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さあ、行くよ。 9月27日


  今日も9時過ぎ起床。
  朝シャワーの習慣があるのだけど、今朝は久しぶりに朝風呂に変更した。プー ルにいけない土曜日だということもあれば、洗濯物がたまっていた(残り湯で洗 いたいわけだ)こともあれば、ぐっと涼しくなったこともある。どうせ風呂が沸 くまでは10分程度だし、長風呂するわけでもない。


  ちょっと重荷の仕事がある。
  きのう頼まれた原稿仕事。パッとみたところ1時間ではとても完了できる内容 ではない。貧乏ヒマなしでいろいろやることがあって、1つの作業に3時間も取 られてしまうわけにもいかない。なぜ早起きできなかったんだ、と嘆いてもしょ うがない(過ぎたことである)。サクサクと朝食を済ませてとりかかる。

  大変なことに(@_@)
  かなり集中してやったが2時間以上かかってしまった。足りない脳みそをフル 回転。どう見ても授業をするほうが簡単だ。仮定法の説明とか(ユルすぎるんじ ゃないか)。でもやるしかないんだよな。

納期は特にないから、それだけに早く仕上げないと

信用を失う。もちろん、納期があっても on time ではあまり評価してもらえない。 in time でなければ。どの仕事でも職業でも同じだろう。

  ああ、つらい。
  なんていう負け犬っぷり。どこまで落ちていくんだろう。これまで生きてきて 、僕は何も手に入れなかったよ。誰からも必要とされなかった。生まれてきたの がいけないんだ。もう俺なんて死ねばいいんだ。もう人生は終わりだ。終わらせ よう。パパ、ママ、ごめん。


僕はもう行くよ。


  まあとにかく終わって良かった、めし、メシ(^^ゞ


  ひるめしは家でラーメンを作る。
  モヤシとネギが残っていたこともある。別にうまくない。ふん。空気は秋のそ れに入れ替わろうとしているみたいだ。夏の空気に北風が入り込んで雲が出てい るけれど、晴れ間ものぞく。25℃にもならないだろう。少しだけ布団も干せたし 、洗濯物もそれなりに乾いた。帰宅してから寝室で仕上げ干し(除湿機と扇風機 をつかう)する予定。

  急ぎ皿を洗う。
  次はアイロニング、但し室内。邪道。さらに今日の授業準備の確認。「活動」 。昨晩の読書の感想文書き。なんだかやることが多すぎるよ。追い込まれてるな あ。


  『思春期のこころ』大渕憲一を読了。
  思春期の精神的なありさまについてつれづれに語った本。
  内容からしてやむをえないが、やや散漫な印象がある。

  思春期って何だかよくわからない。
  言葉の定義はとうぜん曖昧だし、その時期に属していたこと・属していること の実感もない。極端なことを言えば、読者様はヒクと思うが、

僕自身は思春期を脱しているのか

ということにすら確信が持てない。ずいぶんスレたオトナになったなと思うとき もあれば、「ふふ、まだウブな俺」なんて思うこともある。思春期って何よ?

  本書には、思春期の思考とそれに基づく行動が説明されている。
  ひきこもりとか、いじめとか、自意識の影響とか、人間関係とか、反社会性と か。個々の論はわかりやすく、なるほどと思う箇所が多いものの、本書を貫くテ ーマとでもいったものがわかりにくい。

一貫した論によって語れるようなものごと(のありさま)ではない、

ということでもある。欠点ではない。

  オススメの基準。
  たくさんの類書を読むつもりがあって、こういう1冊もその中にあっていいか なと前もって思える人、だろうか。ちくまプリマー新書はどちらかと言えばダイ レクトに青少年に読んでもらうことを目的にした本が多い。が、本書は思春期の 中にある人よりも、彼ら・彼女らに接する人が読むものだろう。僕のような教え る仕事の人はもちろん、子育て最中の人などが該当する。まずまず。


  出勤して速読ゼミから。
  今日は演習2発ということで、僕も生徒様もつらかっただろう。絶対的な時間 が足りないのはお互いさまである。生徒様は演習中に

「くわぁぁぁ! あと2分くれよ!」

と思うだろうし、僕だって

「くけぇぇぇ! 40分で長文2題も解説かよ!」

と思っている。これでいいのである。死に物狂いで追われるから、終わってみれ ばきっと伸びる。そういうものである。ちなみに、今日の長文に関するエッセイは「ここ」。


  Qクラスの連続コマの休み時間。
  教室に向かう廊下には、生徒様が自習するための机とイスが置いてある。もち ろん僕もその前を通らなければいけない。女子4人くらいがタムロして、休み時 間の談笑を楽しんでいる。良いことである。

  女子4人のメンツは、僕が知っている生徒様が2人かな。
  何しろ授業前に通過するだけだから確認できない。何かの必要がなければ自分 からはコンタクトしないタイプだし、授業の本鈴2分前だから当然のことである 。今日のQクラスの生徒様が1人、以前に教えさせて頂いた生徒様が1人だろう か。すると、女子4人の1人が僕に呼びかけてきた。

♀「せんせー?」
僕「はい?」
♀「エヴァンゲリオン好きなんですか?」

4人は爆笑(@_@。 なんなんだよ。見ると、僕は質問してきた生徒様の顔すらも 知らない。

僕「おいでなすったわねー! アスカ、行きます!」

と返事をした・・・のはウソ。このくらいの機転が利けば、僕ももう少しマシな 人間になれただろうとは思う(それでいいのかという議論はおく)。実際には、

僕「っていうかさ、きみ、顔も知らないよ、誰だよ! 初対面でエヴァねたかよ ! 俺、エヴァ好きはパチンコだけだよ! 頼むよ、ホントに!」

と言っておいた。


  まあ、こういうHPをやっていれば、こうやって笑いモノにされるのも覚悟の 上である。
  問題はない。むしろ、話題にしてくれてありがたいくらいだ。その内容がどう かというのは別にして、村上春樹ではないけれど、誤解されないことが本当に理 解されることはない。誤解できないものなんか理解できないし、憎悪できないも のは愛せない。しかしね、エヴァ好きなんていうウワサになると困るなァ。「こ こ」とか「ここ」とかで書いてるからいいけど。

潤ちゃん、ごめん・・・

とタマには内輪ネタもあったりする。


  授業後は軽く飲みにいった。
  僕としては意表を突かれたが、誘われたため。最近は誰も誘ってくれなくなっ たから嬉しい。そろそろ僕のほうが「センパイ」の講師が多くなってきたから、 本当は僕が誘わなきゃいけないんだけど、僕にその経済的余裕も、精神的余裕も ない。

さあ、行くよ。


「この日記、釣りなんですよね?」

今さらわかったの?
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