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まだはもう、もうはまだなり 11月27日
  あ、これは書いておきたいなというネタは、頻繁に思いつく。
  面白いとか学びがあるとかそういうことではなくて、単に自分が書きたいとい うだけのネタだ。こういった思いつきは、人生によくあるように、それを書き留 める時間のないときに発生する。寝起きとか、スーパーで行列しているときとか 。また同時に言えることは、思いついたときに書けず、忘れてしまったネタは、

きっと優れたものだった

ということ。売れない小説家が、「自分の最高傑作はまだ書かれていない」と言 うのに似ている。以上、どこでも読めるありがちな話題でした。


  寝坊して10時過ぎ起床。
  昨晩はお酒の量を控えたから、かえってよく眠れたのだろう。8時間ちょっと くらいかな。珍しく起き抜けにヒミツの花園。起床の瞬間こそ晴れていたけれど 、終日曇りがち。布団はすぐに取り込んだ。洗濯物は完全に乾かなかった。

  プールはスイミングのみ600メートル。
  体重は64.20Kまで一気に落ちた。この数日は食が細いからだろう。腹の調子は 良くないし、めずらしく食欲もない。食べたくないときは食べないし、生活に支 障が出ない程度には食べる主義。したがって特に問題なし。もう少し

ガツガツ食べるダイエット

のほうが好みかも。食べないで痩せるのは誰にでもできること。


  昼食は「空弁」。
  空港で売っている弁当、それが「そらべん」。スーパーでフェアをやっていた ので。『みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司』。みち子って誰だ? 若狭だ から産地は福井県だろう。小さいが持ってみると分厚くて重い。1,200円くらいで けっこう高い。

  おそろしく旨かった。
  甘辛く焼いたサバの押し寿司。サバに脂がのっていて、焼き加減が抜群。酢飯 の酸味に甘辛のしょう油味がピタっとはまっている。今年の個人的ナンバーワン 弁当だろう。よほど名品のサバを使っているのかとパッケージを見ると、

>サバ(ノルウェー産)

となっていた。おい、どこが若狭なんだよ。でもまあ、旨ければそれでいいかと も思う。午後はじっくり読書。


  『初めてのSEX』河野美代子・永田由紀子を読了。
  中高生(でなくても良いが)向けに書かれたSEX指南本。
  類書を読んだ経験はないが、かなり率直でわかりやすく、おそらく良書。

  この歳になって読む本なのかという疑問はあった。
  さりとて性に限らず自分の知識が断定的・断片的・狭窄的なことはよくあるこ とだし、誤解していることも理解したフリをしていることもあるだろうと読んで 見た。共著者の1人である河野の本をおもしろく読んだ(ヒマここ日記、ここエ ッセイ)というのもある。さすがに、この手のタイトルを持つ本を買うのは恥ず かしい、という年齢でもなくなったし。

  どちらかといえば女性向けに書かれている。
  SEXは基本的に男性主導で描かれる(行われるかどうかは触れないw)から 、ほんとうはそういうものじゃないんだよ、こういう時はこうしましょうねと優 しく説明してくれる。現実的で、足が地に着いたアドバイスが盛りだくさん。見 出しを紹介。

・初体験に適齢期はない
・初体験で挿入できなくても大丈夫
・オーラルセックスを拒否しない
・縛りたいと言われたら
・「もう?」「まだ?」は禁句です

  引用するだけでも緊張しちゃうな(^_^;)
  良かったのは、女性が自分のからだを守るという最も重要な視点に立ちながら 、場合によっては過剰になりがちな男性の要求をどう満たしてあげるか、という 温かい助言だ。男性に従えということではなく、

どうすれば2人にとって良いセックスになるか

をちゃんと説明してくれる。道徳の教科書みたいに無闇にSEXを美化するとか 神聖化することなく、現実のラインに沿った振る舞い方を教えてくれる。なかに は

「マスターべーションを見せ合うことについて」
「お風呂でする場合は」
「AV流セックスについて」

といった過激な内容もあるけれど、できるだけ若いうちに知っておいたほうが良 いことがタップリ書かれている。ずばり高校生にオススメ。


  夕方に少し仕事。
  体験授業の教材について考えていた。今日のところはイメージ作りで、実際の 打ち込みは明日から。たぶん日曜日に仕上がるはず。締め切りは火曜日だけど、 締め切り前に提出するのが僕にとっての「ふつう」だ。と偉そうなことを書いた はいいが、

実際には相撲観戦をしながら

の仕事だった。しかも、途中でうたた寝。気がついたら朝青龍があっさり2敗目 。ダメじゃん。って、俺の仕事ぶりだよ!

  まだ空腹ではないから、いつもなら銀玉店へ、の流れ。
  しかし今日は自重。給料日明けってのもあるし、最近は絶不調だし。まして今 週はいろいろなことが停滞していて、いつもの

様々な事物が同時進行していくシステム

が壊れつつあるから修復作業だ。少し仕事を続け、本の整理をして、明日の授業 準備も簡単に済ませた。夕飯の仕込みは昼間にやっておいた。悩んでいるときは 、考えるより手を動かそう。何もしないで悩むことは、悩みの解決にはならない というパラドックスだ。まあ、その程度のことかと言われそうだが。


  授業のある曜日よりは30分早く夕食
  メインは特にない。市販の海鮮ツミレと水菜で小鍋。もずく酢。自家製大葉と キャベツの浅漬け。キュウリの辛み漬け。納豆。キムチと生レタス。ハンペンの バター焼きと大根オロシ。カブのラッキョウ汁漬け。ゆで卵のしょう油漬け。チ ーズ。昼飯のサバ寿司の残り1切れ。けっこう食べてるような(・_・;)

  件名はお尻が切れている。
  これは俳句だっけ?

まだはもう もうはまだなり 秋の暮れ

こんな感じだったと思う。競馬予想の比喩とかでも使うような気がしたけれど覚 えていない。「まだ」も「もう」も、否定語句と呼応しますね。なるほど、そり ゃ禁句だよね、言われたことないけど・・・。

「先生、ひどい×ネタです!」
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