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血の匂いがしない 3月24日
  8時半起床。

・女子3人と民宿に泊まったはいいが雨。砂利のひかれた駐車場に布団を引いて 、2組にわかれて布団に入る。雨が敷布団から染み出してきたようで困る。これ はひょっとして、建物に中に避難したほうがいいのだろうか。隣の女子はまだ眠 っているし、どうしたもんかな。

という夢だった。
  なんだかワイセツな気もするし(別に何もしてないんですけどね)、象徴的な 気もする。この2日の強風はやっとやんだ。10時間近く眠ったので爽快な気分。


  サンセベリアを冬眠から起こすことにした。
  例年は4月から10月にかけてツキイチで水遣りをする。冬はあかりの当たらな い場所に放置しておく。今年は少し春が早く来ているようだし、古くからあった 葉が完全に枯れていたので、例年より1週間早く起こすことにした。水をたっぷ りあげて、陽の当たりやすい場所に移動する。

  今年でたぶん6年目くらい。
  今までも何回か書いていると思う。小さな鉢に4本くらいの葉があるものを頂 いて、株分けを重ねて3つの鉢になった。最初の鉢に新しい葉を植えて、それは 実家におすそ分けした。この2年は連続して花が咲いた。今は

2つの鉢に合計16本の葉

が生えていて、当初からの4本のうち3本だけが残っている。正確なところは不 明だが、1つの葉はざっと5年くらい生きるということだろうか。5月にはまた 株分けして4つの鉢にするつもり。安定したら誰かに差し上げますので、希望者 は連絡ください。


  日常はいつものように。
  昼飯を食べる店を新規開拓。飲み屋さんのランチ。しばらく中止していたが再 開したとのこと。春巻とマグロの中落ち。絶品。文句なし。味噌汁の豆腐は焼き 豆腐を使っている(煮崩れしにくいから)ところなど、細かいところに目が行っ ているという案配。コーヒーがつかないのも良い。ごひいきにさせて頂きます。

  店ではラジオがかかっていた。
  例によってWBCという野球の話題。いま7回でどうのこうの、とか。

>WBCが気になって困りますね。仕事してる人とかどうやっているんでしょう?

お利口じゃないの。仕事中にネットで途中経過チェキしているような奴は働いてるって 言わないの。マスメディアの過剰放送だって気がつかないのかしら。


  わしは帰宅して観戦(^^)
  9回の表から。そもそも、決勝が今日だということすら知らなかった。1点リ ードでダルビッシュが出てきて、追いつかれた。イチローのタイムリーで勝ち越 し。無事に日本の優勝。良かったね。

  しかし、なんで抑えがダルビッシュなんでしょう。
  藤川(だっけ、阪神の)じゃないのか普通は。先発と抑えじゃメンタリティが 違うだろうし。あるいは、投球数制限とかあって、ダルビッシュを使うタイミン グがなかったのかもしれない。


  ナンと言っても変なのは、敗者復活戦だろう。
  あんなにヒンパンに敗者が復活していいのか。一度負けたら、相当なビハイン ドを背負わされるのが世間の常識ではないか。負けて落ちれば泥、這い上がるの はイバラの道、そりゃ一応敗者復活戦もあるけれど、そんな簡単に負け組は巻き 返せない、というのが新自由主義ではないのか(ちょっと論理にムリがあるな) 。っていうか、WBCってアメリカで/がやってるんだよね?

  きのうも書いたように、決勝戦である日韓戦が

この大会だけで5戦目

なんてどうかしていると思う。
  規模はだいぶ異なるにしても、将棋の竜王戦のような「いちど敗者組に回った らそんじゃそこらじゃ決勝に出れねぇ」仕組みになればいいかなと思う。はい、 野球の話は終わり。


  遅い午後は昼寝と読書と仕事と相撲。
  早起きしたこともあれば、火曜日は出勤時間が遅いこともあり、タスクがもり もり片付く。それにしても相撲まで観れるとは、俺の人生はこれでいいんだろう か。なんて考えるのはヒマなときに譲るとして、感想文を書いてから出勤。


  『旅館再生』桐山秀樹を読了。
  サブタイトルは「老舗復活にかける人々の物語」ということで、いわゆる和風 旅館の人気復活の理由を探る本。
  がんばって調べて書いたんだろうけど、きわめてつまらなかった。

  和風旅館の衰退が激しい。
  とくに大型温泉宿などというのは、戦後経済成長の中で社員旅行の定番となっ て栄えた。が、バブル期のムリな投資が祟って、今さら団体旅行という時代でも なく、そういう宿はどんどん衰退していく。いっぽうで老舗として頑張り続ける ところもあれば、ホテルのようなもてなしで新しい時代の和風旅館と言える立派 な宿もある。

  このくらいは常識だろうか。
  本書は、経営方針を変えることで成功を収めた、あるいは収めつつある和風旅 館の戦略を紹介するもの。文字がたくさんのわりに内容が薄いなと最後まで読み 進めたら、こんなあとがきにたどり着いた。

>本書は先に刊行した『ホテル戦争』に続く第二弾である。本来はホテルを専門 にするため、取材には時間をかけ(以下略)

  な〜んだ。
  この『ホテル戦争』は読んだ記憶がある(ヒマここ感想文)。面白くなかった 記憶があるけどと上記の感想文を読んだらその通りだった。ま、それはともかく 、本書を読みながら感じていたのは

この著者あんまり和風旅館に泊まってないな

ということだ。

  もちろん本書に登場する「再生した」宿などには泊まったことがあるようだ。
  でも、再生できていないひどい宿に泊まった経験がない(あっても少ない)こ とがよくわかる。その証拠はない。ないが、経験に裏打ちされた熱い気持ちが感 じられない。たとえて言えば、この日本刀はなるほどよく磨きこまれた名品では あるけれど、

人を斬ったときの血のりを拭いた跡がない

という雰囲気なのだ。この手のノンフィクションと呼ばれるジャンルは、取材だ けでホイホイと良いものが書けるとはとうてい思えない。そういう意味で、僕に とっては愚書だ。


  ワセヨビは3回目。
  通勤も授業も慣れてきたかな。黒板とチョークの相性がわるいのか、文字が書 きにくくて困る。黒板がピカピカツルツルで、チョークの粉が乗らない。まるで

若い娘のお化粧みたいだ、

なんて書くと方々から叩かれるからやめておこう。今のところで苦笑できた貴女 は大人。筆圧の軽い講師はやりやすいのかもしれない。

  授業衣装はスーツ。
  例の件で謝罪しなければいけないので、というのはウソ、タダの気分の問題だ (バカ、本音を書くな)。僕がスーツ着用を義務化しているのは年度初講日のみ ではあるが、このようにたまには着ることがある。今日はいちにち寒かった。朝 のうちにパラリと雨、そのあとはずっと曇っていた。


  少しも疲れずに帰宅。
  ああそうだ、ワセヨビから初めての給料をもらった。正確には明細をもらった 。そっか、10日締めで25日支払いなんだね。週1コマなのでお小遣いにもならな いが、初年度とはそういうもの。何とかこの1年で結果を出して、コマ倍増を狙 いたいところだ。どうなることか楽しみだ。

  夕飯は特にメインもなく。
  サーモンの刺身、湯豆腐、モロキュウ、キャベツの甘酢漬け、メカブといった ところ。稼いでないからショボイ食事になるのは当然だ。もう少し野菜を取らな いといけないな、というのが反省点。早く、血を流さなくては。
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