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一番好きなウイスキー |
12月30日 |
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6時過ぎ起床。
6時間睡眠だが休肝日明けということもあり、眠れなくなったため。久しぶりの長い連休の初日で、いろいろと行動量を稼いでおきたいという気分もある。曇りのち午後一時晴れ基本的に底冷え、という気配の1日だった。
1日を通しての主な作業はHPの更新。
年替わりなのでやるべきことがたくさんある。年末なので今日からエッセイを2日連続でアップすることに。
各種インデックスが新年版に切り替わりつつあり、
今は不安定な状態になっていることをお断りしておく。1月2日には正常な状態に戻る。
新しい年の日記の準備、これまでの日記の整理など作業は山盛り。
書き捨てた文章は保存しておくが、すでに賞味期限が切れたり別の個所で言葉を変えて書いた部分などは全て捨てた。これらの作業は今まで大晦日の1日で処理していた。が、今年は正月休みが1日早く始まり、作業量も増えたので今日から始めることになった。トータルで5時間くらいやっていたかも。
午前中にプール。
今日が泳ぎ納め。そのつもりはなかったが4月7日以来のスイミング1キロ達成。あれぇ、こんなに久しぶりだっけ。上記リンクによれば、今年で5回目になる。今年は仕事に追われまくって、
プールは週1がやっと
という状況だったから、達成が少なかったのも仕方がないかと思う。今日のように、時間が取れるときは欠かさなかった。時間を作ることはできないし、しない(いつも書くけど、時間を作れる奴は、本当は忙しくないだけである)。体重は64.05Kと順調。今年は夏ごろに62キロ台前半まで落ち込んで焦ったものの、うまく戻すことができた。
たまには昨日の日記の補足でも。
マジメに書きだしたあたりで3人の外国人人名を出した。過去ログには残らない「2行で一言」にはこう書いた。
>全て外国文学の登場人物。
>1人くらい知ってますか?
読者様からメールを早速頂いた。
この時期は閲覧者とヒマな人が多いことがわかる。彼は2人までわかったということ。え、と驚いた。うろ覚えだが正解を書く(違ってたらゴメン、調べないので)。
・カチェリーナ
→『カラマーゾフの兄弟』。直に読んだことはない。
・クロクスタ。
→『人形の家』。高校時代の文化祭の演劇で扱った。
・ミリアム
→『息子と恋人』。大学の卒論で少しだけ触れた作品。
以上の記述で「なんだ、先生って英文学科出身だったのか」とわかった高校生は文学青年だろうか。
先を急ぐ。
昼食を買うべくスーパーに行ったら、大混雑&正月価格だった。キュウリ1本100円ってことないだろ。寿司を買って帰宅し、日清の『とうがらし麺』とやらと一緒に食べる。
添付されたラー油を全て投入すると激辛
という触れ込みだったが、どうってことなし。僕はそれほどでもないが、本当の辛党の人は笑っちゃうレベル。午後は読書。
『小説家という職業』森博嗣を読了。
小説を書くこと、小説家として生きていくことを書いたエッセイ。
この著者なので一般的な「小説家論」とも思えないが、面白かった。
著者はすでに小説家を辞める時を決めているらしい。
それだけに「そんなこと書いちゃって大丈夫なのか」という過激な意見も出てくる。とくに第3章の「出版界の問題と将来」はおもしろい。バカみたいなやり方でどんどん先細りしていくし、これからも同じだろうと手厳しい一方で、そうは言っても滅びるところまではいかないだろう、と今後の展望を示している。そして、冷めている。
>文系の人たち、あるいは、多くの日本人がこうなのかもしれないが、彼らは、結局は「好かれているか」「嫌われているか」で意見というものを処理してしまう傾向を持っている。だから、理由を説明し、システムの欠点を指摘し、改善を求めても、単に森博嗣が怒っているとしか捉えない。
小説家としてやっていくことに関しても、「ははぁ」と思う記述がある。
彼のような多作な作家なら誰でもそうなのかもしれないが、この人の脳みそって普通の人と違うよなと感じさせられる個所は多い。
