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セキララ休日マニュアル |
11月8日 |
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このところ女子大生殺人のニュースが多い。
千葉大も島根県立大も、いわゆる猟奇殺人のようだ。殺人の動機ってイロイロ
あるだろうし、まだ犯人も逮捕されていないけれど、
何も彼女たちが人生でもっとも美しいときに、
と思ってしまう。不謹慎だと言われても仕方がない感想ではある。
もう過ぎてしまった女性には申し訳ないと先に謝罪しておいて。
20代前半の女子ってのは、もうどうすることもできないくらい輝いているもん
じゃないか。人生のピークにはいろいろあれど、
・小学生男子の元気さ
・20代前半女子の美しさ
というのは、何をもっても代えがたいものだと感じる。どうしても損なわれては
ならないものだと言い換えてもいいだろう。もっとも、
「いや、だからこそ」
なんていうのが動機だったりするのかも。被害者のご冥福と、一刻も早い犯人逮
捕を願うばかりだ。ケーサツのお利口は、つまんねー交通違反検挙ばっかやって
んじゃねーぞオイコラ。
9時半起床。
将棋のNHK杯は選手権者(昨年の優勝者)の羽生が登場。彼の好む「角のな
なめライン」で強烈に攻め立てるが、中盤はかなり危なかった。もっとも、危な
くなってきてから7三歩、8一香なんていう
アヤシイ手筋を連発
して勝ちきるのも羽生の魅力だろう。とくに歩切れになるのに7三歩、というの
は意味不明だった。こういう仕掛けを仕込むのが達人というものか。冬物の洋服
にアイロンをかけながら観戦した。
新聞の集金。
朝刊しか取っていないから、月額は3,600円くらいだ。1,000円札を4枚出すと
、集金のおっさんは「釣りがない」と言う。
300円チャカの釣り銭も用意せずに集金に来るなバカ
と思う。653円の請求に1万円札を出されたとかならわかるが、集金ってあらかじ
め金額がわかるもんじゃないのか。お前は何をしに来たのか?
しかたなく室内の小銭をかき集めて払う。
それでも5円の釣り銭が発生すると申し出ると、
「ええ、5円玉ならたくさんあります!」
と意気揚々と言いやがる。バカもたいがいにしろ。新聞は紙面を読む限り「ネッ
トなどでは体験できない文化だ」みたいなことを喧伝しているけれど、現場は世
間知らず以前の知恵不足の人がカツヤクしていて、
そのバカさ加減に人々が呆れている
ことに気がついてないんじゃないか。ブンヤ(新聞記者の蔑称)はインテリばっ
かりだから、そのあたりに気がつかないんだろう。唐突だが、
『ユニクロ』の安売りはいつも週末
というのと対極をなしている。世間を見る目があるかないかの差だろう。
外出したが、日曜日なのでどこも混雑。
スーパーで買い物だけして帰宅。日曜日のファミリー至上主義的喧騒が嫌いに
なってから、どのくらい経つだろうか。きっとシットだろうとも思うけれど。つ
まらない弁当を静かな自宅で独りで食べるのが楽しい。
雑用モロモロ。
昨日の添削を片付けてから紅茶を淹れる。レディーグレイという聞いたことの
ないティーパック。柑橘系のフレーバーを加えたものらしい。ヒミツの花園。朝
から曇りがちだが温度は昨日と変わらない。洗濯物はギリギリ乾いた。本も読ん
だ。
『セキララ結婚生活』けらえいこを読了。
新婚から数年の結婚生活をユーモラスに描いたマンガエッセイ。
ほのぼのとしておもしろかった。
結婚したことがないので、結婚生活を覗きたいと思う。
覗くというか、垣間見るというか(同じか)、どんなもんか想像す
るというか
。たとえは悪いけれど、セックスの経験がない中学生がいろいろと妄想してしま
うのに似ている。やったことないんだから、想像するしかないじゃないか
、それ
が間違っていたとしてもねってこと。
本書を読んでなるほどと思う。
漫画家の妻と出版社勤務の夫。新婚当時の引越しから話が始まる(
注:一貫し
たストーリーではない)だけあって、生活の細部のすりあわせの話が多い。食卓
はテーブルにするか、洗濯物はどうやって干すか、食べるときの行儀、カエルコ
ール(なつかしい表現だ)。妻も夫もそれぞれの流儀があるので、
どうやって妥協点を見つけるか
に悩んでいる。が、そのさまがユーモラスに描かれているので面倒くさくない。
これから結婚するという人は、ちらっと読んでみてもよろしいんじゃないでしょ
うかとオススメしておきます。
夕闇の訪れは早くなった。
5時過ぎにはかなり暗い。特にやりたいこともやるべきこともなく、午後6時
から昼寝。1時間ちょっとで起きることができて良かった。今日は取り立てて何
もなく終わるのだろうと思いつつ風呂を焚く。
夕飯は今日も地味に。
この秋はじめてイクラのしょう油漬けを作った。もはや残党となりつつある自
家製大葉と一緒に食べた。サブは炊き物。市販の鶏つくね団子と昨日で期限切れ
の油揚げとキャベツを一緒に炊いた。
日本酒は新潟県の『山古志 特別純米』。
あの大地震の被災地の再建をテーマにした酒。有名な棚田で農協が育てた酒米
を仕込んだというイベントものって言うのですか。
こういうのって企画倒れになりがち
なんだがと思いつつためす。常温はスッキリ辛口。ヌル燗でも同じ。意外にちゃ
んとしているなんて言えば失礼だが、率直な印象。4号ビンなら1,100円くらいで
あって欲しいけどね(実際は1,300円ほどでちょい高い)。
今週は基本的に休日の日々。
火曜日のワセヨビ1コマ以外に仕事はないし、用事もない。この長い休みをど
うやって過ごすか、その計画を立てるという言い訳をしていたら連休の初日が終
わった。なんのかのと、忙しい人生のほうが楽しいのかもしれない。今日の日記
は短く。 |
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