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今年もやってきました「新語・流行語大賞」の季節。
去年の「2006年も・・・1」と同じ書き出しです。これ、なにげにシリーズ化
しているんですね。ヒマな人は上のリンクから2005年・2004年バージョンに行け
ますので振り返ってみてください。そんな人はいないでしょうが。いたりして・
・・。
1、「(宮崎を)どげんかせんといかん」
東国原英夫・宮崎県知事のお言葉とか。
ってか、昔、『フライデー』殴りこみの先陣を切ってタイーホ・・・ああもう禁句です
かね(^_^;)
で、こんな言葉が流行していたんですか?
宮崎県に先日行きましたけど、本当に何もなかったです。ピーマン畑とシーガイアしかないじゃん。「どげんにもならんと」あたりでよろしいと思われます。
2、「ハニカミ王子」
男子ゴルフの石川遼選手を指す言葉。
これはわかりますね。石川さんがハニカムらしいです。王子までついてきます
。ハニカミタマゴではありません。
去年はハンカチ王子というのがあったかもしれません。
僕も青いハンカチを持っているのですが、この夏あたりから人前で使えるよう
になりました。教壇でハニカムことのないように注意です。
以上2つが大賞。
以下は順不同とのこと。
3、「大食い」
タレント、ギャル曽根さんが由来とか。
どっちも全く知りません、マジで。どういう文脈で使うんだろう。「あいつ大食いだね〜」とか?
4、「消えた年金」
舛添要一厚生労働相が受賞者。
かわいそうですね。彼にはとりあえず責任はない。そりゃまあ善後策を講じる
のは彼の仕事ですけど。彼に出席させるのもアレですが、出席するのも政治的ア
ピールの典型ですね。どちらかと言えば「年金問題」のほうがよく耳にしました
が、まあそのヘンは何かがアレしたのでしょう。
5、「食品偽装」
受賞者なしとのこと。
そうなんだ、そうでしょう。数が多すぎたからね(そういう問題じゃないかも)。受賞者ナシでいいなら「KY(空気読め)」も入れて欲しかったなあ。表社会で認知されないとダメってことなんでしょう。
6、「そんなの関係ねぇ!」
お笑い芸人、小島よしおさんに由来。
これもどっちも知らない。どこが流行語なんでしょう。今年はネタが少なかっ
たのでしょうか。来年は「よびわる」あたりでもよろしいのではないかと。
7、「鈍感力」
作家、渡辺淳一さんの書名。
まあソコソコ売れてましたよね。老人って、すぐこういうのに飛びつくんです
よね。去年も「脳トレ」とかありました。あんなん、脳が退化するような日常の
奴しかやらないって。渡辺さん、むかし「失楽園」でも入賞してなかったっけ。アノ人、あっちのほうが鈍くなったとはとても思えないのですが・・・。
8、「どんだけぇ〜」
美容家、IKKOさんに由来。
これが一番耳にする頻度が高かったです(ヒマここエッセイ)。「どんだけだ
よッ!」のほうが身近なんですが、このゆるーい「どんだけぇ〜」もよく聞きま
したね。僕が聞いたのは帰宅途中の小学2年生(推定)の発言でしたけど。文脈
無視で「どんだけぇ〜」って叫んでましたから、それは確かに流行語でしょう。
で、美容家って何でしょう?
9、「ネットカフェ難民」
「ネットカフェ難民」を書いた川崎昌平さんにトロフィーが(たぶん)。
昨年に引き続き、社会レベルの低下を嘆く(に警鐘を鳴らす?)階級区別語の
入賞です。僕はNHKの『クローズアップ現代』で彼らの窮状を知りました。大
変ですよね。僕も参加しないように頑張りたいです、真面目に。
10、「猛暑日」
埼玉県熊谷市直実商店会が由来なんだそうです。
それ自体がすごいトリビアです(古いな)。「くまたにいちなおみ」ではない
と思います。たしか去年は「酷暑日にしよう」と言っていたはずですが、「なお
ざねしょうみせ」(しつこい)が出典だったのですか。
前述のように、このネタも4年目です。
僕はTVを原則的に見ないので、毎年意味不明のものが多いですね。流行それ以前に、存在すら知らないんだもの。こういうときに
「そんなの関係ねぇ!」
と言うのでしょうか。流行って、つまり何?
来年もこのシリーズを書き継ぐ予定。
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