(一部脚色)。ハハぁー、かしこまりました!

  すでにフライングで宣伝は始めた。
  この「よびわる」でもそうだし、リアル授業でも宣伝アドバイスプリントは配 布を始めた。宣伝期間は長めに早めにという鉄則を守った、と自己弁護しておこ う。授業では、時間の関係から、基本的に説明も宣伝もしない。ここ「よびわる 」では来週の火曜日あたりから宣伝も説明もする。まずは来週からスタートする

「夏期講習説明会(ゲット合格講座だっけ?)」

に出席しましょう。


  帰宅して夕食。
  昨日の残りの鳥ササミをアレンジ。キムチにまぶしてごま油とゴマで和える。 この組み合わせは「韓国料理風」という呼称を求める。レタスに巻いて食べる。 う〜ん、トレビア〜ン。イタリィな香りがするぜ。

「韓国じゃないんですか、トレビアンってフランス語じゃないんですか、どこが イタリィなんですか?」

読者は黙読しろって何度も言ってるのな(-_-メ)
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