予備校講師でわるかったな!





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業界の混乱を打開するには 3月30日
  7時過ぎ起床。
 起きぬけのタスクは洗面所の掃除。何かにかまけていると、水場の清潔維持が後回しにされがち。朝風呂のついでに風呂掃除。残る水場のキッチンは毎日のことなので、キレイなままである。余震を知覚しない時間が続いている。

 昨日のサンセベリアの件で書き忘れ。
 大地震当日に、2つの鉢が倒れた。本震と、30分後の最大余震の2回とも、である。彼女たちは「そろそろ春かな」と思っていて、

とつぜんひっくり返された

のだから驚いたことだろう。あれだけ激しく転倒すると、根の張り方も弱くなってしまったかもしれない。いちばん弱っていると思われる鉢だけ、陽のあたるところに出しておいた。水分よりも陽光を好む熱帯の植物である。


 朝食はうどん。
 10日くらい前の「食パン買占め騒動」で代用品として買ったもの。ちょうど明日で期限切れだったし、昨日のちゃんこ鍋の残り汁もあったのでちょうど良かった。卵とネギと白菜とスモークチキン(なぜだ?)を入れて食べた。腹もちが少し心配。


 市進千葉校。
 春期講習が終了。例年通りの手ごたえより少し劣る。人のせいにも生徒様のせいにもする気はないが、

非受験学年のうちにもっと叩きこんでおかなきゃ

と思わされることが多かった。僕もワセヨビで非受験学年を持っているから、なおさらそう感じた。

 どのクラスでも同じことで、これから積み上げていくべきことが2つある。

1:単純な知識
2:知らなくても考えればわかること

 1を授業で扱うのは、量的・時間的制約が多い。どこまで各自が家で勉強するかだ。2は難しい。考える力は考えることでしかつかないから、授業でその機会を多く与えていくしかない。ま、これからこれから。僕と生徒様に残された時間は10か月もなく、それは誰もが同じである。


 休み時間に校舎の外に出ることしばしば。
 市進からは某大手予備校の校舎の裏側が見える。校舎が隣の駅にあった予備校が千葉駅付近に移ってきたという事情は3月4日に書いた。生徒用の自転車置き場が見える。この4日間ほど定点観測をしていた。どのくらい自転車が止まっているか?

お昼前後で平均4台ですなあ。

他にも自転車置き場があるのかもしれないが、少なくとも鈴なりではない。

 このあたりは校舎の中に入らないとわからないのかも。
 そこで、某大手予備校の講師にコンタクトを取ってみた。実情、どうよ?

>校舎移転で締め切り続出かと思ったら、ぜんぜん駄目。1割減くらいじゃないかな? 地震もあったし、なかなか難しいんでしょうね

という話を聞いて、某予備校関係者に紹介してみた。ご感想。

>この騒動で1割だったら、まだいいほうじゃなくね?

・・・僕のコメントは差し控える(-_-;)


 オヤツにはクリームパンを食べた。
 授業後は校舎近くのラーメン店で昼食。相変わらず量だけは多い。そそくさ移動。今日はスーツ出勤で、春秋もののコートを着てきた。2001年に千葉そごうで9万円くらいで買ったもの。そんなに頻繁に着ないから、ずいぶん長持ちしている。昼間はコートが不要になるくらい暖かった。

 移動を終えてウナギ屋も多角経営。
 安い賃金でもコツコツ働くしかない。今回の被災者を見るまでもなく、

仕事があるというのはそれだけで嬉しい状況

と言える(政府には十二分な雇用対策をお願いしたい)。高校生の春休み期間に予備校の仕事だけ、という状況がもう1度回ってくるかどうか。僕なりにあがいてみたいし、あがいている。


 仕事は無事に終了。
 またまた移動。といっても実家に帰るだけ。月1の訪問で今月はヒマな中旬に戻るつもりだったが、くだんの事情でこの時期になった。実家は

僕が生まれたころに完成したマンション

なのでちょっと余震が怖い。それでもまあ、倒壊なんてことはないと思うけれど、気分的にはねえ。

 僕の兄弟もたまたま在宅。
 4人で呑んでいると余震も気にならない。大震災当日の実況や、余震発生時の対策などを交換する。すげえなと思ったのは、実家の余震対策である。

玄関の扉を開ける。以上。

なんだそうな(・o・)

 そりゃまー、大事だけどさ、身を守らなくていいのかねえと思う。
 僕なんか「速報」のたびに机の下に入っているけどな。しかしこれは、自分以外に誰かがいるという安心感も働いているのかもしれない。僕は独り暮らしだから、

自分に何かがあったら誰も助けてくれないのだ、

条件が異なる。だからといって、それを理由に自分の家族を持とうとまでは思わない。


 兄弟からの提案。
 予備校は今夏の計画停電で業務停滞が必至だ、ということについて。この話題は3月27日に書いた。兄弟の意見は次の通り。

>そんなもん、西日本で夏期合宿すればいいじゃないか

 なるほど・・・。
 現実的には、高校生というか未成年者を大量に移動させるのはテクニカルに極めて難しい。安全を担保するための作業量が膨大になる(修学旅行における先生の苦労を考えてみよう)ってことは、教員免許を取得する授業でも習うくらいの基礎だ。ということを申し述べると兄弟、

がちゃがちゃ言い訳してねーで、やってみりゃいいだろ。どうせこのままじゃ授業できないんだからさ

とのこと。むむむ、確かに。すでに中学受験の塾などは準備に着手しているだろう。僕の兄弟は正直に言って僕以上に人格破たん者だが、

ツマラナイ正論を吐かない

ところはスゴイと思う(見習いたいとまでは思わないけどなw)。考えてみてはいかがかな。


 ホロ酔いで帰宅。
 すると軽い余震。これさえなければずいぶん気楽なんだけど、と思う夜である。たぶん明日の仕事が終われば、4月1日は久々の休日になる。疲弊しない程度に頑張っていきましょうか。
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