予備校講師でわるかったな!





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That must be something. 7月29日


  8時前起床。
  昨日と違って全体に10分早い行動ペース。昨晩は午前1時くらいに激しい腹痛 に襲われた。いつもの腹痛は腹の下のほう(あのへん)にくるのだが、それより も少し上。ヘソ下2センチくらい。

  なんか悪いものでも食べたか、というたぐいの痛み。
  脂汗が出るし、吐き気がするってのは普通じゃない。汗は単純に暑いだけかと 思ったけれどそうでもなし。食中毒とまではいかなくても食あたりか、

明日は最悪の欠講か

というくらいの苦しみ。まじめに救急車か、予備校への連絡はどうするか、日記 はどうするか、と考えた。


  しかし幸いなことに中程度(どのくらいだ)××で済んだ。
  大汗をかいたまグッスリ眠れた。実に不健康なデトックス効果ってやつでしょ うか。デトックスなんてもう流行ってないですね、すいません。だいたいデトックスで表現あってるのか。裏腹に目覚めが 良くてラッキーというところ。

  朝食はマック。
  昼食はオリジン弁当のしょうが焼き弁当。エサかよ。夕方のオヤツはカレーパンと何とかという甘いパン。エサだよ。夕飯は昨日と同じ流れで、コロッケとか生ハムマリネとか。悪からず。最悪に近いが最悪でもない食生活。


  さて昨日の続き。
  90分5コマ自宅通勤が初めてだ、ということ。ところが、この数年は事情が変 わった。業界の不調もさる(然る=そのとおり=古語?)ことながら、僕の不調 もあいまって、ゼイタクを言っている場合ではなくなったのだ。少しでもコマが いただけるなら頂きたいというスタンス。

  6年くらい前とは異なり、伺い書は全て空白で出している。
  少しでも多く担当させてください、という無言の(そしておそらくあまり意味 のない)メッセージである。通常授業のシーズンではラクをしているから、講習 期にきつくてもいいや、ということである。それでたまたま、今年は1日5コマ のタームがあったということだ。ラッキーと言えばラッキー、きついのは事実だ が。このシリーズは明日で終わり。


  授業は順調。
  速読ゼミは今日も出席率100%。どうなっているんだ。ふつう、「ちょう意味わ かんねえ」として逃げ出す生徒様が一定割合でいるのだけど。僕に問題があるの かも。たとえば、わかりやすい授業をしてしまっている、とか。たぶん以下は3 年前くらいにも書いた。忙しい人はパスしよう。

  わかりやすい授業に価値がある、なんてドシロウトもいいところ。
  予備校の授業には4種類ある。

1、わかりやすくてスゴイ
2、わかりにくいがスゴイ
3、わかりやすいがスゴクない
4、わかりにくいしスゴクない

この選択肢で、1がベストで4がワーストなんてわかっても、何の意味もないで しょう(そんなのお利口でもわかるから)。2と3のどちらに価値があると認め るかが、論点として面白い。忙しいので僕の見解は省略。


  2学期同名講座の宣伝もした。
  今の授業及び、今後の大学別ゼミU・Vに対する自分の感覚で判断しなさいと いう話題。昨日書いたように

30日がとりあえずの締め切り

ではあるが、宣伝は今日まで控えた。今の講座そのものが今日ですらまだ3日目 で、予備校都合の締め切りを優先して宣伝するようではしょうがないからだ。


  速読ゼミの長文はモーツァルトに関するものだった。
  モーツァルトはピアノ曲と少しだけヴァイオリン・コンチェルトを聴いている ので、個人的には興味のある内容。まあ受験生がどうなのかというのは別だ。モーツァルトに関する本の感想文はヒマ「ここ」なので良かったらどうぞ。そこに はグレン・グールドというピアニストの話題も。

  音楽家が入試英文の題材になることは、あまり多くない。
  ただ単に単語としていちばん出るのはバッハ。Bach というつづりでバッハなの で、気がつかないことがあるかも(固有名詞なので解くのには関係ないが)。バ ッハに関する長文の記憶は1題しかないが、あまりに昔のことなので忘れた。大 まかに、

1、音楽の父と呼ばれるくらいエライ
2、音楽の理論を完成させたくらいエライ

とわかっておけばいいかな。あのヘンな髪型は、実はカツラだった、なんていう 話題は出ないと思う(注:当時の音楽家はコスチュームとしてのカツラを使うこ とが多かった)。

  モーツァルトより多いのはベートーベンですね。
  彼についてはヒマ「ここ」のエッセイで。音楽家なのに耳が聞こえなくなった こと、聞こえなくなったのに作曲はできたこと、などを知っておかないと意味不 明になりがちだと思う。

  確認しておくと、そういう「常識」がなければ読めないということではない。
  知らなくたって、ふつうに英語を読めれば問題ない。それが入試というものだ 。ただ、

「ああベートーベンの話ってなんかで読んだな」

という経験を持っていると、気分的に少しラクになれる、という意味だ。


  Qクラスも2年生も問題なし。
  いや、少しはあったかな。たいしたことでもない。

  帰宅。
  朝のうちに部屋掃除と風呂掃除をしておいたので快適。ちゃんと室内運動は続 けているし(5分ねw)、疲れてはいても疲れきってはいない。まだまだ頑張れ る。頑張るってステキな言葉だ。
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