予備校講師でわるかったな!





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無事に駆け抜けた 4月16日
  7時半起床。
  あと1時間眠ってもスケジュール的に問題はないが、体が早起きを求めている 。眠いのは眠いし、疲れもあるのだけど。その1時間を使って雑用を処理した。 新しいものごとを始めると、

予期しようのないものごとがたくさん出現する

というのは、避けられないことかも。チラつく雨の中で出勤。今日も恐ろしいほ ど寒い。完全に真冬と同じ服装だ。


  今日は、珍しく長い昼休みがあった。
  シフトの都合で僕だけがそうだという話で、他の人は働いているみたいだ。「 みたいだ」なんて他人事のようだけど、実際に他人事だ。職場を抜け出して昼食 を取りに行った。拘束時間(なのだろうか、昼休みは?)に職場を出ていいもの か悩んだが、

ダメなら後で叱られればいい

と勝手に判断。こんなことまでイチイチ上司にお伺いを立てる人間ではない。子 どもじゃないんだから、自分で考えればいいことだ。

  徒歩6分くらいの定食店。
  ハンバーグ定食は悪からずだが900円ってのはチト高い。食後のサービスコーヒ ーが余計、と感じるのはいつもと同じ。まずいコーヒーなんて、飲みたくないん だよ。だいたい、

無料のフリして原価に含まれている

ことは明白なんだし。それでもまあ、煙草を一服つけるくらいの余裕があって良 かった。


  早めの夕方に帰宅。
  これで新しい仕事も1週間が過ぎて、いちおうは「ひとまわり」したことにな る。初日の月曜のような「はい、何もかもが新人です。あの、男子トイレどこで すか?」という状況はすでに去った。落ち着いてはいないが、自分の行動範囲は 把握できてきた。

  仕事そのものは順調。
  書類の多さにはウンザリしているが、自分に与えられている仕事が何なのかは ハッキリした。その他は雑務だから、(問題のない程度に)適当にやれば良さそ う。まだまだよくわかっていないことが山積していて、カスタマーから

「それ、違ってると思うんですけど」

と言われるものごとはけっこうある。上司から知らされていないのだから、僕に 責任はないが、格好のつかないことである。

  ただ、カスタマーからの評判はおおむね良いみたいだ。
  そうか、俺ってここで必要とされているんだ、と感じることがしばしば。働く ことの最初で最後の意義は、この

自分の存在価値を認めてもらうこと

にあるので、これには胸を撫で下ろすばかりだ(それだけでは本当のプロの仕事 ではないが、とりあえず)。小さな問題は多々あれど、だんだん慣れていくと思 う。良いスタートを切った。


  そうそう、昨日と同じ書き出しだなこれ。
  村上春樹の新刊を購入した。『1Q84』のBook3だ。1と2をあわせてすで に220万部くらい売れているとか。前にも書いたように、

そんなに一般ウケする小説とはとても思えない

のだが。再読中の2を読み終えるのはGW前くらいになるだろう。GWはけっこ う休みがあるので、ゆっくり読むつもり。


  夕方も雨。
  ムリしてプールに行くつもりだったが、これでは中止もやむをえない。またま た雑務を処理してから、市進千葉校へ出勤。授業前にオヤツとしてパンを2つ食 べた。

  授業はFクラス。
  文法は作業みたいなもので、ルールを徹底して様々な問題に当てはめるだけの ことだ。文法が嫌いな受験生が多いそうだが、

文法ほどわかってしまえば便利なもの

も他にない。いったん抽象化の作業が済めば、逆に具体化で覚えるべきことが見 つかっていくというだけのこと。具体を覚えることに意識を持っていかれて、文 法用語の特殊さに嫌気がさして、

文法が面倒(難しい)という安易な結論

に至っているだけだと思われる。お、大事なヒントを書いたな・・・。


  面白いのは長文だ。
  バンバン指名してグリグリ締め上げる。こんな英文。

> It is not how well an animal does on its own that determines the winner of the evolutionary competition; it is how well it does relative to everyone else.

  まあ、最上位クラスでは基本的なレベルである。
  しかしもちろん、まだ今のFクラス生でも構造を説明できない。それで良い。 使うべきルールは

・××→××1セット
受動態の分詞構文とか、あんたバカァ?

の2つだけ。このあたりのことを、当たり前にできるようになってもらうのが大 事で、今は育成中というところ。やっぱり予備校の仕事って面白いな、と思う瞬 間でもある。授業では時間がなくて話さなかったが、

> on its own と relative to everyone else が対比構造

というのは自明なわけで。ああそうか、英語の話は読者様にウケないんだったな 、気をつけよう。


  雨の中を帰宅。
  寒い。雪になるんじゃないかというくらい。そこまではいかなか ったようだが(リアルタイムは午後12時)、近年まれに感じる寒さである。少な くとも、このHP史上最高の春の寒さである。これほど寒ければ、何かしらは書 いていただろうし。

  夕飯は食材と残り料理の処理。
  明晩は自宅で夕飯を食べないため。厚揚げが余っていたので、魚焼き器で炙っ て白ネギの輪切りとポン酢で食べた。ああこれは「一膳」の「厚揚げ炙り」だっ た。すげーなこれ、

レシピに分量の記載がない

じゃないかと自分で驚いた。市進Fクラスの生徒様は「これが今日の余談の元ネ タだったのか」と気がつくだろう。一般読者様には申し訳ないのだが。


  久しぶりにゆっくりできる夜。
  午後に一応は仕事があるけれど、大変なものではないから気楽だ。必ずしも本 意ではない多忙な1週間ではあったにしても、非常に充実した期間になった。は ぁ、けっこう疲れたよ(@^^)/~~~


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