予備校講師でわるかったな!





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こんな大人でいいのか 4月20日


  9時半起床。

夢1:来客が本棚の本の内容をチェックするので困惑した。
夢2:家の全ての時計が電波時計と同様に時間合わせを同時に行うので困惑した 。

1は僕が人様の家にいくといつもやること。たぶん迷惑されているだろう。2の 電波時計とは、24時間に1回の頻度で自動時刻合わせをしてくれるスグレモノ。 うちには2つある。


  今日もいちにち曇り。
  どうしちゃったのというくらい天気が悪い。体調も万全ではなく、空咳がしき りに出てやや困る。中途半端な寒さで外気を吸う時間が少ないのが良くないのか も。お昼前後以外はまだ床暖房をつけていた。


  今日のニュースから煙草の話題。
  毎日新聞のサイトから引用。

>未成年者の喫煙を防ぐため、7月から全国のたばこ自動販売機に設置が義務づ けられる成人識別方式について、財務省は19日、登録が必要な顔写真入りIC カード「taspo(タスポ)」だけでなく、運転免許証による識別も認めるこ とを決めた。

  今さら何だよって感じ(-.-)
  実はおととい、僕はタスポの申込書を書いたのだ。顔写真が必要(45×35ミリ )ということで古い写真を探したが(3ヶ月以内ということになっているが、知 ったことかw)、そのサイズの写真が見当たらず、スピード写真を撮るかなと思 っていたのだ。


  以前にもスイカとパスモの話題で書いたかも。
  相互利用したほうが便利なものは、はじめからオールインワンで用意するべき だと思う。省資源の観点からも、2つのシステムを別々に作ってから1つに統合 するのは無駄だ。システムの進化に時間がかかって、過渡期に無駄なものがある のは仕方がないけれど(例:テレホンカード)、ある程度事前に予想できるもの もあるんじゃないか。

  電子マネーはその典型だろうか。
  エディもスイカもパスモもあるんだから、今さら「ナナコ」(セブンイレブン のグループだったと思う)なんか作ってもしょうがないじゃんか。囲い込み合戦 を繰り広げた挙句に、いつかは統合されるだろう。これから日本の人口はどんど ん減っていくのだし、労働力も減っていく。無闇に細分化を進めて国民の労働量 を増やしても意味がないのだ。あ、関連する日記は「ここ」だった。

  最小限のシステムで人口の少ない国家を回していくのが大切かと思う。
  「需要(に見えるもの)」を作りだして「繁栄」を築こうとするのは、人口が 増えていく段階でないと無理があるだろう。とりあえず、これから50年くらいは 人口減少が進むのはほぼ間違いないだろうし、人口が減っていく社会というのは 、実は地球全体で見れば理想の社会なのだ。さいきん話題の食糧問題だって、世 界人口が減れば解決できる(もちろんこれは極論)。


  難しい話題はともかく、たばこ自販機なんて全面廃止してもいいんじゃないか 。
  店で買うときもID(身分証明書)提示を法律で義務化して、未成年者の喫煙 を締め出すべきだろう。ファッショとしか思えない喫煙虐待運動がこれだけ流行 しているのだから、

徹底的に喫煙者を弾圧すれば良い

のだ。ドライブと称する地球環境破壊活動を罰するより、受動喫煙というそれに 比べれば些細としか言いようがない行為に厳しく臨むという姿勢を選んだのがこ の国なのだから。ちなみに、僕は喫煙者ですけどね(^。^)y-.。o○


  1回目のお昼ご飯には軽く茹でるだけの沖縄そばを食べた。
  量が少なかったので、3時くらいにサンドイッチを買ってきて2回目のお昼ご 飯にした。コーヒーは4杯飲んだ。何か料理でもしようかな、常備菜作りでも。

  ナメタケ作り。
  えーと、あの瓶詰めなんかでよく売っている「なめ茸」です。エノキダケを刻 んで、しょう油・酒・塩・みりん・砂糖・お酢などで(全て適当)煮つめるわけ です。レシピはありません。調味料は、どこかの何かで読んだ記憶はあるけれど 、全て適当。お酢を入れるのは保存食としての仕掛けのはず。手作りが不可能な 料理とも思えないし。