>僕は、完成した作品を手直ししたいという欲求を持ったことは一度もない。書いてしまったものは、既に物語としては出来上がっているわけで、それは一種の「経験」として僕の頭の中にあるものだ。その経験を文章に落として表現したものが、執筆された小説である。それを直すことは、経験を修正することであって、簡単にはできない相談である。
ああそうか、確かに「書く」っていうのはそういうところがあるよな、と僕は感じる。
昼寝を1時間半。
いやあ、気持ちいいね目覚ましをかけない昼寝は。日が暮れるころ、考え事をするために銀玉店へ。今日は銀玉のことを書くつもりはなかったんだけど、書きたくなったものは止めない。だから性急な記述になっている。
当たらないのはいいんだよ。
別に、そんなの。1/159の機種で260ハマリ4R単発→340ハマリ4R2連とか、そんなのは。1K21回転もあるんだから、引きが悪かっただけ。どうせインチキなんだからさ。問題は、僕の両隣の爆連である。
右は、タダのヲタだった。
当たるたびに小さくガッツポーズ。お前が使徒を倒したわけじゃないだろがと思うけれど、自由と言えば自由だ。銀玉は、
勝っている人間が多くの敗者に配慮するスポーツ
なのだが、身体性に(も)欠陥があるガキなので我慢しよう。このヲタが、15連荘ですよ。わしがドハマリして単発で苦しんでいる間にな(-_-メ)
左は女だった。
24歳くらいかねぇ、金髪。これまたバカっぽい彼氏と店に来ているようで、ときどき彼氏が様子を見に来る。こういう女がやたらに当たりを引くんだな、銀玉ってスポーツは(ところで、これはスポーツなんだろうか?)。
女、格納庫に入る。
リーチかかる。確率変動図柄の1である。男、「お、いいじゃん?」とか言いやがる。女、「当たるかなあ?」とか言ってやがる。チャンスアップのロンギヌスの槍、飛んでくる。初号機リーチへ発展。男、女、そこそこ盛り上がる。
>エヴァで格納庫は大昔から確変当たり確定なんだよッ、どこに発展しようが何でリーチだろうが結果は同じなんだよッ。玉の打ちだしすんなよ。何のリーチで当たるか、珍しいのに発展しないかムダに楽しむのが格納庫入りした奴の権利なんだよっ。そんなことわからん奴がエヴァ打つなよッ! っていうか俺にその格納庫くれよ!
左の女、右のヲタと同時に爆連。
左右で大騒ぎである。真ん中のナイスミドル(僕です)は大ハマりモード継続中である。左の女、10連荘が終わって11回転目でまた連荘。結果的に8連荘。通常当たり終了から確変昇格がムチャクチャに多い。たまたま右のヲタと左のパープリン女が同時にラウンド終了。そして。
「ウォォォォォォォーン」
とエヴァ初号機が咆哮(これが確変昇格)。左右同時で、ステレオ放送どころか咆哮がシンクロしやがった。もうね、真ん中で挟まれている俺の立場ないってば。僕は4時間でマイナス17K。最後に7連荘→3連荘でなんとか中くらいの負けにするのが精いっぱい。
帰宅して夕飯。
メインはおでん。高級なパック入りのものを頂いたから。賞味期限は3日前に切れていたけれど問題なし。味気ないが大変美味しいというのが困ったものだ。他には白ネギとシメジのヌタ、納豆、モズク酢、キムチ、ラッキョウ、スモークサーモンとレタスのサラダ。明後日から暴飲暴食の日々だろうから、一種のしのぎ飯である。食材も高いからちょうどいいかな。
日本酒は神戸の『剣菱 極上』。
純米ではないが、正月モード用に買ってみた。1升2,400円くらいだから、下手な純米酒より高い。常温でいくと辛口で香りが良い。ヌル燗にすると両方がパワーアップ。たいへん旨い。僕は
灘の酒が好きだと
いうこともあるけれど、そもそも剣菱完成度の高い酒である。普通の、1升1,700円くらいのも充分に美味しいのでお試しを。
日記を書きながらの食後酒。
ひさかたぶりの『山崎12年』というウイスキー。この数年は1ランク下の『10年』をときどき買ってきたけれど、今年はものすごく働いたからゼイタクしようと買った。「とっておきの1本だ」と書いたのは2月23日だ。最近飲んだのは2008年8月30日だから、2年ぶり以上になる。少し悩んでロックを選択。
・・・すこぶる旨い。
『10年』にはないバニラ香が良い。他のウイスキーとは格が違いすぎる。ああ、本当に今年も終わりなんだな。
追記:エッセイ340「テツわる土日きっぷ編その2」をアップしました。
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