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移動人生で春が終わった |
4月5日 |
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7時10分起床。
幸いなことに体調は戻った。お酒の量を減らして、8時間も眠ったから当然か
も。今日の日記は先を急ぐ。
午前中は授業準備。
詳細は省略し、天気の話題へ。朝から冷たい雨。ほんと寒いよね、この春は。
雨は帰宅時には何とかやんだ。昼飯は自宅でご飯を炊いて、レトルトのカレーラ
イス。今日は4コマだから、間食を買っていかなければいけない。少
し早めに家を出る。
市進Fクラスのまとめ。
問題なし。生徒様のレベルも完全に把握できたし、どういう方針
で授業を進めていくかも理解してもらえたようだ。デキはイマイチだが、そんな
ことはどうでも良い。これからいくらでも良くなる。もうこうなってくれば、
後は流れ作業的に授業を展開する
だけで良い。学ぶプロセスさえハッキリすれば、こっちは良質かつ価値のあるコ
ンテンツを提供するだけのことだ。本来、予備校講師はこうでなければと思うが
、まあ時代は時代ですから。
ポリティカル・コレクトネスについて余談をした。
今年は去年に比べればうまく説明できたかも。日本語に訳しても意味がわから
ない言葉なので(本質的には何でも同じだが)、概念というか「意味するところ
」を説明しなければいけない。生徒様はヒマ「ここ」。
ある生徒様が突っ込んでくれた。
「それって、『子ども』っていう表現も同じですか?」
やはり、良い質問にはいつも答えがない。「子ども」と「子供」の違いは大昔
からあったはずだが、僕の基準の大昔と生徒様の大昔は基準が違うのでナンとも
言えない。基本的には同じ系統だろう。彼女は
「教える人は『子供』って書かないって聞きました」
と言っていた。たいしたものだ。教員免許のある人は「教育原理」か何かで習っ
たはず(しかし『エミール』はつまらかったなw)。僕がいつも「子ども」と書
くのは、この理由もあるし、そもそも「子供」という字ヅラが好きではないとい
うこともある。
さて、春期講習最終日。
何が怖いかと言って、移動である。午後の市進の講習を終えて、夜にはワセヨ
ビの平常授業があるのだ。以下の通り。
〜17:50(@市進千葉校)
↓
18:20〜(@ワセヨビ西船橋校)
問題は電車の乗車時間だ。
JR千葉から西船橋まで25分である。京成は津田沼まで各駅しかなく、特急な
どに乗り換えられる保証がないし、京成西船には各駅しか止まらないから考慮に
入らない。
空き時間30分→電車の移動25分。
間に合うわけねーじゃん(@_@;)
そりゃ、同じ予備校だったら配慮して貰えますよ。でも、そうじゃないんだよ
今日の俺。ここで一句。
>綱渡り 途中で綱が切れてるよ 歩く時間は 考慮外なりぃ〜
どうするんだよ、どうすればいいんだよ、ミサトさぁぁぁん!
