予備校講師でわるかったな!





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頭を使えば手が動く 1月18日
  7時40分起床は快適な目覚め。
 1日6時間睡眠が僕の最低ラインなのだろう。疲れもなければ酔いも残っていない。ただ、昼間には眠くなる。今日は朝の出社が30分遅いので、

ゆとりはないが慌ただしくもない朝

を迎えることができたわけだ。3学期は予備校の休講日がないから、こういう火曜→水曜の流れが8週間続くことになる。

 いつも通りの朝。
 アイロンをかけ、風呂に入り、洗濯物を干し、朝食を食べ、シンクを片づけ、布団を干す。朝からよく晴れてキッチリ寒い。日記の下準備をしてから出勤。


 ウナギの花園。
 先週末から続けていた「集金業務」をコンプリート。集金をするにあたって大切なことは1つ。

釣銭を用意しておく

案の定、最後の1人は「万札しかないんだが・・・」と来た。18,000円ぶんの釣銭を持参して成功。新聞屋はちょっとは見習えコラ。上司に頼まれたとはいえ、ちょっとイヤな役回りだった。残業8分で退社。


 ここで昨日の城南の話。
 講師室に入ると、またまた懐かしい講師の先生に再会した。実際に顔を合わせたのは数回程度だが、かなりの重鎮である。どうしたことか彼は僕のことを覚えていて(こっちはうろ覚えなんだけどさw)恐縮した。

>横浜でウラオモテ一緒にやってたじゃないですか。あの年、早慶の実績が凄かったんですよ

お世辞かもしれないが(^^ゞ

 裏表というのは、同じクラスを2人で担当すること。
 城南ではこれが基本で、英語の場合は文法講座と長文講座を別の曜日で別の講師が担当する。僕が文法で彼が長文だった。正確な年度は覚えていないけれど(何しろ曜日が違うから顔を合わせる機会がほとんどない)、

2003年度あたりの横浜S1ではないか

と思う。当時は5段階で上から2つ目のクラス。実績は部分調査だが、早慶合格が5割くらいだったと思う。「のべ数」ではなく、実質的に10人に5人が受かったという感じ。実際はもうチョイ少ないかもしれない。


 教室に行って驚く。
 小教室なれど、ほぼ満席。生徒がぎっしり。マジかよ。まだ2年生だし、レベル的に(4レベルの上から2番目)まったく予想していないほど多かった。こんなことを書くと怒る人がいるだろうが、面白いので書くと、

2008年度以降、ワセヨビでも市進でもこんな大人数のクラスはなかった

ほどである。受験学年の受講者数と比べての話だから、ショッキングという感情に近い。この続きはまた今度。

 授業は順調。
 大人数といっても、クラスアップ直後の生徒様と、冬期講習から入学した生徒様が中心だ。ハイレベルうんぬんの前に、受験勉強をする態勢を構築するのが目標になる。簡単に言えば、

受験勉強の軸の1つが予備校の授業である

と生徒様が思えるように指導することになる。「軸は授業」とか思っている素人受験生になってもらっては困る。なんだろうね、久々に

開講時から授業展開に専念できるチャンス

を頂いたと感じた。ここは何とかしなければ、このために城南に戻ってきたのだ。


 午後には少し雲が出た。
 しかし干しものは順調で、30分だけ昼寝をする時間も確保できた。今日も忙しいことだが、仕事があって嬉しいとも思う。シャワーを浴びて出勤!

 市進検見川浜校。
 講習の最後は『私大ハイレベル演習(Qクラス対応)』である。今日と来週の今日の2回で、1コマ100分を4発。演習コミである。集客状況は予想通り。授業の話題は明日に譲るとして、おとといの話の続きでも。


 テキストを踏襲してはいけない、なんて書いていない。
 良い長文(またはその設問)は何年経っても良い。定番と言える、つまり普遍的な内容の長 文も多いし、そういうものは長く残す価値がある。関係者はご存じのように、入試問題の中に は

>これは実にすばらしい長文であり、設問であり、入試問題としての完成度が極めて高い

と感じさせてくれるような「名問」は(わずかだが)存在する。そういう逸品は、何年残して も問題ないと思う。

 ただ、また一方で。
 こういう内容って(設問って)イマドキは見ないよな、という長文もたくさんある。生徒様 がそういうことに気がつくわけはないけれど、

どこか最近の問題と違うな

と雰囲気で感じとる生徒様もいるはずだ。そういう印象がつもりに積っていくと、「あの予備 校、どうなんだろ?」という懐疑や「評判」が生まれる。テキストを何年もまったく改訂しな ければ、生徒が減って当然だと思う。もちろん

頻繁に変えたところで生徒が増えるわけでもない

のも当然すぎるが。


 3年に1回、小規模な改訂をすれば良い。
 その頻度だと、2年間使いまわしたあとに改訂作業を始めなければいけないから、講師も

実際に教壇に立ってみて覚える違和感

にハッキリ気がつくはずだ。毎年改訂すると知恵がたまっていかないし、(やはり)コスト的 にも手間としてもたいへんになるから、3年に1回が適切だと思う。そうやって少しずつ改善 していけば、

本当に良い長文(問題)だけはいつまでも残る

はずではないか。2012年にもなって、1991年の問題が8問中5問も残るとかありえないし。生徒が減っていると文句ばっかり言ってないで、少しは頭と手を使ったらどうか。まあ、言っても無駄だからここに書いているのだけど。


  帰宅してザッと風呂、ついでに風呂掃除、洗濯。
 昨日の鍋の残りでビール。明日はアサイチだから早寝しなければいけないのに、ちゃんと飲むんですねえ。いや、何より、

この日記を書かなければいけない

と自分に言い訳するのでした。では。
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