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初キッスの緊張 5月13日
  8時10分起床。
  ずいぶん蒸し暑い朝で、7時過ぎからウトウトしつつ夢を楽しんでいた。7時間も寝ていないけれど、何しろ疲れていないからけっこう元気に起きることができる。

  午前中はいつもと同じに。
  プールは600メートルで諦めて店外に出れば小雨。あれっ、晴れの天気予報じゃなかったかと思ったけど天気雨のような降り方。濡れることは気にならないタイプなのでそのまま自転車で100円ショップへ。ガーデニング用の土の買い足し。昼飯はどうしようかと外に出れば

スコールに変わって

いた。ずぶ濡れになって帰宅。やっぱ濡れるのイヤ(-_-;)


  昼食は作戦変更。
  自宅で日本ソバをゆでた。油揚げとネギの小口切りとシメジを持て余していたのでちょうどいいか。食べ終わって一服つければ雨がやんだ。古本をまとめて再び外出。新古書店へ。

  買取りは10冊で300円だからマズマズかしら。
  6冊ほど買取りしてもらえなかった。様子を見ると、

古さそのものよりカビの有無

が基準になっているみたいだ。本は保存が難しい商品だけど、本棚に入れて風通しをよくすれば滅多にカビは生えない。ご参考に。

  そうそう。
  マンションのゴミ捨て場から拾ってきたマンガのコミックスをこっそりと混ぜておいたら、ちゃんと売れてしまった(1冊で30円)。いいのか、こんなことして。でも、生活に困ったらけっこうなシノギになるかもしれない。実際に、

捨てられている本のほとんどはマンガ

というのは事実だ。かさ張ってしょうがないからねアレ。みなさんも頑張ってください。9冊買って945円払ってきた。


  帰りしなに床屋さんへ。
  今日は1,000円カットではなく、ちゃんとした店。いいかげんに「いつものお店」を決めたいと考えてきた。初めてなので緊張する。この、初めての床屋に潜入するときのドキドキ感は何かに似ている。

恋人(未満)との初キッス

くらいだろうか。きっと間違っていないのだけど、心のどこかで拒絶されまいかという不安がある。その次のほうではないと思う。その次って何だ?

  店員は2人いて、僕の担当は22歳くらいのお姉さん。
  化粧が濃いけれど、観察すると元の顔も悪くなさそう(わからないけどなw)。それに、えーと、なかなかスタイルも良い。どこ見てるんだよ俺。プチグラマーちゅうんですか。いよいよ緊張するぜよオイ。何にキンチョーしたのかは書かない。シャンプーとかな。ヘンタイ日記みたいで申し訳ない。


  しかし、この女がね。
  愛想が全くないのよ。笑顔ゼロ。事務的・業務的な質疑応答のみ。初めてのお客と一言も口をきかないなんて、サービス業として間違ってるだろ。まあ1,000円ショップなんかはそのほうがいいけど、固定客つかんでナンボの商売が普通の床屋でしょう。たとえばさあ。

姉「なんか蒸し暑いですねえ」
僕「そうですねえ」
姉「うちにいらしたのは初めて、ですよね?」
僕「ええそうです、通りがかったんで」
姉「このあたりにお住まいなんですか」
僕「ええ、最近引っ越してきまして」
姉「ああそうなんですかあ」
僕「ええ、まあ」

くらいの会話があってもいいんじゃないか。内容ないけどさ。小津安二郎の映画みたいだ。

  僕としては入店の瞬間に

「おっ(以下略)」

と思っただけに、非常に残念だ。
  若者よ、コミュニケーション能力磨こうぜ。容姿が十人並み(じゅうにんなみ=ふつうということ)でも、特に若い女子は振る舞いでよく見えるもんなんだぞ。まして笑顔を作れないようでは、可愛くても女子の資格ないのよ!


  帰宅すると、パタパタと感想メールを拝受した。
  感謝。来るときはまとめて来るものだ。この24時間で4通。できるだけここにも反映させたいものだけど、書けばキリがないので省略させてもらうことが多い。返事は初メールだと24時間以内が原則。紹介する場合は匿名なのでご安心ください。2つ紹介。引用文は要旨。

1;昨日の日記について
>先生はいくつ当てはまるのですか? 4つくらいかなと読めたのですが。っていうか、あくまでネタなんですよね?

回答;2つです。塩は確かにツマミになるけど、日記全体の趣旨が示すようにタブーの1つですから。当然ネタですので、根拠はありません。でも、真剣に数えた人はいたはず。

2;一昨日の日記について
>「引きなおし」って何ですか? 連荘したんだから当たったんですよね。パチンコやったことないけど、エヴァの話もっと書いてください。

回答;単発図柄(=確率変動にならない)で大当たりして、100回以内に当たること。「引き戻し」と書く・言う人も多い。引くは「当たりを引く」こと。エヴァ、いいですよね(アスカの笑顔が)。


  2回目の昼食である中華弁当を食べてから出勤。
  蒸し暑くて不安定な天気が続いた。授業衣装はアロハ。もう8年くらい使っていてクタビレテきたけれど、着心地が良くて捨てられない。よたっていることに魅力がある服はアロハとジーンズくらいだろうか。限度はあると思うにせよ。

  授業は3分延長(-.-)
  生徒様のデキが良いのでイジってしまうし、僕も僕で教えたがりをやり過ぎているせいかも。思ったよりも長文が長い(80分で67行くらい)というのもある。余談で

「森永ホモ牛乳」

の話をしたかったけど、できなかった。森永じゃなくて明治だったかもしれない。


  帰宅して夕飯。
  メインはホタテの刺身。ぷりっと太ったやつを売っていたので試してみたら旨かった。とろけた。ホタテの旬はつかめていないが、秋以外ならいつでも旨いと思う。なお、

ホタテは基本的に養殖するもの

なので、天然にこだわる必要はない。おおむね値段と味が比例するし、解凍ものはひどく味が落ちるということだけ、奥様は抑えておいて欲しい。

  日本酒は京都・伏見の『呑ミ足リテ味ヲ知ル』。
  奇抜なネーミングの酒はあぶないと知っている。常温でグビリといけば、辛口でビリリとするくらい。なかなか良い。日本酒度は+5度ということ。ヌル燗に移行すれば、辛さに薫香が加わってさらに旨くなった。

  うわッ、これいいねえとラベルを見れば

>美味しい酒を極めればこの酒に行き着くのです

とある。
  日本酒のラベルの日本語というのは、ネイティブ的にどうなんだと思う表現が多いし、これもそうである。というか、コピーになってないんだよね。それでもこの酒は僕にはかなりハイレベルに感じられた。伏見の水が僕の味覚にあう、という面はあるかもしれない。件名に何かの期待をした人、すいませんね(@^^)/~~~
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