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千葉県の意地っぱり 6月9日


  8時起床。

・旧居に来客。僕の家族やその友人や僕自身の友人も知人もいる。全部で4人か 。ちょっと部屋が狭いな。所用で5分ほど外出して戻ってくると、2人に減った 。なんでだろう。部屋の空気が汚れているので換気をする。さあ、外に何かを食 べに行かないか?

という夢だった。実際にはもう1つみたが省略。


  午前中はいつものように読書。

  『漢字は日本語である』小駒勝美を読了。
  漢字職人とも呼べる校閲者による漢字の雑学本。  マニアな内容をシロウトさんにもわかりやすく、という新書のあるべきスタイ ルをきちんと踏襲しており好著。

  漢字とひらがなの使い分けに興味がある。
  どちらを使うかで文章の持つ(与える)イメージががらっと変わってしまうか らだ。たとえば、僕が使う1人称はいつも「僕」である。いま今年(2008年6月 8日ぶんまで)の日記を「ぼく」で検索してみたら、1月12日6月8日に使っ ているだけだ。もちろん意図的に使った。

  4年半ぶんの全エッセイを検索すると、「ぼく」は数箇所に出てくる。
  エッセイには1回だけ誤用があるが(悔しいが修正はしない方針)、僕が「ぼ く」と表記するのは「僕」とは異なる意味を持たせるためだ。同じ発音でも、同 じ人を指していても、

漢字で書くのとひらがなで書くのとは意味が異なる

わけだ。どこまで読者に伝わるかはベツの問題として、興味があるのだ(ヒントは僕が 村上春樹のファンであることにあります)。

  本書の感想文に戻る。
  タイトルのように漢字はもともと中国語であったが、今はほぼ日本語になって いる、というのが一貫するテーマである。漢和辞典の引きにくさから始まって、 サッカーの三浦知良がなぜ「カズ」なのかといった固有名詞(人名)の問題、常 用漢字はどこまで常用と呼ぶべきなのかまたどう変化してきたのかといった話題 まで、「日本の」漢字にまつわる話題がタップリ。

  たとえば、牛丼の『吉野家』について。
  ここPC上では表記できないので、ヒマな人は「ここ」のリンクを見てくださ い。「吉」の字は「武士の『士』の下に『口』」ではなく、

本当は「『土(つち)』の下に『口』」

であるという話題が出ていた。たしかに上記のリンクでロゴや文字を見ると、「 吉」にはなっていない。

  思い出した。
  僕の名前は「健志」と書く。「健康な志(こころざし)」という意味なんだそ うだ(どこが?)。ところが実は、住民票こそ「健志」となっているものの、戸 籍の「志」は「武士『士』の下に『心』」ではなく、

本当は「『土(つち)』の下に『心』」

なのである。僕の親も理由はよくわからないと言っていたけれど(あんたらが命 名したんでしょうがw)、おそらく『吉野家』と同じ事情なのだろう。その事情 に興味のある人は本書27ページを立ち読みしてみてください。専門的にどうなの かということは例によって僕にはわからないし、やや雑感をまとめたものという 嫌いはあるにせよ、ふつうに読み物としてオススメできる良い本です。


  午後は手話教室へ。
  欠席者多数で少人数授業。先へ進むのも何だからと鬼講師T先生が言うので、 復習をやりましょうと進言する。だってボロボロ忘れていくんですもの。うーん そうなんだよね、他の教室でもみんな前にやったこと忘れちゃうんだよねとT先 生。だって、「あなたの名前は何ですか」っていう手話の読み取りができなかっ たりするんだよね。

「『これはやったじゃない』って言っちゃいけないんだよなぁ」

  微妙なところだ。
  その発言自体は必要かと僕は思う。振り返りというのは学習者の義務であり、 同時に教育者の義務でもある。学習者がいつも最善であることは期待できず(し たいけどね)、ときには後ろに戻ることも必要かと思う。この話題は今までにも 何回か書いたと思う。

  とここまで書いて思ったのは、やっと手話に関して「今までにも何回か書いた 」と書けたな、ということだ。
  同じものごとで経験を積んでいけば、きっと同じ地点に戻ってくる。いつも新 しいことだけというのは完全な初心者の段階で、いつも同じところでつまづくな と気付くのは、少なくとも脱初心者の段階にいることをあらわす。少しは、僕ごと きでも手話に関して進歩があったのかも。そう考えないと救いがないような気も する。


  帰宅してヒミツの花園。
  くもり時々雨を具現したような天気。降っても強くはならず、やんでも晴れ間 は出ない。あまり集中力がなくパチンコを打ちに外出。「遊パチエヴァ」しか打 つつもりはなし。同じ機種をしつこく打つのが好きなのです。

  先日(ヒマここ)書いたように、普通の台の33%くらいのレートである。
  3,000円くらいで喰らいついて(=大当たりすること)5,000円ほど勝って帰り ましょうね、というプラン。プランというか意図というか希望というか。さあ初 当たり。それは、

264回転目(12,000円投資)。


  なんかホント勝負弱い(-_-;)
  99分の1で263回も当たらないか? しかし盛り返し、4箱満杯。初期投資が多 すぎて、まだ3,000円くらいしか浮いていない。良い流れになったと見て続行する 。ふざけろよ、

俺ァ千葉の健、略してチバケンだぁ、ここで引けるか!


  が、アレコレあったのちに全て飲まれる。
  さらに2,000円の追い銭を打って、すごすご退散。弱ぇ。だいたい、ケンじゃな くてタケシだろう。「チバケン」って入力したら「千葉県」って出てきたじゃな いか。

  そうだ、レートが33%くらいというのを忘れていたのだ。
  単純に3倍すれば36,000円投資で12箱まで出たところだったじゃないか。ふつ うの台なら、12箱も出れば

「これがクライマックスだな」

と小勝ちで逃げるところじゃないか。遊パチの場合は、このあたりが「そこそこ の勝ち」と見るべきだったのだ。負けること自体はエラーでもなんでもないが( 賭け事とはそういうもの!)

条件が変わっているのを見逃していた

のはエラー。しかしこの機種、ハマリが深いように思う。


  帰宅して夕食。
  メインは炙りサーモン刺。あまり期待していなかったがそれなりに旨い。鶏ひ き肉とエリンギの中華炒め。たいした方針もなくミリン・紹興酒・塩コショウ・ しょう油・ごま油で味をつけた、生レタスで巻いて食べたら旨かった。一昨日の 肉豆腐を食べきる。味噌と豆板醤とマヨネーズでソースを作ってモロキュウ。あ とは常備菜もろもろ。

  部屋は非常に湿度が高い。
  洗濯物を昨日から室内干ししているが、生乾きにもならないくらい。フローリ ングの床もじっとりしているかも。体調管理に気をつけたい季節の真っ只中だ。
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