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そろそろ2007年も終わり1 12月8日
  今年もやってきました「新語・流行語大賞」の季節。
  去年の「2006年も・・・1」と同じ書き出しです。これ、なにげにシリーズ化 しているんですね。ヒマな人は上のリンクから2005年・2004年バージョンに行け ますので振り返ってみてください。そんな人はいないでしょうが。いたりして・ ・・。


1、「(宮崎を)どげんかせんといかん」

  東国原英夫・宮崎県知事のお言葉とか。
  ってか、昔、『フライデー』殴りこみの先陣を切ってタイーホ・・・ああもう禁句です かね(^_^;)

  で、こんな言葉が流行していたんですか?
  宮崎県に先日行きましたけど、本当に何もなかったです。ピーマン畑とシーガイアしかないじゃん。「どげんにもならんと」あたりでよろしいと思われます。


2、「ハニカミ王子」

  男子ゴルフの石川遼選手を指す言葉。
  これはわかりますね。石川さんがハニカムらしいです。王子までついてきます 。ハニカミタマゴではありません。

  去年はハンカチ王子というのがあったかもしれません。
  僕も青いハンカチを持っているのですが、この夏あたりから人前で使えるよう になりました。教壇でハニカムことのないように注意です。


  以上2つが大賞。
  以下は順不同とのこと。


3、「大食い」

  タレント、ギャル曽根さんが由来とか。
  どっちも全く知りません、マジで。どういう文脈で使うんだろう。「あいつ大食いだね〜」とか?


4、「消えた年金」

  舛添要一厚生労働相が受賞者。
  かわいそうですね。彼にはとりあえず責任はない。そりゃまあ善後策を講じる のは彼の仕事ですけど。彼に出席させるのもアレですが、出席するのも政治的ア ピールの典型ですね。どちらかと言えば「年金問題」のほうがよく耳にしました が、まあそのヘンは何かがアレしたのでしょう。


5、「食品偽装」

  受賞者なしとのこと。
  そうなんだ、そうでしょう。数が多すぎたからね(そういう問題じゃないかも)。受賞者ナシでいいなら「KY(空気読め)」も入れて欲しかったなあ。表社会で認知されないとダメってことなんでしょう。


6、「そんなの関係ねぇ!」

  お笑い芸人、小島よしおさんに由来。
  これもどっちも知らない。どこが流行語なんでしょう。今年はネタが少なかっ たのでしょうか。来年は「よびわる」あたりでもよろしいのではないかと。


7、「鈍感力」

  作家、渡辺淳一さんの書名。
  まあソコソコ売れてましたよね。老人って、すぐこういうのに飛びつくんです よね。去年も「脳トレ」とかありました。あんなん、脳が退化するような日常の 奴しかやらないって。渡辺さん、むかし「失楽園」でも入賞してなかったっけ。アノ人、あっちのほうが鈍くなったとはとても思えないのですが・・・。


8、「どんだけぇ〜」

  美容家、IKKOさんに由来。
  これが一番耳にする頻度が高かったです(ヒマここエッセイ)。「どんだけだ よッ!」のほうが身近なんですが、このゆるーい「どんだけぇ〜」もよく聞きま したね。僕が聞いたのは帰宅途中の小学2年生(推定)の発言でしたけど。文脈 無視で「どんだけぇ〜」って叫んでましたから、それは確かに流行語でしょう。 で、美容家って何でしょう?


9、「ネットカフェ難民」

  「ネットカフェ難民」を書いた川崎昌平さんにトロフィーが(たぶん)。
  昨年に引き続き、社会レベルの低下を嘆く(に警鐘を鳴らす?)階級区別語の 入賞です。僕はNHKの『クローズアップ現代』で彼らの窮状を知りました。大 変ですよね。僕も参加しないように頑張りたいです、真面目に。


10、「猛暑日」

  埼玉県熊谷市直実商店会が由来なんだそうです。
  それ自体がすごいトリビアです(古いな)。「くまたにいちなおみ」ではない と思います。たしか去年は「酷暑日にしよう」と言っていたはずですが、「なお ざねしょうみせ」(しつこい)が出典だったのですか。


  前述のように、このネタも4年目です。
  僕はTVを原則的に見ないので、毎年意味不明のものが多いですね。流行それ以前に、存在すら知らないんだもの。こういうときに

「そんなの関係ねぇ!」

と言うのでしょうか。流行って、つまり何?

  来年もこのシリーズを書き継ぐ予定。
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