予備校講師でわるかったな!





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ノーマルって、ダメなの? 2月24日
  7時起床。
  暖かい朝なのか、ひどい悪夢で目覚めた。内容は忘れたけれど、記録しておき たいほどの見事な悪夢だったはず。春になると、

脳みその働きが少しアッチ系に行く

というのもあるかもしれない。エッチ系ではないので注意だ。


  昨日、ワセヨビの2010年度パンフを頂いてきた。
  無事に2年目を迎えることができたにせよ、浪人(今は高卒というのかな?) を担当するのは初めてなので、新人らしさは抜けない。まだ全体の流れが見えて いないということで、パンフで予習するわけだ。とりあえずわかったこと。僕の スタートは

・高3と高2→3月8日(月曜)
・浪人   →4月19日(月曜)

になる。よく考えるまでもなく、すでに昨年頂いた授業依頼書には書いてあった のだが。


  とりあえず現役の話題。
  あの、今年度とのあいだに休みがないんですね。僕の担当で言えば2009年度の ラストは3月2日の火曜日。その翌週には新年度スタートである。ワセヨビは講 習の授業数が少ないけれど、

通年授業数が格段に多い

ことが再確認された。僕のような貧民ホサれ系講師はいいとして、花形講師は休みが少なくて大変だろう。

  新年度の高2は、講座名こそ微妙に違えど、今年と同じ担当になっている。
  クラスレベルの分け方などが同じ条件だということ。非受験学年の英文解釈、しかも基礎レベル、

受講生も殺到・締め切り確実

というイメージかな。関係者は激怒または爆笑の記述である。同じく高3は、き のう書いたように今年度の続きのようになるだろう。新規の生徒様も迎えること になるから、けっこう楽しみ。


  日常生活はいつものように。
  プールはスイミング800メートルのみ。スーパーは1,986円。ってここまで書い てどうする。昼食は中華料理店。

去年の10月13日に酷評した店

だが、まだ潰れないで生き残っていたから、少しは腕が上がったのかと思ったた め。

  結果は、同じ(@_@;)
  今日もガラガラだったし、客が入店している様子を見たこともなかった。マズ イ中華料理店の見つけ方として、

床が脂ぎっている

というものがある。この店も例に漏れず。サンダルと床がこすれてキュキュと音 を立てるくらい。今度こそ絶対に来ないんだ。


  いったん帰宅し、ふたたび外出。
  確定申告書の提出のため。提出を待つ列ができていた。ディズニーランドかよ 。サーティーワンアイスクリームかよ(いつの時代の話だ?)。手間かけさせん じゃねーぞ、おいコラ公僕。それにしても、

>提出は土日以外の平日

なんてあまりに世間をなめた告知ではあるまいか。平日に仕事があったらどうす るんだよ、職場を抜けられない職種だったらどうするんだよ(郵送受付している はずだが)。まったくよぉ、公僕はよぉ、ちゃんと仕事しろよなあ。

  続いて床屋さんへ。
  これは去年の12月25日以来で、なるほどウットウシイと思うはずである。こち らは待たされることもなく、1,000円カットでもちゃんと仕事をしてくれる。えら い。公僕にくらべて、働く市民の善良なることよ。オイこら公僕、ちゃんと精読 して反省してるか?

「先生、いいかげんにしつこいです」

そっか、そうだな、わざとだが、次は読書感想文。


  『オール・アバウト・セックス』鹿島茂を読了。
  仏文学専門の大学教授(本書には共立女子大学とあるが今は明治大学のはず) の先生が、古今東西のエロに関する本を紹介するエッセイ。
  自分ではとても読みそうにない本の紹介が多く、ゲラゲラ笑った。

  著者の名前はけっこうあちこちで見かける。
  よく知らないが、書評とかエッセイをあちこちに書いている。一部の大学のセ ンセイにありがちなユーモアがあって、インテリなんだか、ただのヘンなオッサ ンなんだかわからないところが良い。なお、本書のタイトルを見て、

「セックスのハウツー本か?」

そそった読者様は誤解しているので気をつけるように(それ系の本の紹介は 2009年11月27日の日記からどうぞ)。本書はあくまでセックス関連書物の紹介で ある。


  内容の紹介が難しい。
  なので、巻末の青木るえかの「解説」から引用しよう。

>立ち読みで解説を読む人がいるとも思えませんが、もしこの解説を立ち読みし て迷ってらっしゃる方がいたら、「コレは買いですよ」。これでヌケるかと訊か れたら、「修行をつんだ人ならヌケる」とお答えしますが、そんなズリネタとし てではなく、エロを愛する人のためのエロの本として読んでほしいです。

なかなか良い紹介である。「解説」なんてその本をホメているだけだから、買う 前に読む価値は一切ないが(青木氏の指摘のように)、これはきちんとした紹介 になっている。そうか、

この本でも修行を積んだらヌケるのか

と感心した。いやー、これでねぇ、ヌケるっつうか、ヌこうなんて考える人もい るのか・・・。

  本書の欠点は、紹介された本を買う気になれるかどうかアヤシイ、というとこ ろだろうか。
  僕は著者の紹介だけで満足できたし(修行不足でとてもとてもw)、紹介され た本を買いたいと思う人は、はじめから本書なんか読まないだろう。そういう意 味では、逆説的に商品としてうまくできている。

  最後に、おかしかったのはタイトル。
  『文芸春秋』に連載されたエッセイを集めたもので、1編は文庫で3〜5ペー ジ。それぞれのタイトルがうまい。

「オナニストはとことんシュールに突き進む」
「コーンフレークは性欲を鎮める?」
「会話でいかせて!」
「やあねー、ノーマルなんて」

タイトルだけでワクワクしてくる。コ、コーンフレークって、あのコーンフレー クか? やあねーなんて言われても困るんですけど、みたいな。大学生以上にオ ススメします。とにかく笑えます。


  暗くなってから銀玉店へ。
  生活費かせがなきゃな、と『甘エヴァ』へ。導入から3週間くらいたって、や っとインチキだと判明したらしく、空き台を発見できるようになった。最初の500円、打ち出し1発目で警報が鳴る。3分ミッションモード突入。お、これアツい んだよな。さて、ミッション=指令は何かな?


「大当り?!」

「可決!」

  ひさびさのお座り一発、略してオスイチ来ました(^^)
  しかし、「大当り」が指令で「可決」って一体なんなんだ。ここから10連荘と 一気に駆け抜ける。どう考えても確率に偏りがあるのは2月15日に書いた通り。 しかし、

これこそ銀玉エヴァの醍醐味

という気はする。特別なプレミアは見られず、その後ギッコンバッタンやって、 3時間で9枚プラス。「ウナギ」もこれくらい高給ならいいけれど。


  帰宅して夕飯は3日前の残飯。
  やっと食べ終わったかも。鶏スペアリブの昆布煮は2度炊きでエノキを採用し た。ぬるりとしてイヤらしい味に。さすがに魚類はなかったのでスルメイカを買 ってきて、

半身は刺身、ゲソ・エンペラはオリーブオイル焼き

で食べた。後者の工夫に一考の余地があるのは変わらない。


  今日も暖かく、よく晴れた。
  洗濯物もきっちり乾いたし、昼間はセーターを着なかった。最高気温16℃くら いか。人生で必要なことは全てこなせたので、満足度の高い1日。そう、普通の 、ノーマルな休日になった。

ノーマルって、ダメなのぉ、

と最後がアッチ系になってしまうところに、我が文才の限界を感じる。


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