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大雪は深夜から |
3月3日 |
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9時過ぎ起床。
すこし寝坊になったのは昨日の疲れかな。授業をするのは基本的に一方通行で
自分から発信する情報量が多いけれど、対談をすると受信しながら発信するから
絶対的なパワーが必要になるような気がする。体力がないので。
昨日の日記の補足を少々。
対談は業界に関する内容。これから編集してエッセイのかたちで公開する予定
。テープ起こしと文章の訂正(僕とM氏で進める)が必要だから、アップはどん
なに早くても桜が散ったころになる。
話された言葉そのものは文章にならない、ということは何回も書いてきた。
歴史をつむぐように、会話にあったことを会話にあったモノに変換しないと、
読者様には伝わらない。いかに削り、いかに抽出するか。変換してもニュアンス
が伝わりきらないことは確かだが、それを伝えようと虚しい努力をするのが、つ
まり書くことである。
そう、何にもならない。
僕を含めた誰もがトクをしない。経済的にも職業的にもメリットはない。そこ
を敢えて僕が指摘すると、M氏はこう言った。
>そうやって取捨選択をしていくことが、形にもお金にもならない、大事な経験
ってものなんです。何かになるとかならないとか、どうでもいいじゃないですか
。時間をかけて、無形のものを積み上げていくんです。それが面白くてぼくは「
よびわる」を読んでるし、信原さんは書くべきなんです。
この「引用」自体も、実は実際のセリフではない。
内容を僕なりに咀嚼(そしゃく)して書いたもの。でもね、これって大人にな
っていく過程で、あるいは大人になっても大切なことじゃないかな。
無意味な積み重ねをしていかない人って、
ちっとも魅力がないでしょ?
もう1つの補足はケータイの話題。
生徒様が授業中にいじることが少なくなった、ということ。M氏の授業では散
見されることもあるそうだが、僕は少なくともこの1年「間違って鳴らした」生
徒様すらいなかったと思う。僕とM氏の共通認識になったのは、
今世紀初頭とは世代が変わって、むしろ高校生にケータイのマナーが浸透してき
た
ということ。じっさい、僕の帰宅時の東西線では混雑している車内で鳴らす40代
のオヤジが25分足らずで2人もいた。その内容は、
「いま行徳過ぎたあたりだから、もうすぐ。いま電車の中だから、降りたら電話
する」
なんてもの。バカかよ。おっさん、マナーモード設定方法とかメールの使い方く
らい勉強しろ(-_-メ)
昨日に続いて上京。
某ホテルで市進の講師説明会というもの。去年は3月4日だった。いつも火曜
日なんですかね、僕が出席するのは2年連続、という事情は上記の日記に書いた
ので省略。
今日は夕方から雪という予報。
仕事なのでスーツで行きたかったが、帰りを考えて平服で失礼した。雨や雪で
スーツを着ればクリーニング行きが確定するから、無理したくない。今年度は時
給も下がったことだし(お、ゲキアツ!)、必要を超えて出費を増やすことはで
きない。
年収が5%下がれば、それは死
というのが予備校講師のネオ鉄則かと思う。死は、できる限り遠ざけるべきだと
いうのが僕の人生訓の1つだ。
講師説明会。
ええと。んなこたぁともかく(業界関係者の期待を裏切る記述)、その後のパ
ーティーのローストビーフはあんま旨くなかった。
「だから、んなこたどうでもいいんだよぉぉぉ!」
散会後に某講師と呑みに行く。
浜松町の某焼き鳥店に入れば、
>コースで頼め、2,000円な、文句あるなら帰れ
と匂わされたので、わかったよと即座に退店。
別の庶民的な店に移り、泥酔。
2人で日本酒(1.5合強)を6本。こりゃ呑みすぎだろと思ったが、連れは年上
なので逆らえず。ぐだぐたに酔って帰宅の電車に乗る。乗り過ごすことはなかっ
た。千葉の最寄り駅に着けば、本格的な雪。寒い。
今日は将棋界の大切な1日。
日付が変わってから自宅に到着して、TVで観戦。将棋界のいちばん長い日と
呼ばれるこの1日については、去年の今日「ここ」の過去日記などで内容が学べ
ます。学んでどうするのか、と思った人は読み流しの習慣を変えてみよう。
最大関心事は谷川先生がA級陥落のピンチにいること。
なにしろ27年A級を維持してきたから、陥落となれば事件だ。今は5局
のうち2局が終わった0:30過ぎ。全てが終わるのは1時半くらいだろうか。呑み
すぎなので熱い紅茶を淹れて、この日記を書く。さあ結果はどうなるか・・・も
う眠いし疲れたので明日の日記で。ばいちゃ。
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