予備校講師でわるかったな!





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ひさびさのデビュー戦 3月10日
  9時起床、すこし寝坊。
  昨晩はまた飲みすぎてしまったみたい。兄弟が帰宅してからも飲んだから「2 段階飲み」になってしまったわけで、やむをえず。二日酔いの兆候はなかったが 念のために朝風呂を済ませておいた。スッキリ。


  書くことが多いので先を急ぐ。
  2月10日にワセヨビに依頼された原稿を書く。書面にはこうあった。

・講師より一言のお原稿(8字×8行以内)
・「ご執筆文」のお原稿(30字×7〜15行ほど)

どんなことを書くべきなのかとHPを訪問してみるが、8字×8行以内というの がどこに該当するのかわからない。そこで本部に電話してみると、

>8字×8行以内はパンフ用で、30字×7〜15行はHP用

とのこと。なんだ、初めからそう書いてくださいよって感じ(@_@)


  40分くらいで両方を書き上げる。
  この手のものを真面目に書くと誰も読まない、ということは知っている。そう でしょう。講師からのメッセージに「仮定法が」なんて書いてあったら、もうそ の時点で読まないことは確定する。

読まれなければどんなスバラシイ内容でも無意味

というのは、こうしてHPをやるまでもなく知っていたことで、やることでなお さら確信を得た世の中の原則である。

  とは言うものの、さすがにパンフ用の8字×8行以内は平凡なものになった。
  すでに今年度のパンフはできているから、これが採用されるのは早くても1年 後か、それとも講習などのパンフだろうか。ほとんどコピーライティングの世界 である、とはずいぶん昔に書いたような(ヒマここ)。


  HP用の30字×7〜15行は工夫できた。
  ウェブだから多少の増減(というか増のほう)は問題ないということで、結果 的に改行スペースを含めて20行になった。どちらもメールで送付した。

  こういった文字幅や文字数の設定が厳密な原稿の場合、僕はということになる が、

改行やそれによる空白、行またぎの問題

を全て考えたものを書く。
  ウェブの画面は非常に文字の読み取りが難しいものだから、改行を多くとり、 程よく文字のバランス(漢字とひらがなとカタカナの配分)をとる必要がある。 それが「最適化」ということ。実際にアップされた場合にどうなるかは、僕の仕 事ではないのでどうでもいい。僕ができることは全てやっておく、というスタン スだ。

  HPぶんの書き出しは、知っている人にだけ通じるギャグを入れた。
  知らない人にはふつうの文章にしか読めないように書いた。かなり風変わりな 内容なので採用されないかもしれない(マジメに書けぇ、お前なんかクビだぁぁ ぁあ!)。ウェブだから、早ければGWくらいにまでアップされるのだろうか。 そこはよく知らない。後日談をお楽しみに。


  お昼前から晴れた。
  春らしい暖かさ。夕方にすこし雲は出たものの布団もよく干せた。長くなって いるし、ネタもすでに書いたので日常の記述は省略する。次が大事な話題だから 。


  今日はワセヨビのデビュー戦。
  新しく働きだす予備校の話を書くのは「よびわる史上初」である。なんか弱そ うだな。僕自身が新しい職場を開拓するのは、

ちょうど10年ぶり

である。ああ、その10年前って××予備校ですか(僕が2年前に首になったトコ )と思った人は「よびわる愛読者」であろうか。あそこではありません。同じ99 年度には、市進とソコ以外にもう1つの予備校に行ってたのです。その「もう1 つ」の予備校についてここで書くことは、たぶんないと思います。ま、それはと もかくアイ・ラブ・ワセヨビよ!

