予備校講師でわるかったな!





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事実上の長期休暇 2月2日
  9時半起床で寝坊。
  昨晩は0時に就寝だったので、見事なものである(自慢か?)。先週末にバタ バタして、睡眠および生活リズムが乱れていたからだろう。これからは大丈夫。 今後1ヶ月は、寝坊したら自堕落だと烙印を押したい。

  1月31日で仕事の年度は終わったように書いた。
  が、実際にはワセヨビの担当クラスが2年生のため、正確に言えば、今日も今 年度は続いている。別の言い方をすれば、

週1コマ70分で暮らすええ男

である。無職みたいなもんである。例年のことなので特に問題はない。


  自己紹介(ここ別窓)の写真の紹介1発目。
  1枚目は、橋です。そりゃわかるよ。名もなき橋。吾妻小富士の近くだったは ず(ヒマここエッセイ)。2004年の旅でした。こういう、

何もないところを激走する人生

なわけですね。どういうわけなんだ?


  午前中に整骨院。
  仕事が落ち着いてきて、坐骨神経痛も以下同文だ。さくさく昼飯を食べて、ふ たたび外出。昨晩からの雪は明け方にやんだようだ。積雪は2センチないくらい で、道路のすみずみには積もっていたが

自転車ライフにそれほどの支障ナシ

というところ。昼間は曇り。ときどき晴れ間も出たが、チラチラと天気雪も舞っ ていたかも。 


  手話教室へ。
  受講生の半分くらいが欠席。ときどきこういうことがある。受講生は僕をのぞ いて全員が

妙齢のお嬢さん

なので、やはり都合のつかないときがあるものなのだ。いや、30年くらい前に妙 齢だったお姉さまたち、の間違いだった。

  授業は順調に。
  ところで、いつになったら僕以外に男性の受講生が増えるのだろう。もう3年 になんなんとす、であるのに、いまだに体験受講を含めて男は僕だけである。手 話社会が女性社会だということもあれば、平日の昼間にカルチャースクールに通 える男子はあまりいないのかもしれない。

男女平等社会参画なんてのはインチキ、

という良き例かもしれない。男ばっかり働いてなくね?


  帰宅がてらに量販系酒店に寄った。
  いったん帰宅して、みたび外出。プール。スイミングは500M、ウオーキングは 300Mでやや少なめ。スーパーに寄って帰宅すれば、もう午後5時前だ。寝坊する と、こういった生活になるので気をつけないと。

  授業はワセヨビ。
  体験受講生がいたので少しキンチョー、しなかった。いつものように、指名し ながら、しかしフレンドリーに進めた。指名にはその是非があるけれど、

少人数になればなるほど効果テキメン、

だと考えている。聞いてわかることと、本当にわかっていることの間には、大き な海峡がある。手話教室でも何度も痛感させられている。


  基礎レベルでも、考える能力を重視する。
  読解の授業ということもあり、単語とか構造といった話ばかりする手はない。 いやもちろん、どちらも大事なのだが、わからないことをどうやって考えていく か、しのぐか、といった話をして、

結果的に思考リズムを作る

のを目標にしている。もちろん「結果的」というのは文章上の表現であって、僕 からすれば意図的なものだ。英文の構造を黒板に書くとか、まあそれはやるけれ ども、予備校の授業としては幼稚だし。

  たとえば、こういう英文の1部があった。

>...children dying of leukemia.

  どう説明するだろう?
  いろいろな条件があるから一般化はできない。条件とは、生徒様の現状レベル とか、志望大学とか、授業の残り時間とか、クラスの雰囲気とか、その日の授業 の流れとか、講師自身のタイプとか、今日の酒のツマミは何にするかなとか、最 低でも10種ほどの要素があるだろう。選択肢でも作るか。

A: of と from の「本質」について語る
B:医学用語の知識を自慢する
C:現在分詞の不安定性について語る
D:「はぁーい、ダイ・オブ、大事よぉ(以下略)」
E:「白血病で死ぬんだよ、少女が」で笑わせる


  僕が選んだのは、もちろん、とりあえずD(^_^;)
  そりゃそうでしょ、2年生の基礎クラスなんだから。それは前置きとして、こ こから思考力の養成が始まる。つぎに僕が選んだものは、

F:イチゴ大福で人は死ねるか

である。唐突、寝耳に水、気がつけば若嫁襲来、とはこのことだ。

>ある程度の年齢まで来れば、(中略)もちろん多少の捨象は伴うにせよ(以下 略)

というトークになった。抽象した言葉を言うのは生徒様に任せた。なお、Eの元 ネタは2009年12月24日の日記にあります。


  帰宅して夕飯。
  1月31日の日記に補筆すべきは、「超高級パスタのサラダ」かな。1月10日に 書いた例のパスタを茹でて、

マヨネーズ・しょう油・塩・カツオぶし

をからめた。これを冷しておいた。

  一般的に、冷たい料理は味を濃い目にしておくほうが良い。
  温かい料理は、薄味でも「ま、いっか」と感じるが、冷たいものは

味に不足を感じる

ことが多いから。いろいろ例外はあると思う。なお、こういう組み合わせの場合 は、味を濃くするのはしょう油でなく塩で、というのも忘れずに。しょう油は 意外に甘いものなのです。

  サブメインは、牛肉とジャガイモとネギの青い部分の炒め物。
  ジャガイモは酒のツマミとして不適切だし調理も面倒だけど、野菜嫌いなので やむをえず。丁寧に作った(=千切りのサイズをそろえた)のでシャキシャキ感 があって旨かった。


  日本酒は千葉県山武市の『寒菊 花の九十九里』。
  常温でいくと、中口。地酒くさいというのか、ギュルッっと鼻の奥を突くよう な香りがある。ヌル燗に移行して確かめたいところだが、この暑さなのでそれは かなわず。4合ビンで1,000円を切るという安さのわりには美味しいと思われる。

  と、ここまでは、実は昨年の夏に書いた。
  8月初旬だと思われる。その4合ビンは常温のまま飲み終わったので、あらた めて1升ビンで買って味わった。ヌル燗の味を知りたかったから。

「そこまでするか、わざわざ」

と思う人が多いはず。みんなよりも、「わざわざ」の経験を多く積むことで、経 験というものに価値が出てくる。みんなと同じレベルの経験なんて、

しなくたって良いこと

とまでは言わないが。

  肝心のヌル燗のお味は、まずまず。
  中口の印象は変わらず、雑味があるのも同じ。香りはかえって落ちるような気 がするにしても、真夏と真冬の比較ではアテにならないかも。おそらく、温度よ りも、湿度の違いが大きいからだ。全体として、1升で1,800円だったのでお買い 得感は強いというところ。


  さあて、この長い休みに何をするかな・・・。
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