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7日連載初日 |
5月25日 |
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5時40分起床。
・「私の自家用車は中がいかに汚れているかを競う選手権」会場におもむいた僕
は、あまりに汚い車内のクルマをいくつも見せられて嫌悪感をおぼえる
というステキな夢だった。
クルマなんか持ってる金持ちは掃除をしろ掃除を!
朝もはよから勉強と授業準備。
授業準備をしていて「これどうしようかな?」と悩むことはたくさんある。
たとえば、下線部和訳に barn という単語が出てきた場合とか。そりゃまあ「納
屋」としか訳しようがないし文脈上もそれで正しいのだけど、納屋というのは現
代の若い人の理解範疇に含まれるゴイなのだろうか?
ある講師と話したことがある。
彼は東京西部、奥多摩地方の出身で僕と同じくらいの年齢である。そのあたり
がどのくらい田舎だったか、という話をしていたのだ。
C 「高校の近くに納屋とかあったんですよ」
僕「なや、納屋ってアノ納屋か、そりゃすげえ田舎だな」
C 「まだ20年も経ってないんですけど」
僕「今もたぶんあるんだろうね」
C 「ホラそういうところで」
僕「ああそれね」
C 「高校んときですけど」
僕「言わんでもわかるけど」
C 「ヤっちゃったりするんですよ」
僕「若いからね、犬ネコと同じね、干草もあるし」
C 「面と向かって言わなくてもいいじゃないですか」
僕「だってお前ヤッてたんだろ、納屋で」
C 「それ生徒に言っちゃ駄目ですよ(^_^;)」
しかしねえ、普通に東京に近い千葉県に住む高校生たちに、この「納屋のイメ
ージ」を具体的にわかってもらうのって難しいよな。
英和辞典を引いたところで、
「のうや? のうやって何だ? まあいいか、写しとけば」
では何の意味もないし(まさかその後で漢和辞典を引く受験生がいるとは期待で
きないし、しない)。授業準備ってのはそういう想像も含まれるわけですね。ち
なみに、「納屋」の使用例は2008年の1月4日の日記にもあります。
外出してプール。
帰りしなに書店を2軒ハシゴ。村上春樹の新作小説を買うため。26日か28日が
発売日だったはずで、フライングで売っていたら買いたいと思ったから。残念な
がら不発。同じ新潮社の『海辺のカフカ』は宣伝を異常にやりながらもフライン
グ購入ができたから、今回は厳密に統制しているのかな。楽しみで、待ちきれな
い。
回転寿司で昼食。
もうだいぶ大人になったとは思うのだけど、絵皿を取る勇気が出ない。そんな
に高いものではないはずだが、値段とは比較対照で判断するものでもある。あ、
「絵皿」とは値段が倍(以上)のネタの寿司です。帰宅して読書。
『奇天烈な店』村松友視を読了。
不思議な料理を出す寿司屋を舞台にした小説。
おもしろいというか不思議というかツマンネというか、と判断できないうちに
読み終えてしまった妙な感想になった。
キテレツとは非常に奇妙なこと、の意味。
舞台の寿司屋の主人が出す料理がたしかにキテレツ。著者あとがきから引用す
ると、
>イカの眼球を支える筋肉に醤油をたらりだの、石ガレイの胆汁に塩をして三年
ねかせ、塩と分離した若草色の結晶体を爪楊枝の先にのせて味わうだの、アナゴ
の肝を蒸して胃袋に詰めたやつだの
というところ。味の想像がつかないどころか、実は全部大嘘の作り話なんじゃな
いかと思ったけれど、あとがきや文庫版あとがきを読むと、この寿司屋は実在す
る店をモデルにしたものらしい。その記述自体も「本当かねえ?」と思わされる
くらいだ。これ面白いんですかと質問されれば
よくわかんねえなあ
と返事をするしかない。こういう小説を書く作家なんですかね?
今週は7日連続の新連載でも行こうか。
たまには企画をしないと読者様も飽きるだろうし、毎日同じようなことを書く
僕も飽きるし(まあ僕は特に問題ないけど)。お題は
想定される読者の趣味ベツ割合
である。あるネタをとり上げて、関心を持っているだろう読者が何%程度いるか
を勝手に推測するものだ。7日間続くかなあ・・・。あっ。
>パターン青、使徒です!
レイ、出撃だ。
夕方に銀玉店へ(レイではなくタケシが)。
たまに訪問してくれる読者様のために説明すると、この2ヶ月くらい銀玉頻度
が高いのは『エヴァ5』が導入されたため。大好きな機種だから熱心に打ってい
るわけです。言っとくけど、別にエヴァ自体は好きじゃないからね。
3時間半で、マイナス11,500円。
かなり粘ったし、よく回った(19/1K)んだけどね。何となくわかってきた
のは、この2週間くらいで連荘の確率が変わってきたこと。以前とは違って、5
〜8連荘が増えてきた。憶測に過ぎないし証拠はないにしても、出玉の動きから
すれば、
修正プログラム入れたんじゃないか
という疑いが濃厚。それ、たぶん犯罪なんですけどね、そういうのアリの業界で
すから。お好きな人は観察してみてください。
☆連載 読者の趣味ベツ割合1
「銀玉が好き」→1%
ええとね、いま銀玉って流行してないんだよね。予備校業界もビックリの斜陽産
業ですから。わけのわからん新台(『おぼっちゃまくん』はいくらナンでもひど
いと思う)を作る→店は回収するの繰り返しで泥沼。それでも、読者の中に
は6人くらい好きな人がいるんじゃないかと思ってます。
帰宅すればポストに夏期講習の依頼書が、ついに。
今年は通年授業が週4日から3日になった。コマ数にすると9から7だから22
%減。減ったのは夏期講習のコマが少ない2年生ぶんなので、夏期講習担当数の
僕の予想は15%減。昨年度は恵まれて110コマだったから、95コマならOKだ。
90コマなら引き分けかな。
80コマなら完敗。
70コマなら職安(今はハローワーク?)。
エレベーターの中でもどかしく開封。
「開け、開け、開け、開け」
がおー。
「シンジ?」
(中略)くぱぁっ。
09年度夏 110コマ(市進予備校のみ)
=100%維持
「完 全 勝 利 !」
これ去年とネタが同じじゃないですか、などと言わないように。
こういうの考えるのも大変なんだよ。生活保障のような配慮があったような気も
するし、たまたまのような感じもする。担当講座そのものに関しては不満もある
。それはまたのちのち。5月14日に書いた通り、よびわる上では
依頼書を受け取って48時間以内にアップ
という予定は維持します。26日の夜更けにはアップできると思う。
夕飯のメインはウニ刺。
ウニですよ奥さん、ロシア産だけどね。ぷにゅっとしてて旨かったよアスカ。
それだけで食べるのモッタイナイから、大葉とノリで巻いて食べたよ。舌、とろ
けそうだったよ。ま、単純にスーパー閉店前の安売りだったから買ったんだけど
さ。
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