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どこでもない場所 |
1月7日 |
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強烈に頭がわるい。
ときどき、真剣にそう思う。身体を使うことで頭の働きを良くする、といった趣旨のことをよく書いている(料理の話はとくにそうである)。ごくまれに生徒様が
「先生って頭の回転がすごく速いですね」
とお世辞を言ってくれるけれど、デキのわるい頭だから高速回転させないとバカがばれてしまうだけの話である。ポテンシャルが低いなら酷使して何とかしよう、という発想だ。
6時起床。
目覚まし時計を解除していなかったから。本当にバカだよなあ。ケータイや寝過し防止用のアラームは解除したのに、エースの時計のそれを解除していなかったのだ。昨晩は日付が変わる前に消灯したから、まだ6時間睡眠。寝坊する意欲も失せて起床。朝風呂、風呂掃除。
昨日が寒の入りだったか。
北風が強くて猛烈に寒い。「八甲田山死の行軍」を思い出すくらい。いや、そこまで行かないか。朝食前の部屋の換気で、何もかもが冷え切ってしまう。朝食は実家で貰ってきた年越しそばの残り物。ゆで卵のしょうゆ漬けとネギとワカメを入れて食べる。あたたかくて旨い。
食後のコーヒーを楽しみつつ、郵便物を開封。
ワセヨビからの封書である。今回ばかりは「お前なんかクビだぁぁぁ!」と書いていないことが確定している。手触りから中身はペラ2枚のように思えるので、通年授業の依頼書だろう。去年は年内(2009年12月28日)に来たのだが。ペリペリ(文章上の開封擬音)。
体験授業の依頼書(^。^)
ああびっくりした。ワセヨビ2年目の今年度は春期開幕直前に1コマやっただけで、今回のような「プレシーズン」の講座は担当させてもらえなかった。逆に1年目は7月と12月に2コマずつ依頼を頂いている(初めての依頼は2009年5月26日)。どの過去日記もバカ丸出しで呆れた。
妙なのは。
新高2対象は良いとして、2日分とも「ハイレベル英語」であること。昨日の日記の予想(来年度も高2は基礎クラス)がハズれているのだろうか。高2基礎英文解釈は2年連続で担当してきてコツをつかみ、
おまいらバカだけどけっこうおもしろいな
と思ってきたところだったので意外。それはそれで上位クラスも担当したいとは昨年のエッセイにも書いた。
☆新高2対象「ハイレベル英語」
無料体験授業
・2月7日(月) 18:00〜19:10
・2月14日(月) 18:00〜19:10
→どちらも西船橋校、1コマ完成
新高2、つまり今の高校1年生対象なのでお間違いなく。7日と14日は別設定同内容(のはず)なので、どちらか1日だけ参加してください。詳しくは早稲田予備校にお問い合わせください。仕事の話はここまで。
朝から外出。
千葉県某所へ。ひさびさの映画鑑賞のためである。お目当ては
ハルキスト(村上春樹の熱心な愛読者)の僕
としては見逃せない『ノルウェイの森』である。平日の午前中の映画館っていいよね。
座席指定制。
へぇ、東京みたいだ。っていうかガラガラじゃなくね? 今日は金曜日だからレディースデイで、女性料金は1,000円均一。そのせいか時間帯のせいか、観客の9割は女性だった。もっとも、
全150席で観客は20人弱
だったけれど。この映画、つまらないって評判だけどどうなんだろう。
僕の父に先日聞いた。
彼は1年間に60本程度は観る映画好きで(若いころもそうだったとか)、この『森』はすでに観たという。小説のほうは、僕が大学生のころに貸したことがある。
「そうか、最近の若い人はこういう本を面白いと思うんだね」
みたいなこと(どちらかと言えば肯定的に聞こえたが)を言っていた。じゃあ映画はいかがでしたかと質問すると、
「まあ、映画の9割はハズレだが、あれはかなりヒドイほうじゃないかな」
と言っていた。ふうむ、やっぱそうなのか。で、観戦じゃなくて観劇じゃなくて鑑賞しました。
なんじゃこりゃ(-_-;)
いやぁ、参ったなあ。ぜんぜん期待してなかったにしても、ここまでハズしていいのかなと感じた。誤解されないように添えると、小説の印象をぶち壊し、なんてことはない。
そのくらいで壊れるほど(小説は)弱い印象を与えていなかった
からである。僕はこの小説を40回以上読んでいるから(英訳でも3回くらい読んだw)、自分なりの「ノルウェイの森的世界」を構築している。だから、
>小説よりはるかに面白くなかった
と言うのは強い言葉を選べば幼稚な感想だと考える。僕が「参ったなあ」と書いたのは、映画として良くなかったから。
出先で昼食。
アジのなめろう定食。小料理屋風の店でちょっと期待した僕がバカだった。せっかくの休日なのにどこで何をやっているんだろう俺と思いながら地元に戻る。スーパーに寄って帰宅すれば早くはない午後。よく晴れていて、洗濯ものもちゃんと乾こうとしている。
猛然とエッセイを書く。
上記の映画に関して。今日書かなければきっと忘れてしまう。うまく書けなくてもどかしい。
今ここで書かないなら、この経験は失われてしまう。
そう思って必死で書いた。デキは良くないけれど、今日のうちにアップすることに決めた。ものすごく苦しかった。
夕闇が迫る中でプールへ。
スイミングのみ650メートル。朝からお腹が痛くてつらかったけれど、限界まで粘ってみればこの距離になった。わるくない。体重は64.20Kと望外に軽め。朝から動き回っていたし、午後には激しく消耗したからだろう。
とっぷり暮れてから銀玉店へ。
ちょっとはリラックスしなきゃいけない。寝不足もあったにせよ、今日はひどく疲れたから。されどそれはそれとして、真剣に打つ。昨年末からの「当たるのに連荘を引けない」病気は治っていないようだ。それでも2時間でプラス2K。
帰宅して夕飯。
メインは塩バターちゃんこ鍋。今日から夕食はきちんと自炊しようと思う。様々な食材を日々料理にして「常備菜」を作るのが自炊のポイントだ。今日はまだその準備ができていないから、こうして鍋になる。
サブは結果的にブリ刺。
スーパーのミスで「小アジ100グラム298円」というシールが貼られた刺身を見つけた。どう見てもブリないしハマチなので、そっと買ってきた。食べてみればブリ。脂の多さからして養殖もの。いわゆるブリトロである。だいたい
100グラム598円くらい
のものだから、お買い得だったと言える。しかし僕はブリ刺があまり好きではないので、別に旨くはないが高いものを安く買っただけ、という不満感が残った。チャンコに入れたらそこそこの味になった。
食後酒も食中酒と同じく日本酒のヌル燗。
強烈に寒いから。昨日のことを思えば、家で呑む日本酒なんて安いものだ。ここまで日記を書きあげて、さて、と思う。件名をつけなければいけない。これが1日の最後のタスクだ。アップロード自体はただの作業である。うん、今日はこれしかないな。
追記:エッセイ342「映画『ノルウェイの森』」をアップしました。
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