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病を誰もが抱えてる 9月22日


  5時起床。

・ have been done という答えになるならべかえ問題を説明していると、生徒様が「受動態の現在完了形ですね」などと小賢しいことを言うから、受動態の話と時制の話は関係ないだろと諭す

という夢の話はどうでもいいとして。

  3時間半睡眠(-_-)
  10時に消灯して、1時半に目覚めた。ここまではよくある。酔いが覚めて、ノ ドが乾いて、うるおして、トイレに行ってから再び寝るのだ。が、しかし。そこ から全く眠れず。

  2時に諦めて読書をする。
  2時半消灯。眠れず。外は雨とカミナリ。3時に諦めて以下同文。4時消灯。 眠れず。いろいろ工夫した。

・リビングのソファに寝る
・ベッドルームの室温を変える
・毛布をかぶる
羊は数えない
・パジャマを長袖に変える
・喫煙と飲酒はしない

  全て功を奏さず。
  5時、諦める。もう朝刊も来ているだろう。どうしちゃったの俺。たしかに昨日は肉体的に疲れなかったけれど、頭は使ったはずだ。それなりには眠れるはずだったし、実際に眠い。


  6時からヒミツの花園。
  眠いけど集中できる。お昼前まで雨、ときどきカミナリ。涼しい。部屋の中では薄手のトレーナーを着ていた。下は半ズボンで靴下はなし。窓は開けている。もうすぐ秋だ。

  8時に眠くなってベッドへ。
  しかしまた熟睡できず。40分くらいは眠れただろうか。夏の疲れが出たのだろうか。いやそれだったら眠れるはず。精神の病か何かだろうか。昔からそうかも。ほっといてくれ。

  昼食にご飯を炊く。
  久しぶりだ。なんと前回は6月3日だった。コメって腐らないよね。『LEE』というレトルトカレー。「超辛」(←どう読むのだろう)。20倍。けっこうスゴイ。市販のカレーだとトップレベルだろう。そのせいか寝不足のせいか、腹が痛くなって困った。やはり、眠れないと体調がおかしくなるなァ。


  午後は手話教室へ。
  最近は少しレベルが上がってきたのか、進度が早くなった。1年前ならば4回くらいに分けていたものを、1回ちょっとで終わらせるというペース。受験じゃないけど既習事項が多くなってきたため。例によって、僕に限らず過去の復習が増えてはくる。

  手話にも多義語がある。
  たしか日常の話し言葉のゴイは2万語程度で、手話のそれは6,000語程度だったから当然の話だ。いまの時点で僕が持っている手話のゴイ数は100あるかないか。覚えていると言い切れるのは50もないだろう(弱いなw)。

  「遠い」と「(時間が)長い」が同じ。
  両手の親指と人差し指でワッカを作り、切り離すように両手を左右に広げる。「近い」と「(時間が)短い」はその逆で、両手を近づける動作になる(両手はぶつけないで寸止めする)。英語でも「状況を表す it 」というのがあるけれど、似たようなものかもしれない。いや、英語は後ろを読まないとわからないから、ちょっと違うのか。


  いったん帰宅して読書感想文のまとめ。

  『就職・転職にいきる文章術』轡田隆史を読了。
  タイトルの通り文章の書き方を語るもの。
  類書に負けず劣らずの見事な愚書。

  この著者の本を読んだことがある。
  自分で買った記憶はないのにウチにあって、読んでみたら下らなかったという 感想文を書いた(ヒマここ)。1冊だけで判断するのもなんだし、珍しいお名前 ということもあって、著書名だけで買った。

  文章読本は下らないと今まで何度も書いた(ヒマここ)。
  下らないとわかっていて読むのが読書中毒という病だ。本書も歴史を引き継ぐ べき無内容ぶりだ。文句なし。カルチャーセンターの文章教室並みだ(通ったこ とないけどw)。ここまで役に立たない「実用書」のジャンルって珍しいんじゃ ないかと再確認したほどだ。

  たくさんけなすのはやめよう。
  本書の良くない点は、もともとこのタイトルのために書かれた本ではないこと 。カルチャーセンターで講師をしていた著者が、本書発売の14年前に書いたもののリライト。読者は、いったいどこをどう読むと就職だの転職だのに役立つのか心配になって読み進めてしまい、

「これ、ちょっとひどすぎるんじゃないか」

と思ったときには読み終わっているという本である。すばらしい。

  1つだけ良いところ。
  1973年の朝日新聞『天声人語』の有名な文章が収録されていたこと。閣議を盗 聴したテープが入手されたので「こっそりご紹介しよう」とされた政治批判の有 名な文である。73年当時の僕は字が読めなかったから、年を取ってからこの文を 何回か読んだことがあるわけだ。

  深代惇郎という人が書いたもので、激怒した政府が抗議した、なんていう逸話 もある。
  これに対する本書の著者の記述。

>「大きな声ではいえないが……」と冒頭にことわり、さらに、「こっそりご紹 介しよう」とささやく。発行部数八百万の新聞の一面に書きながら、「大きな声 ではいえない」「こっそり」とは、よう言うよ。冗談であることの二重、三重の 仕掛けがほどこされている。

著者は本書の30ページほど前で、「内容の重複を削れ」と読者にアドバイスして いる。まずお前が削れよとツッコミを入れたくなる。あれ、「良いところ」じゃ なくなってしまった(^_^;)


  その他の話題は省略して夜は実家へ。
  2ヶ月ぶりくらい。少し予定より早めに到着して、豆モヤシのナムルを作ってあげた。ご馳走になったのは、サンマの塩焼き・刺身(中トロとハマチ)・ナスの浅漬け・レタスと水菜のサラダ・豆腐とキノコのスープ・枝豆など。ほとんど僕が作るのと同じメニューというより、僕が真似して作っているんだろう。ワインは僕が1本の7割くらいを飲んだ。ごちそうさまでした。

  帰宅途中で実家近くの銀玉店をパトロール。
  好きだねえ、これも病か。知らない店だと台のクセがわからないから難しいんだよな。夜も遅いし田舎だしで店はガラガラ。出ないんだろうなあ。いつもの機種を打ってみると、なんだなんだ、24回転/Kくらいで良く回る。なんでこんなに空いているのか不思議だ。よっぽどハマる台なんだろうか。

  10.5Kで初当たり。
  厳しい展開。遊パチは安く食いつかないと勝てないし遊べない。ずずずっと8連荘。激しい。「激熱」なんていう非常にレアなプレミア画面が見られた。これまた激しくて熱い。それだけに、かどうか知らないが、僕の打っている台には

尻軽女

のような悪癖があるようで、早い段階で見切りをつける。こういうのに捕まってロクなことはない。まだ粘る時間はあったが思い切りよく退店。

  2K負けだがそれはそれで良し。
  僕の腕では年度勝ち越しなんてムリだし、負け額を小さくするのは大事だ。うまく遊ばせてもらうというのも、弱いけれど生き方の1つだ。もちろん悔しいが、銀玉だけが人生の勝負でもなし。そうか、

尻軽女にはもて遊ばれないぞ

という教訓を得た・・・、という読者様がいたりしてね。


  帰宅して日記を書きながら日本酒を少し。
  今夜こそ眠れるといいんだけど。たぶん、大丈夫だと思うのだが。病ではないと思う。もっと、深くて面倒な病はすでに持っているし。なにげに暗い日記かも。
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