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ハンパなヒマはよろしからず 3月27日
  たっぷり眠って本八幡のモスバーガーへ。
  ここは9時開店なので、10時スタートのときに利用できることを忘れていた のだ。ややギゼン的な部分があるにせよ、接客も食事も悪くないのがモス。

  ガラス戸で仕切られた喫煙席に入った。
  ご存知のように(= As you know )、席まで食事を運んでくれるという珍しいフ ァストフード店。ガラス戸のそばに席を取ったところ、店員さんはちゃんとガ ラス戸(←自動的に閉まらないやつです)を閉めてから配膳してくれる。気分 がいいじゃないか。昨日のドトールとだいぶ違うなあ。


  授業はいつも通りに流れる。
  途中で理解をあきらめている生徒様がいたので、指名して軽く注意申し上げ る。「OC関係の2パターン」という初心者には激ムズの項目を説明している ところだった(ヒマな人はここを参照)ので、ちょいギレ。
  文法の根幹であり基礎中の基礎である項目なので、この講座を取ってそれが 理解できないまま帰ってもらうわけにはいかないのだ。明日からの本講座への 大事な導入部分なので、非受講者はがんばるように。


  授業後は昨年の春と同じように下総中山まで散歩。
  今年も狙いの韓国料理屋には入れず。やむをえず下総中山で昼食を取る場所 を探す。駅前に3軒も寿司屋があるが、遅い昼から寿司なんか食べると「寿司 →ビール→ほろ酔い」の流れになりそうなので敬遠。

  しょぼめの中華料理(風)屋に入って五目チャーハン。
  文句をつけるつもりももちろんなく、昭和50年代を髣髴とさせる(ほうふつ とさせる=思い起こさせる)焼メシだった。これはこれで美味か。


  帰宅が遅い午後になってあわてて読書。
  『村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。』を読了。
  村上春樹の小説の批評。春樹はミシマを換骨奪胎(かんこつだったい=古人 の作品の趣旨を真似つつ新しいものを作ろうとする試みのこと)していたとす る、オドロキの内容。
  一読しただけでは、これを真とするか偽とするか僕の意見は決められない。 部分的にスルドイと思わせる箇所もあれば、「それはこじつけだ」と唾棄する 箇所もある。いつかはエッセイで取り上げてみたいけど、ちょっといつになる かわからない。そもそも、春樹に関するエッセイのシリーズ(ヒマな人はここ を参照)ですら、とりあえずの完結編がアップされるまで2年以上かかる予定 なのだ。

  ただ一つ今の時点で言えること。
  本書は春樹の小説をかなり読み込んでいないと、理解することも理解し ようとすることもできないということである。
  と言うのは、僕は春樹の小説のほとんどを10回以上読み込んでいる「やや重 症のハルキスト」であるのに、上述のような感想になってしまうからである。 もっとも、ミシマの小説を通読したことがないことにも原因があるかもしれな い。
  とりあえず今日は、「春樹の小説なら任せとけ」または「ミシマを語らせた らうるさいよ」という立場にいる人にだけ勧めておきたい。


  さらに『お金の貯まる人はここが違う』邱永漢も読了。
  あ、一日に2冊読んだんじゃなくて、複数の本を並行して読む習慣があるせ いです。
  で、本書の内容は、何も学ぶところナシ。敢えて挙げれば、邱永漢(きゅう ・えいかん)さんって直木賞作家だったのね、という程度。これだけ無内容だ とかえってヒマツブシにはいいかもしれないです。


  暗くなりかけてから整体にいき、帰宅して料理。
  昨日買ったタイが大量に残っている。よーしやりまっか。

・タイ刺(昨日と同じ)
・タイ煮付け(頭が美味、煮過ぎないこと)
・タイ塩焼き(皮が美味)
・タケノコとモヤシの中華炒め(美味。ショウガとニンニクは千切りで、紹興 酒を使いオイスターソースで仕上げる)

  10時から1時まで仕事というのは時間の使い方が中途半端になる。
  細切れ時間をどれだけ有意義に使えるかは大切なことではあるけれど、たま にはガッツリと時間を使いたいものだ。
  ということで明日からは4コマ。授業に専念できる時期を待ちわびていたの だ。


追記:エッセイ191「能登半島激走! その3」、同192「最近はこんな読書13 」をアップしました。
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