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１つのヤマを越えて １月６日   ５時40分起床。 　やっと落ち着いた日々になりそう。昨晩は10時消灯だった。小学生みたいだ。朝風呂、洗濯 。朝からの授業は空腹になりがちなので、朝食をできるだけ遅らせる。全身ユニクロで出勤。 　ワセヨビ西船橋校。 　３日講座はアッというまに終わる。160分１コマの設定だが、休み時間は適当に（適切に）取る。本当は10分だけらしいが（時給が150分ぶん出る）、去年に続き失礼して15分くらい休んだ。75分２コマを10分だけの休みで乗り切るのは生徒様がきつい。同時に、 70分２コマで20分休むのはズルイ という気もする。このあたりを講師の自由裁量にしてくれるのはワセヨビの長所だろう。 ＞いろいろ言い訳して５分ぶんの時給ガメてんじゃねーか うっせぇ、読者は黙読しろ(-_-メ) 　授業は順調だった。 　事前の目標通り、「ＭＡＲＣＨレベルの手前までに必要なこと」をおさらいできた。つまら ない、地味な精読や単語熟語をていねいに確認した。わかりやすい例を挙げれば、 provide A for B と provide B with A がゴチャゴチャ では戦いが起こらないではないか。偏差値50前後の受験生には、焦らずに今までの復習を強化 することをお勧めしたい。受講してくれてありがとう。 　西船橋駅前を徘徊。 　ヒルメシを食べられる店がほとんどない。使えねぇと電車で移動して、旨い魚屋さんで買い 物。即座に帰宅し、洗濯物の１部を取り込んでＹシャツ・スラックスに着替える。出勤。あい かわらず慌ただしい人生ですね。 　出社前に昼食。 　肉団子の甘酢あんかけ旨。仕事はウナギ屋も多角経営。まいどありがとうございます、お疲れさま。誰に向かって書いているのかこの日記。行き帰りの電車内で授業準備をするってのも大変だ。電車のような落ち着かない状況でも、 ざっと目を通す作業的準備 をすれば、本格的にやるときに（さすがに机の上でやります）時間が短縮できる。 　好評かしら、プチ実情シリーズ。 　このところ３学期の授業準備の話題が多いので、そのあたりを。 　予備校にも、ちゃんと３学期が存在する。 　ワセヨビの過去２年間をのぞけば、３学期の授業に関する話題はほとんど扱ってこなかった 。『よびわる』も８年目を終わろうとしていながら、 本業に関してあまり書いていない ことがあるとは自覚していなかった。開幕は来週の月曜日なので、それまでにチョコチョコ書 いていこう。 　どこの予備校でも大差がないはず。 　高３や浪人生の授業の場合、３学期ではなく「直前講習」と呼ばれることが多い。いまごろ、つまり学校の冬休み期間にあるのは「冬期講習」として区別することが多い（市進はどちらも直前講習と呼ぶ）。浪人生はともかく、 高３生も学校が事実上休み だから、平日の昼間に授業が組まれることも多い。センター試験の２日間とその前日だけは、 非受験学年をのぞいて全国的に授業がない。これは2009年１月16日に書いた。 　冬期講習については省略。 　直前講習は１講座あたりのコマ数が少ない。予備校によるが、１コマ90分を４コマが最大と いう感じか（市進は演習コミなので100分４コマ）。１コマ90分の単発モノなんてのもある。 今年の僕のワセヨビの場合は、 １コマ160分完成（途中休憩あり） という講座がある。90分２コマ完成がいちばん多いかな。僕がこの業界に入った90年代半ばに は「××大学ゼミ」みたいなのがけっこうあったけれど、今は時代に合わせてかなり減少して いる。以上が受験学年の３学期でした。 　話題はジャンプして夕食。 　刺身はヒラメ・シマアジ・炙りサーモンと豪華に。ちょっとくらいゼイタクさせてくださいよ、 多忙期にも一段落 なんだし。納豆、山芋おろし、湯豆腐、キムチ、キャベツとキュウリの昆布もみなど。 　ビールは『あじさい館ビール』。 　先月の旅行で泊まった宿のオリジナルビール。『じゃらん』で予約した場合のお土産という設定らしい。お味は皆さまの予想される通り、 地ビールってどこで飲んでもたいして変わんネ である。値段は立派なのだけど、ベタっと濃くて甘いものばかり。そう評論する僕もまだ30種類くらいしか試していないから、どこかに旨い地ビールがあるのかも。 　冬期講習のヤマは越えた。 　例年これくらい忙しかったかな？　去年よりは忙しかったはずだが、ならせば平年並みだったはず。何より、この２年は通年期の多忙を引きずるのがしんどいのかも。いや、やっぱり 冬期講習で予備校に再デビュー というのが精神的に疲れたんだろう。春にデビューするより、はるかに重かった。 　これで少しラクになれるかなあ？ 　いま手帳を見たら来週はそこそこラクで、再来週からは地獄。しかし、どうしたことか明日からは２連休。ちょっと過ごしてもいいかと『山崎12年』をロックで。関係者の皆さま、お疲れ様でした。受験生の皆さま、 もちろんここからが（も）勝負 ですよ。でも、体調管理には気をつけよう。先生はしばし小休止。    これまでの日記はコチラ