ことことことことと、

(どこで切るでしょう?)煮てみました。はっ。


  きょう初めて「よびわる」を読んだ生徒様がいたとしましょう。
  読んでみたら日記。そこにあったのは、予備校講師がナメタケを手作りするの 図。さてどうしましょう。

生徒様「ママン、市進の先生がブログやってるよ(ブログじゃねぇ!)」
ママン 「あらあら、時代なのねえ。何が書いてあるの?」
生徒様「喫煙者はイってよしだって(そうは言ってないだろ!)
ママン 「いいこと書いているじゃない。それから?」
生徒様「うーんとね、ナメタケを作ってるって」
ママン 「なめたけって、あのビン詰めの・・・」
生徒様「手作り可能だって」
ママン 「あなた、予備校選び間違ったんじゃない?」

まずいまずい(@_@)


  ヒミツの花園は1時間半。
  授業準備は1時間、雑用いろいろ、読書は2時間くらいかな。

  『「大人」がいない…』清水義範を読了。
  日本社会からいなくなった「大人」再生を願うエッセイ。
  著者が意図したと認めているように「雑然とした本」ではあるが、そこそこの 面白さはある。

  この著者には独特のクセがある、とは以前にも書いた(ヒマここ)。
  日本語が練れていて、かつ多作ということもあるだろうが、本書にもそういう クセ(悪く言えば嫌味なところ)が如実である。劇中劇ではなく、エッセイ中エ ッセイとでも言うべきか。自分の小説を引用するなんていうある種の掟破りもチ ラホラ。本書の中にも、ネットで自分(清水)が中傷されていたという下りがあ る。引用文を引用(俺も、じゃん)。

>「清水の手法だと、行き詰るのも当然だ。そろそろ次のギャグを考えないと苦 しいだろう」

もちろん著者は意図的にこの書き込みを引用したのだろうし、本書が実際に「い つもの自分の手法」を踏襲しているという2重構造のギャグだとは思う。それは それでまあいいかな(確かに飽きたが)、と僕は思うけれど。

  本書の主張を要約したと思えるのは以下の一文。
  これも著者が架空の対談を設定して、泥江龍彦なる自分の分身に語らせた箇所 である。

>大人の文化が一方にはあって、それとは別に子供の文化というものもあって、 二つが対立しているというのが健全な社会ってものだよね。つまり、子供が大人 に対して「古ーい」と言う一方で、大人は子供に対して「ものを知らなーい」と 言ってなきゃ変なんだよ。それなのに、子供の側へ吸収されてしまってはねえ。

  おおむね同感だ。
  本書の別の箇所には「友だち親子なんてバカじゃないのか(要旨)」という下 りがでてくるが、僕も全く同じことを日記に書いたことがある。や はり似た者同士ということで、ワンパターンなんだよなと思いながら清水の本を 買ってしまうのかもしれない。気楽なエッセイとして読めばそれなりの質かと思 われる。


  夕飯。
  メインはナメタケ。というのはウソ。瓶詰めと比較するまでもない味。自作だ とここまで違うのかというのは誇張だけど、なかなか美味しい。塩はそれほど入 れなくてもいいかもしれない。市販のものは甘みが強すぎると思っていたので、 これからは自分で作ろう。奥様もぜひ作ってみてください。

  日曜日なので夕餉(ゆうげ=夕食)は大河ドラマ『篤姫』の時間に合わせる。
  あおいに会うためにあわせるのだ。なに、メインがナメタケでもいいじゃない か。酒のツマミに未来の嫁・あおいに勝るものはなし。はっ。

生徒様「ママン。ナメタケ自分で作ると美味しいってさ」
ママン 「あらそうなのかしら。調味料は?」
生徒様「レシピ書いてないから、たぶん適当じゃないかな」
ママン 「それが困るのよね・・・、他になんて書いてあるの?」
生徒様「あおちゃんのことが書いてあるよ」
ママン 「あおちゃんって、宮崎あおいのこと?」
生徒様「うん、夜のツマミに最高だって」
ママン 「いますぐに予備校を変えなさいッ!」

  夜のツマミなんて書いてないだろうがよぉぉ!
  俺のあおいをちゃん付けで呼ぶなあぁぁぁ!


  こういうネタを考えるのは大変なんですよ(^_^;)
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