予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

象徴らしくのんびりしてねん 4月10日
  8時10分起床。

・Fクラスで生徒様に説明してもらおうとしたら、ヘンなことを仰るのでブチ切 れてガリガリ説明する。お前らそれでも受験生かと叱咤したいが、よく考えれば 俺も講師じゃないかと、しかしどりゃぁぁぁ!

という夢だった。
  近未来かもしれない。それでいいのだろうか。早起きしたのは後述のごとく将 棋を観戦したかったから。ギリで間に合うように8時40分に目覚ましをかけたも のの、起きるべき時間が決まっていると早く目が覚めてしまう体質だ。さくさく 朝食を取って、洗い物を終えたときにちょうど9時。TVの前に座る。


  昨日から将棋の名人戦7番勝負。
  羽生名人に挑戦するのは郷田九段。羽生は昨年の名人防衛で永世称号の資格を 得た(2008年6月18日の日記)。現在は4冠。竜王挑戦失敗をのぞけば、昨年度 は好調だった。対する郷田も「そろそろ名人か」と言われるくらいにキャリアを 積んできた。森内名人を

「扇子の音がうるさいんだよッ!」

とキレさせるほどの豪腕(2007年4月10日の日記)。挑戦は2年ぶりで、長考派 として知られている。

  先手は郷田で、初日の封じ手は羽生。
  郷田が攻めて羽生が受けるというのは、矢倉戦ではふつうの展開。ところで笑 えたのは、今朝の毎日新聞の見出し。

>郷田 気合の長考

長考って気合の問題なんかいな。9時間持ちで3時間26分という長考で、記録上 は史上2番目ということ。

  午前10時までのTV中継では、8手ほど進んだ。
  今年もウェブ中継は会員制(有料)。他のタイトル戦は全て無料で観ることが できる。ファンサービスって何なのか考えもしない

お利口系新聞社2社

の主催である。この件に関しては毎年苦情を書いているので、今年はこのへんで 以下略。4−3で羽生防衛が僕の予想で希望かな。


  お昼前に外出して日常営業行為。
  昼食はさいきん見つけた旨い居酒屋ランチ。牛肉とゴボウの煮物が旨か った。今日も昨日と同じように暑いくらいの晴れ方。干し物が干せ過ぎてしょう がない。嬉しい悲鳴(きゃー!)。そろそろ、うら若き婦女子は紫外線対策をど うぞ。

  衣替えもスタート。
  カクジツに服の数は減ってきている。ちょうどこの「よびわる」を始めたあた りから衣服削減運動に取り掛かり、順調に推移している。服の寿命には完全な臨 界点がない(靴下なんかだと穴が目安になるけど)から、目をつむってエイッと 捨てる気合が必要になる。長考しないのが大事だ。きょう捨てたもの。

・半袖シャツ4枚
・長袖シャツ、ポロシャツ各1枚
・スラックス1本
・靴下2足
・Tシャツ、ハンカチ各1枚

もっとシンプルな生活ができるはずだ。まだ半袖シャツが40枚以上あるし、ポロ シャツも20枚以上あるし・・・。


  午後3時から1時間昼寝。
  4時から将棋中継が再開。雑用をこなしつつ観戦。解説の木村一基八段は話が 面白い。素人が指しそうな手の問題点を指摘し、対局者が指しそうな手の構想を 詳しく説明し、ときどきギャグを入れる(大盤解説場なので笑いが起こる)。少 し早口という欠点はあれど、名解説者の1人と言える。

  中継が残り5分になったところ。
  郷田が2六銀と予想外の手を指す。全く解説のなかった手で動揺が広がる。木 村八段も慌てる。

「まったく考えてなかったんですけど。まずいな、言い訳したくても放送時間が 足りないんですけど?」

一同爆笑。生中継で当意即妙のギャグが求められるだけに、なかなかセンスが良 い。予定された笑いを取るのは誰でもできるが、アドリブで笑わせるのがどれほ ど難しいことか。

「でも、木村って、ハゲだよな?」

とか言っちゃダメよ(^_^;)


  6時までネットリとした中盤戦。
  クロウト好みだが退屈とも言える。細かい応酬が多い展開なので、長考は 少なく手が進むのが救いかな。決着は8時過ぎになりそうで、見届ける方法は上 記のように金を払ってネットで観るしかない。何とかしてくれ、偽善系新聞社2 社よ。次の中継は

日付が変わって0時45分から

ということで、この日記のアップより後になる。何となく、先手8三角の構想に ムリがあって羽生勝ちでは、と予想しておく。


  夕飯のメインはカレー
  お、珍しい。僕は基本的にカレーを作らない。理由は3つ。

1、洗い物が面倒
2、独りぶん作るのは効率が悪い
3、お酒にあわない

なかでも3が問題だ。しかし今日はカレールーが冷蔵庫から発見された。たぶん 、1年前のもの。前の前の冬に、鍋の残り物に加えていたものだ。そのくらいカ レーを作らないということである。

いつまで経っても腐らないし(-_-;)

  処分に困っていたので決心。
  3行レシピ。

1、鳥ササミと薄切りしたエリンギを水を張った鍋に投入
2、適当なところでルーを投入し、10分ほど煮て10分ほど放置
3、温めなおすときに剥きエビを投入

以上。

「それってテキトーなんじゃないか?」

と思った読者様は賢明である。ああ適当だ、死海文書にないレシピもある。ちなみに、隠し味としてコショウ・ ソース・ケチャップを加えた。それなりに食べられた、くらいかな。


  最後に、今日は天皇陛下夫妻の金婚式という話題。
  おめでとうございます。陛下はもちろんとして、皇后様のご苦労は大変なもの だと思う。どう大変なのかはよくわからないにせよ、今の「開かれた皇室」の基 礎を築くのは大変だったろうと想像できる。皇太子妃の問題でも明らかなことだ 。

  前にも書いたと思う。
  そろそろ陛下も皇后様もお年を召されたことだし、事実上の引退をして頂いて も良いのではないか。70代半ばなんて、リタイアしてのんびりするべき年齢じゃ ないか。健康問題というよりも、

老いたら老人らしいノンキな暮らしをしようぜ

というライフスタイルの例を示していただきたい。


  こんなことを書くと怒る人もいるだろう。
  でも、元旦にお披露目(っていうのかアレ?)してもらえれば充分ではないか 。公務は働き盛りの皇太子が代理でOK。制度や名目は別としても、陛下は隠居の身と して

日本の老人の象徴

たる活動をして頂きたい。それに、

もっと肉声や本音を聞きたい

というのが国民の願いな のでは(例:最近の若いものはなっとらん、特に、ウチの嫁)。それを実行するだけのことをやってきたのが、今の陛下だと思う。ちが うかな。別に違ってもいいし、僕は特別に天皇制を支持しているわけではないけ れど。では。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