予備校講師でわるかったな!





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いや、来るわ。 5月17日
  8時半起床。
  曇り基本的に暴風、たまに雨パラリという天気だった。布団が干せない日曜日 にはきっと良くないことが起きる。そういう確信が実現する日記。


  新聞を読むと、国内でも新型インフルエンザの流行がスタートしたという記事 があった。
  そっかー、やっぱりなあという感想。5月1日に書いたとおりで、「水際対策 」はキッチリ機能しなかった。でもそれは当然のことだし、せめてこれだけでも 、という気概で取り組んだのは良かったと思う。実際に発病した人は捕獲・監禁 (じゃないけど)できたわけだし。

  それにしてもヘンだなと思うのは、この季節にインフルエンザにかかることだ 。
  いや、かかることもあるだろうし、かかった人には申し訳ないけれど、5月っ て風邪をひくこともほとんどない季節じゃないか。真夏なんかだと夏風邪という のがあるにせよ。風邪とは違うんじゃないかと言われてしまえばそれまでだ。感 染力が特に強いとか、そういうことなのかな。


  神戸ではホテルのキャンセルが相次いでいる、などのニュースも。
  おお、大手の3つの予備校も神戸校や大阪校で休校になってますね。関係者の 皆さん、予備校講師の皆さん、お疲れ様です。とつぜんの休講になってヒマを持 て余して『よびわる』なんて読んじゃってる人もいるかもしれませんね。あはは 。

>ヒマになったから来てみれば、相変わらずお前バカだなッ。

まあな、バカっぷりじゃあそんじゃそこらの奴には負けんよ。でも、休講ぶんの 補講をいつやるのか心配ですよね。

  そろそろ対岸の火事ではなくなってきたかも。
  5月7日に書いたとおり、市進もワセヨビも対応告知はないまま。いいのかな あ。人を狭い場所に閉じ込めることでお商売をしているのが予備校や塾なのだか ら、お客様=生徒様に

「わたくしどもはこういう対応をします」

と宣言する必要はあると思う。

  代わりに、というつもりは全くありません。
  基本的には神経質になる必要はナシかと思うけれど、

少しでも不安があるならまず病院に行きましょう

と個人的に書いておきます。「なんかちっと熱あるけどなぁ」とか思いつつ予備 校に来ちゃ駄目ですよ。特に俺の教室は禁止な。


  夕方6時のニュースでは、国内の感染者は32人に。
  朝刊と比較すると、20人も増えている。7時のニュースでは速報まで入り、さらに12人増えた。これは、千葉にも来るね。来ないわけないでしょ。緊急発進に備えて。アスカ、準備はいい? OKよ。綾波は? 問題ないわ。

「エヴァの準備がまだじゃん・・・次に期待しましょ」

ネルフ、どんだけゆとり機関なんだよ!


  午前中はいつもと同じ。
  家でカレーライスを昼食に食べ終えたとき、ふと寂寥感を覚えた。おおなんか 文学チックだ。こんな日曜日でいいのだろうか。家にいて、幸せになれるだろう か。僕は、僕は・・・。


<本日の不幸始まり>

  そりゃあ銀玉店ですよ、来たのは。
  7のつく日はイベントなのね(実はどの日もイベントをやっている)。ここん とこ5連勝だから負ける気がしないのね(だからって油断しすぎだろ)。日曜日 だってこういう時は良台に座れるものなのね(そういうのをポジティブ・バカっ て言うんだよ)。かる〜く小勝ちして美味しい日本酒をオミヤゲに買ってくるの ね(捕らぬタヌキの皮算用ってコトワザ知ってるのかよ)。

  54,000円ストレート負け(@_@)
  ばか、やっちまったよ! 1回も大当たりしなきゃ、何の物語も生まれないだ ろうが。日記に書くことなくなっちゃったじゃないか。1,100回近く回して、1/ 346の大当たりが引けないなんてことあんのかよ。バカシンジ、「目標に高エネル ギー反応!」とか言われてブッ飛ばされるなよ。それに、レイ、盾はどうしたん だ盾はっ。サボってんじゃねぇ、この人形!

<本日の不幸終わり>


  早い夕方に帰宅してシャワーを浴びる。
  反省文、じゃないや読書感想文が書けました。


  『はじまりの空』楡井亜木子を読了。
  17歳の女子高生を主人公とする恋愛小説。
  ストーリーも文章も僕の好みにあわなかった。

  17歳女子の恋愛対象は、34歳男子である。
  しかも、彼は義理の兄。ひとつ間違えると別のジャンルになりそうだ(例:『 お兄さんと呼ばないで 年齢ダブルスコアの汁姦日記』)。ま、冗談はともかく 、年齢差がありすぎるというやり切れなさを17歳の立場から描く小説である。17 歳はちょっとだけ大人で、34歳はまずまずの大人で、その乖離は非常に大きな溝 であるのは、高校生の人にも実感としてわかるだろう。

  年齢差のある恋愛ねえ。
  ・・・・・・しーん(遠い目で回想)。僕の40年にも満たない人生経験からす ると、恋愛においては、

22歳〜27歳くらいが巨大な海溝

という感じがする。ひどいことを書けば、24歳と15歳なら、まだ何とか恋愛関係 が成り立つと思う(僕の体験談じゃないからなw)。26歳と38歳ならぜんぜんO Kよ(それは俺の希望だろ!)。しかしこの小説は17歳と34歳なので、その間に 横たわる谷は大きい。

  17歳の真菜ちゃんには、同い年の彼氏がいる。
  いるのだが、彼女の姉が結婚した相手のお兄さんである蓮さんに恋をしてしま う(だから危ないってば)。ややムリのある設定で真菜ちゃんと蓮さんはパリに 2人で旅行に行くのだが・・・というストーリー。これ以上はネタバレになるか らやめておく。

  それにしても、すばる文学賞を取った作家にしては文章が下手な気がした。
  特に情報の整理と比喩がわかりにくい。作家というか1つの小説には、読み手 との相性という問題が常にあるから仕方がないといえる部分でもあるけれど、も うちょっと文章なんとかしてくれないか、というのが正直な感想。決して、つま らない小説ではないとも思った。


  相撲観戦。
  応援している稀勢の里は7勝1敗で良いペース。相手が弱いからな。優勝は白いほうの横綱で決まりだろうか。安定感が図抜けている。青いほうが頑張ってくれれば面白くなるけれど、なかなか難しそうだ。


  夕飯のメインはヒラメの刺身。
  新居に越して初めて一尾まるごと買って昨日から食べている。サクで売っているものよりもはるかに味が良いし、はるかに安い(半値以下)。独りで食べるのが大変という欠点はあれど、安くて旨いから文句はない。エンガワを独り占めできるのも楽しい。

  他には昨日の残りと、自作のお惣菜。
  今日作ったのは、水菜とレタスに塩コショウしてレモンとオリーブオイルをふったサラダ。昨日つくったゆで卵の味噌漬け。自家製ナメタケは自家製大根の葉を薬味にして。鶏スペアリブの煮物の残り汁で

大根を2度炊きしたもの

は定番だ。料理が多すぎて、この日記を書く机にも持ち込んで食べていた。さぁ、インフルエンザは千葉に上陸するだろうか。蔓延必至です!
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