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GWの新名称を募集 4月29日
  9時起床。
  昨日の続きのような天気で晴れ。例年より少し寒いような気がするのも同じ。 午前中は床暖房を使ったのも同じ。夕方に雲が出なかったところだけ異なる。G Wに晴天が続くというのは珍しい。


  そう、GWなんだね。
  今日は「昭和の日」というそうで、昭和天皇の誕生日。いま未成年の人は

「は〜、そうか昔は昭和天皇って人がいたんですね」

と思うことだろう。書いてみて、そんなに昔のことだったのかとガクゼンとした 。このネタ、去年も書いたかな、まあいいや。歳月は人を待たず、我が家には嫁来たらず

  じゃなくて。
  世間様は今日からGWモードなんだろうか。木曜と金曜が休みで8連休という 人が多いのかしら。いやいや不況だからカレンダー通りだよっていう人もいるの かも。休日を減らしたところで景気が良くなるとも思えないけれど、まともな世 間とはそういうのかもしれない。

  さて僕のほうは今日でいったん授業はクローズ。
  市進は明日30日から6日まで7連休(生徒様は前半で定例試験がある)。ワセ ヨビは3日から6日まで4連休(4〜6は1学期唯一の休講期間)。僕はたまた ま火曜日がワセヨビなので、例年通りに7連休ということになる。2日と4日に 用事がある程度で、とくべつなことは何もない。

ウラ若き婦女子のお誘いを心待ち

にしていたけれど、何もなし。ナシ。ナッシング。ないのかよ! つまんないの ー(._.)


  午前中は腹しぶりながらも勉強。
  お昼過ぎに外出してスーパー。書店で本を1冊買った。意外に人出が少なかっ たのは、みんなレジャーに行ってしまったからか。ジャージャー麺弁当とやらい うものを食べた。これ、この季節になるといつも食べてるかも。おいしかった。

  午後はプリント作り。
  定例試験解説の「短縮版」は完成。勢いあまって「完全版」も完成。前者は週 明けの授業で配布することになる。PCで作業をしていたら、久々に

アンチウイルスソフトの更新通知(継続するなら金を払え)

がやってきた。わかりました、払います。クレジットカード決済ってラクチンね 。スキをついて本を読んだ。


  『食の堕落と日本人』小泉武夫を読了。
  発酵にくわしい「味覚人飛行物体」である著者が日本人の食の復活を呼びかけ る辛口エッセイ。
  やや懐古主義・国粋主義すぎるきらいのある箇所もあるものの、全体として良 い提言が多かった。

  僕くらいの世代以降だと、もう気がつきようのない事実がある。
  食事の洋風化だ。欧米化というべきなのかな。コンビニやスーパーやファスト フード店といった食材調達場所の進化があったせいもあるのだろうが、小学生の ころから洋食を食べることに違和感は特になかった。と書きながらも、幼稚園生 のころに家で洋食(と言ってもハンバーグ程度ね)を食べることってなかったん じゃないか。記憶はハッキリしていない。

  本書の提言を要約すれば、従来の日本食文化を取り戻そうということ。
  食べ物の話が大好きな著者だけあって、食糧自給率の問題など堅苦しい話ばか りではなく、「日本食がいかに旨いか」という話題も多い。マジメな提案だけど 小さなユーモアがある。たとえば、お握り(おむすび)の話題。

>むすびの基本は腰である。両手に水をつけ、粗塩を塗りつけて飯をとり上げた ら、腰をぐっと入れる。そして腰に力を入れたまま、手でご飯をぎゅっ、ぎゅっ と押し込み、回転させながら握っていく。
  むすびのつくり方を学ぶことは、日本の食文化の基本の一つである。かたく結 んだむすびの素朴なうまさをこの民族は忘れてはならない。

  そっか、俺は腰に力が入ってなかったからお握りを作るのが下手だったのか、 と気づかされた。
  日本酒や魚のアラや料理の下ごしらえを大切にしろなど具体的な箇所も多く、 ふつうのエッセイとしても楽しめる。全体としてマジメでまともな正論という角 度から読むこともできる。機会があったら立ち読みでもどうぞ。


  校舎へ。
  生徒様に質問してみたら、すでに3年生の定例試験は終わっているそうだ。あ れあれ。そう言えば、去年からそうでしたっけね。ザル頭なのでどんどん忘れて いく。しかし会員ページの更新は予定通りに今週末にします。僕の用意ができて きないという理由。

  授業はまずまず順調。
  背景知識ではなく、世界観を広げるための余談が過ぎたかもしれない。2分30 秒オーバーはちょいミスかもしれない。何しろ、このレベルの担当と教材が初め てなので、こういうことは今後もあるかもしれない。

教える人=教えたがり=スケベ

の血が騒ぐのが問題かも。なお、余談の内容補足は4月16日の日記からたどって 下さい。


  授業後に本部に電話。
  4月26日の日記の件で、夏期講習の担当時間を問い合わせた。できる限りこう いうことは避けたいものだ。時期的に忙しいだろうから、余計な手間をかけさせ るようで申し訳ないから。予想されたとおりの悪行を働いてしまったようで、足 も電話をする必要が生まれた。

  そうそう。
  同僚諸氏にお伝えしておくと、

依頼書の発送は××ていて、×××けに××

ということです。僕だけかもしれないけれど、一応はご報告。情宣活動には問題 のない範囲かと個人的には思う。

「まだ、諦めるな(1秒後ボーン!)」

ということになる。伏字にする理由は各位でご想像のほどを願いたい。この手の 情報を探して笑うために『よびわる』を読んでいる読者がいるということは充分 承知していることだし。まあ、読者サービスというところだろうか。


  帰宅して夕飯。
  今日のステーキはミディアム・ウェルダンくらいに。こういう表現はレストラ ンで通じるのかな。ステーキに火を通すコツをお伝えすると、

2度焼きすること

である。余熱で火を通すと焦げなくて済む。今日も魚焼き用の網で焼いたので、 火を止めて5分ほど放置した。フライパンを使う普通の調理法では、

ざっと焼いて、いったん皿に取る

のが基本になる。ステーキはつまるところ肉の値段で味が決まるのは事実だが、 できる範囲での工夫はしたいものだ。大根オロシとポン酢で食べた。旨かった。


  サブのメインは黒鯛の刺身。
  変に生臭くて完全に外した。100グラム500円でこれはないだろってくらい。生 食はどうしても鮮度や質そのものが勝負になるから、この展開になると手がつけ られない。残りを明日も楽しむつもりだったが、これはシャブシャブ鍋に変更し ないとダメだな。さあ、7連休だ。
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