予備校講師でわるかったな！

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１日だけの春休み

３月23日

  Up at nine.（９時起床）
  英語にしてどうする。朝からよく晴れたが、昼から雲がちょこちょこと出て夕方には完全に曇った。例年並みの気温だろう。昼間はマフラーも手袋も要らないけれど、夜はちょっとね、くらいだ。

  午前中は雑用をこなした。
  銀行振り込みはＨＰのサポーターへ。今年度は新規ページなしということで、昨年よりもぐっと安くなった。と言っても１ヶ月で１万円くらいの出費になるので、持ち出しの多いことである。読者様は読むだけでいいからウラヤマスイ。

  今さらと言われそうだが「ねんきん特別便」の返事を出してあげた。
  到着は去年の10月10日だった。ここまで引き伸ばしたのは

タダの嫌がらせ

である。上記の日記に書いたように、連中も行動が遅かったのだから、このくらいの（虚しい）抵抗はしてもいいだろう。こういう大人にならないように生徒様は注意しよう。

  公僕の多くはまともに働いてないわけで、税金をムダに使って飲み食いして、老後も手厚く国に保護されて、下流具現系予備校講師を笑いものにし、自分だけはちゃっかり人生を逃げ切るのだ。
  それがこの公平社会ニッポン。そして、

「そんな公僕ばっかじゃないんだよう」

と嘆くマジメな公僕もいらっしゃるだろう。個人は集団を作るが、集団から個人を切り取って評価するのは必ずしも公平ではない。なお、

返信用封筒の郵便料金不要期間は３月末日まで

なので、出す気のある人は忘れずに。もしこれを出さなかったら「ねんきん定期便」は来たのだろうか、という実験もしたかったが、そこまで反動分子な人生をおくる勇気はない。読者様のほうでヨロシク！

  封を切っていない酒瓶を持ってスーパーへ。
  先日買った日本酒がすでに飲んだことのあるものだと気がついたので交換してもらった。基本的に買い物はクレジットカードでするから、レシートも保存してあった。僕が子どものころは、こういう返品や交換を要求する客は煙たがられた（ケムタガラレタ＝嫌な顔をされること）ものだけど、最近は

お客様のご意見がいちばん

という流れになっているので、問題はなかった。個人的には、こういう風潮ってあんま好きじゃない。「お前が間違って買うからだろ」と言われるのが正常な気もするけど、どうだろう。

  きのこハンバーグ弁当を食べてから手話教室へ。
  本日のお題は

「兄は仕事でアメリカに２年間行っていたが結婚して帰ってきた」

である。単語の１対１対応である日本語対応手話から、日本手話にどうやって近づけていくかという練習。鬼講師Ｔ先生は絶対に先に答えを教えてくれないから、受講者がそれぞれに考えてやってみるしかない。

  実際の動作はどういう順番で起こっていたのか。

・兄がいて、アメリカに向かって行って、そこで２年間働いて、その２年のどこかで結婚して、日本に戻ってきた。

  こう表現することになるが、「行く」はどう表現するのか。人差し指だけ下に向けて、体から離す動きが「行く」の手話である。しかし、この状況でその表現はヘンだろう、という問いかけ。そんなこと言ったって、行くは行くじゃないか・・・。

  正解。

・アメリカに行くなら飛行機に決まってるでしょ

  うーむ、そうか。船でもいいけど、常識的にそれないだろというお話も。飛行機の移動は形態模写のようなもので、親指と小指を立てて「ごっこ遊び」のような動きを出せばよい。手話は場所（この文ではアメリカ）を先に設定しておくので、そこに向かって飛行機が飛んでいくように表現するのだ。いやー、本当に難しいです。

  帰宅途中で失礼して銀玉店に寄り道。
  負けが混んで少し控えていた。エヴァ新機種の稼動も正式に４月に決まったようなので、勝負勘を取り戻しておきたいという気もする。講習前日は打たないことにしているから、きょう打たなければ次回は４月６日になってしまう。たかが銀玉だが、店の雰囲気などに不慣れなまま新台を打つのは流れが読めなくて困る。

「そんなにいろいろ言い訳しないで、正直に打ちたいって書けばいいじゃないですか」

うるさい。１時間半で7,000円浮き。こんなもんで許す。カヲル君、待ってろよ！

  帰宅して終盤だけ相撲観戦。
  正直に書くと、この時間から逆算して行動していた。ＷＢＣなんかどうでも良くて（だから、次の決勝で何回目の日韓戦なんだよ！）、

中日まで複数横綱が２場所連続全勝

という史上初の事態を迎えているのだ。今日も２人とも勝ち。朝青龍は少し手こずったようだ。解説の北の富士は今日も毒舌大王だった。

「こんな相撲じゃあゼニは取れねぇだろ」

という調子。ＮＨＫに苦情電話とか来ないのかな。

  時間があるので夕飯のメインは一工夫。
  昨日のどうってことない牛肉で中華を作った。ブナシメジとキヌサヤで炒め物。絶品の仕上がりで、次の「一膳」シリーズはこれに決めた。少しネタバレをすると、味付けは

塩・コショウ・豆板醤・紹興酒・ニンニク・水溶き片栗粉

である。最後の２つは味付けなのかと質問されると困る。完全なオリジナル料理で、あとは物語を見つけるだけだ。公開はＧＷ前を目標とします。さいきん、更新サボってるからね。

  今日は一切仕事をしなかった。
  春期講習に向けて「気」を練り上げる休日だった。それに何の意味がなくても、やりたいことだから。

追記：エッセイ313「どういう文脈だったの？」をアップしました。

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