<よびわるエヴァ劇場始まり>
アスカ「作戦があるわ!」
タケシ「どうする?」
アスカ「千葉から船橋まで快速に乗れば、15分。各駅なら22分。これで7分短縮
よ」
タケシ「そんな・・・。各駅停車は10分おきにしか出てないから、船橋で乗り換
えても時間短縮にならないじゃないか?」
アスカ「あんたバカぁ? 津田沼から東京方面だと、各駅は5分おきに出てるの
。船橋で各駅に乗り換えれば、1本前の津田沼発各駅に乗れるじゃない」
タケシ「そうだとしても、船橋の乗り換え時間が最大で2分しかないじゃないか
。ホームも別なんだよ。間に合わないじゃないか。だいたい、15分とか22分って
、概算だろう?」
アスカ「本当にバカね。千葉発18:03の各駅に乗っても、西船橋に着くのは18:25
になるじゃん。1本前の千葉発17:53の各駅はムリ。だったら、千葉発17:58の快
速に乗って、船橋に18:13。1分の乗り換えを捕まえれば、18:17には西船橋に着
く。それに遅れても、18:22には着くわ。これで作戦はカ〜ンペキ!」
タケシ「だって、ワセヨビは18:20スタートだから、どっちにしても間に合わない
よ」
アスカ「・・・つまんない男。そんなの、ワセヨビの授業を10分遅れにしてもら
えば済むことじゃん」
タケシ「そんな・・・。そんなワガママってないよ! そんなのないよッ!」
<よびわるエヴァ劇場終わり>
ま、もちろん事前に気づいてたけどね(^^)
ちゃんと根回しをしておいた。ワセヨビの生徒様とスタッフには
「諸事情があり、授業は10分遅れで18:30スタート」
と伝えた。次のコマに他の科目設定がないから、これでOK。市進の生徒様には
、
「諸事情があり、今日の授業後に質問に来ることは認めない」
と言っておいた。とうぜん、昨日のうちに前フリをしたし、昨日の日記にもそう
しておいた。
実車はこうなった。
校舎発17:53
千葉発17:58快速
船橋着18:13
船橋発18:14各駅
西船着18:17
校舎着18:21
この記述で「ゲッ」と思った人はテツのはず。少なくとも、テツの要素を持っ
ている。夕方のラッシュ時に、船橋のようなターミナル駅で1分乗換えがどれほ
どキツイか、予想できるということだ。
そこは見習いとはいえ、僕もテツである。
ローカル線での乗り換え標準時分は「2分」が基本だ。あれは乗客が少なく、
ホームの移動もラクで、多少遅れる人がいても後発列車が待つからである。ター
ミナル駅では、そうはいかない。まあ、船橋程度なら3分あれば足りるとは思う
が。
コツはハッキリしている。
乗り換えに便利な乗降口を選ぶこと。船橋と津田沼は千葉寄りに乗り換え階段
がある。さらに、
エスカレーターでの移動はかえって時間がかかる
ことも銘記しておきたい。あれは、人の流れを遅くするからね。船橋の場合は、
グリーン車付近が階段のみの乗り換え経路になっていて、津田沼なら逆に千葉寄
りがそうなっている。「いつも使っているからわかる」のではなくて、
「いま必要だからわかる」のがテツ
である。あれ、読者がみんな読み飛ばしているぞ・・・。
移動の電車内で、オヤツを食べた。
手作りオニギリ(オカカまぶし)。カレーライスのご飯が余ったため。いつま
でたっても、うまく作れない。そりゃ、味はいいんですけど。千葉駅近くで買っ
た甘いパン。千葉駅を出たときは空いている車内だったが、4分後の稲毛から混
んできた。そのころには食べ終わった。こういうツライ春もある。
ワセヨビの授業は順調。
この忙しいときに限って、体験受講の生徒様が数名いらした。3年生のほうは
拾っているとキリがない(このままのペースでは誰も受からない!)ので重視せ
ず。2年生のほうはここで拾わないと商売にならない(3年から受講では間に合
わない!)ので重視した。反応は、う〜んどうだろね、というところ。
スタッフには迷惑をかけた。
ここで陳謝しておく。1コマ目を10分後ろ倒しにしたせいか、2コマ目も同じ
く10分後ろ倒しで設定してくれたみたいだ。チャイムもそうなっていて(市進に
は見られないきめ細かさ)、2コマ目に教室に入ってから知った。僕としては、
自分の都合で後ろ倒しなのだから10分休みでOK
と思っていただけに、恐縮した。いや、むしろ、謝るべき相手は生徒様だ。すん
ませーん、反省してまーす(ここまで書くと嫌がらせ)。
長くなったので、夕飯の話題は簡略化。
昨日のキンメダイの刺身はヅケにしても旨かった(大根オロシを添えた)。以
上。どうも、テツの話題になると長くなるようで反省しきりである。春期講習が
終わって、明日から2連休。いやはや、今後の人生を先取りしたような最終日だ
ったなあ。
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