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essay エッセイ
そろそろ2009年も終わり1 12月16日
  今年もやってきました「新語・流行語大賞」の季節。
  去年の「2008年も・・・1」と同じ書き出しです。シリーズ化しているので、ヒマな人は上のリンクから2007年〜2004年バージョンに行ってください。5年くらい前のとか、けっこう懐かしいですよ。去年あたりでも、「グ〜!」なんかけっこう引いちゃいますね。


1、「政権交代」

  受賞者は鳩山由紀夫首相。
  ご本人は公務多忙で表彰式を欠席。代理人は「政権交代は今年限りにして、来年からは政権堅持です」とあいさつしたんだって。

  これが年間大賞。
  僕としては珍しく納得のいく受賞だった。たしかに歴史上珍しいことだし、インパクトもある。「アラフォー(昨年度の大賞)」の僕ですら、こういうの聞いたの2回目だしね。アノときは「連立政権」だったのかな。細川さんのときの話です。


以下は順不同。


2、「事業仕分け」

  受賞者は行政刷新会議と事業仕分け作業チームだが、欠席。
  代表者がハッキリしないんだろうか。

  秋から冬にかけて大流行だったよね。
  あんまりマトモとは言えない仕分けもあったと思うが、いちどこういうことをやってもいいのでは、と思った。どうせまあ、このあとズルズルと元の状態に戻るんじゃねーのとも思うけど。


3、「こども店長」

  子役、加藤清史郎くんが受賞者。

  ハイ、出ました、僕が全く知らない流行語。
  これどういう意味なの? 聞いたこともない。こどもが店長をやってるの? 去年は「名ばかり管理職」というのがあったけど、アレ系なのかな。子どもに店長やらせてさ、

「ハハハハッ! お前なんか、こどもだよな! ハハハハッ!」

と叫んで搾取するとか? 誰が叫んでるんだろ。意味わかんないし。ゼッタイこの予想は間違ってると思う。

  困るんだよな、毎年こういうのが3つくらいあって・・・。
  次のはどうだろ。なんか、書くことなくて困るんだよ。なお、この列挙は毎日新聞のサイトを原本にしております。


4、「派遣切り」

  派遣ユニオンの関根秀一郎書記長が受賞者。
  「流行が09年だけで終われば」と話したそうです。

  なんだその「書記長」ってのは?
  やっぱり、そっち系だとトップは書記長なんでしょうか。今の、まずい発言なんでしょうか。もう大丈夫なんでしょうか。みんな、『蟹工船』は愛読しているよね、フォー!

  それはいいとして、これはさすがによく聞きましたね。
  僕も『よびわる』どこかでこの言葉を使ったはず。「派遣だったのか、この仕事」と書いたような。ゼッタイ今年だけで終わらないんだろうなあ。人のこと心配している場合じゃないけどさ。この国、なんのかんのと社畜が大好きだし。


5、「新型インフルエンザ」

  厚生労働省医系技官の木村盛世さんが受賞者。
  男なのか女なのか。

  お、知ってるのが続くな(^^)
  春先からずっと話題ってのがすごい。どうなってるんだろうね。ワクチンはやっと就学前児童あたりまで回ってきたんですか。わしら初期中年男子は来年の今ごろなんじゃないか。職場的には、高校では本当に流行したみたいですね。

  しかし、しつこいようだが。
  豚です


6、「草食男子」

  受賞者はタレントの小池徹平さん、コラムニストの深沢真紀さん。
  どっちも知らないんですけど。

  これって、「草食男子」って言ってたような。
  どういう意味なんだろう。肉を食べないのか。ベジタリアンってわけじゃないよね。性欲に著しい後退が見られることを比喩的に表現したとか、そんな感じ?

「ねぇ、テッペイさん、来て・・・」
「いや、あれ、オレ、そういうの、アレなんで・・・」
「何よ、据え膳食わぬが男の華だって言うの! アタシに恥をかかすの?」
「いや、あの、『据え膳』って辞書で調べたら、『思い通りにして欲しいという気持ちに相手の女性がなっていると、男性が思うこと』って書いてあるんだけど?」
「キーッ! どうして、なんでアナタ辞書なんか持ち歩いてんのよ!

あってます、よね?


7、「脱官僚」

  みんなの党、渡辺喜美代表が受賞者。

  ほら出た、流行ってないのに政治の世界から引っ張ってくる流行語。
  官僚制ってメリットもたくさんあると思うが、これはこれから時代が変わってくるのかも。超高学歴の皆さんは少し心配するべきかもね。


8、「ファストファッション」

  受賞者はタレントの益若つばささん。
  だから、誰? よめねーよ、苗字。

  聞いたことない・・・。
  なんだろ、ファストフードからのモジリですか。あのホラ、なんだっけ、ジャムピクシー(? うろ覚え)みたいなメチャ安い服を着ること?

  ほんと、オレこういう風俗に無知で困るわ。
  とうぜん、このエッセイは何も調べずに書いております。真実とどのくらい違うのか想像もつかない。知っている人が読んでいたら、「なんて無知なヤツなんだ」と呆れているか、爆笑してるかなんだろうなあ。


9、「ぼやき」

  前楽天監督の野村克也さんが受賞者。
  またTV解説に戻りましょうよ。聞いてて不愉快だけど。

  功労者にお恵みということでしょう。


10、「歴女」

  女優、杏さんが受賞者。
  アンズって読むの? まさか「キョウ」じゃないよな?

  これ聞いたことあるよ、たぶん。
  歴史が大好きで「ひとよひとよにひとみごろ、鎌倉幕府」とか言ってる女性のこと・・・じゃないだろうけど、なんかそういう歴史ブームみたいのがあったんですよね。それはルート2だろうお前。


  今年は全体に明るいトーンのものが多かった、のだろうか。
  わからないというか、知らないものがドンドン増えているような気がする。流行に疎いのは仕方がないので諦めて、せめて

「流行に追いつこうとして、しかし微妙にズレていて、若い人に冷笑される40代男子」

にはならないようにしたい。それにしても「こども店長」が気になる。来年このシリーズを書くときまでには知っておきたい。が、きっと無理だなあ。
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