  とおべんちゃら書いてないで出講(-_-;)
  校舎は西船橋校というところ。西船橋駅そのものは以前と違って開発されてき た。駅構内のビルもまあ、千葉県としては上出来じゃないか。ただ、北口を出る と

焼き鳥くさい

という気はする。

  ここでは、乗り換えたことはもちろん、降りたことも何回かあります。
  北口駅前の杉(だよね?)の木は、クリスマスの時期になるとクリスマスツリー化するんですよ。なんとなく、

中山競馬場がソノ金だしてんじゃねーのか

という気もしますが。違ってたらごめん。ライオンズクラブとか子ども会だった りしてね。ちなみに、中山競馬場はお隣の船橋法典駅(武蔵野線)が最寄り駅で 、通は下総中山駅(総武線)から歩いていきます。京成の東中山駅ってのもなか なかオツですよ。いつになったらワセヨビの話なんだよ。


  校舎の地図は不要。
  ちょうど武蔵野線のホームから見える、徒歩2分足らずのところです。でっか いなあ。さて、13時ボーヤの謎を暴かねば、と入店。入校っていうのかな。もし もーし、たのもう、道場破りあるよ? よびわるチルドレンのパパでーす、アミ ーゴ?

「お前さあ、真面目に書いてないだろ!」

いやいや、真面目だってばさ。

  校舎長と挨拶。
  いやに丁寧なのでちょっと恐縮した。校舎全体を案内してもらう。ほとんど全 ての教室を覗き、トイレや喫煙所の位置を確認し、ビルの所有権は誰なのか、チ ョークは自分で持っていくのか、なんていう話まで伺った。そのために始業1時 間前に校舎に入ったわけ。場所の空気に慣れないと、教壇には立てないから。

  講師の皆様には一般的な挨拶。
  1コマだけというのは僕くらいで、キョロキョロしているのも僕くらいで、み なさんは休み時間を有効に使うことに忙しそうだった。それに、今日は年度最初 の授業だろうから(ワセヨビ全体はたぶん昨日開幕)、いろいろ雑務があるだろ うから丁寧な挨拶は避けておいた。新入りは

ジャマにならずかといって不愉快でもない

くらいの立ち位置を占めたいものだ。ベテランの講師にとっても、初講日はナー バスなのだから。そのあたり、まあ、あの、えー、やめとくか(^^ゞ


  高2の基礎クラスということで少人数。
  これはどこの予備校でも程度の差こそあれ同じだよなあ。某大手予備校でも、 受講者4人なんていう話を聞いたこともある。高2の時点ならレベルが低くても 早稲田は不可能な大学ではなくなったのだけど、消費者にはなかなか浸透しない 。そのあたりの情宣をキッチリやれば、この業界はまだまだ捨てたもんじゃない と思うがどうだろう。

  授業は順調。
  想像していたよりも生徒様のデキが良かった。受講姿勢は予想通り良かった。 初回ということで慎重に進める。読解の授業だが文型を扱うというコンセプトの テキストで、ここが難関かと思ったが意外にスムーズに行けた。デビュー戦の緊 張は、教壇に立って10分くらいで消えた。


  ワセヨビ筆おろしの感想としては、楽しかったな、というところ。
  筆おろしの意味をお母さんに質問しないこと。1つだけ例をあげれば、スタッ フの雰囲気の明るさ。帰り際に「お疲れ様でした」「ありがとうございました」と言われるのが、講師にとってどれほど嬉しい(というか自尊心をくすぐられる)ことか。他の例はまたそのうち。

  ただし、疑問点もいくつかあった。
  これじゃあアレなんじゃないか、というところとか。こんな書き方じゃわから ないよね。もちろん立場上で書けないからだけど。おいおい書いていくことにな るだろう。ヒントとしては、今は30年前じゃない、ということ。


  帰宅して夕飯。
  メインはサワラとネギのバター焼。サワラが厚めで火を通すのに苦労したもの の、全体としては良いデキ。味付けは塩・コショウ・酒で、最後にしょう油チラ リ。バターとしょう油の相性の良さは、まるで僕とあおいのようだ。比喩がわか らない読者様もいるようだ。

  食後酒はたまのウイスキー。
  サントリーの『白州』をストレートで。緊張を解くため。70分1コマで肉体的 な疲労は全くない。風呂に入る意味がないんじゃないかと思ったくらい。でも、 当然だろうけど

朝からワセヨビのことを考えてばかり

だったから、緊張は長く続いたと思う。それなりの好発進じゃないかと思いたい 。まるで新人予備校講師のブログのようだ。ブログは、始めたら3年くらいやら なきゃ意味ないんですよ、と最後に読者減らしの毒を吐いて去ります(@^^)/~~~
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