予備校講師でわるかったな!





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僕の1日もけっこう長い 3月2日
  9時過ぎ起床は予定の寝坊。
 ウナギの花園は運よくお休みが取れた。その代わりに今週末は週末出勤になる。後述の用事がある1日なので、グッドタイミングだ。朝風呂と洗濯を済ませ、朝食を作り始めるころには9時50分。TVをつける。


 今日は「将棋界の一番長い日」。
 このイベントについては去年の今日2010年3月2日に詳しく書いた。以下の将棋の話題で細かい間違いがあったらすいません。今年は混戦で、

・挑戦権争いは森内永世名人と渡辺竜王
残留争いは三浦・丸山・木村・藤井・久保二冠

という状況(降級者は2人)である。どちらにも関係がないのは、順位が良い高橋と郷田と谷川。僕の注目は

「ウナギ屋も多角経営」創始者・藤井猛九段が残留できるか

である。たのむぜ、藤井先生!


 残留争いは久保だけが4勝4敗で、他の4人は3勝5敗。
 アレっと思う人がいるだろう。久保が負けても他の4人のうち2人が負ければ残留ではないかのか、と。ここが順位戦=名人戦の面白いところだ。

 名人戦は順位戦とも呼ばれる。
 名人挑戦者だけは勝ち数の最も多い棋士になる(同星のときは決定戦1番勝負)けれど、降級と昇級は

現在の順位

で「頭ハネ」で決められる。これが非情なほどに厳しい。

 今年を例に引けば、久保は最低の10位だから、5勝4敗でも4敗者が他に2人いなければ降級してしまう。  久保の残留条件は自分が勝つこと。

・他の4敗者は谷川と郷田で直接対決(つまりどちらかが5敗になる)
・5敗同士の木村と三浦も直接対決(つまりどちらかが6敗になる)

負ければ4勝5敗で、他の対局がどうなっても降級が決まっている。


 だから、おそらく。
 将棋の順位戦では相撲のような八百長はない。勝ち負けに関係なく残留できる場合でも、来期の順位が変わってしまうからだ。この順位戦における「1枚の差」は非常に大きい。たとえば、10位の久保と同じく4勝4敗の高橋は2位であり、そのために残留が決まっている。

理由:すでに5敗者が3人いる

自分が負けて5敗になっても、順位が上だから落ちることはない。去年の成績で2位を確保しておいたことが大きく活きてくるのだ。相撲の番付とは、ちがう。


 将棋の話は長くなりがち。
 この日記の後半にもまた出てきますので読者様はそのつもりで。朝のTV中継は11時まで。雲が出ながらも曖昧に晴れ。後述の(さいきんこの表現多いな)事情で干しものは早い午後まで。外出するまでに雑用を処理しておきたい。

 午前中はワセヨビの授業準備。
 外出して整骨院。その足でプールへ。体調の維持には絶対に手を抜かない。スイミング500Mのみで、体重は空腹時とはいえ62.9Kとかなり減少。

過食して64K近くまで戻さなくては、

と考える。したがって昼食はラーメンライス。わぁ太りそう。急いで帰宅。一服して外出。


 遅い午後に上京。
 市進の講師説明会である。だいたいこの時期、つまり新年度が開幕する直前に執り行われる。内容は

・「今年はこのようにして収益を増大させます!」という大本営発表を講師が苦笑しながら拝聴する(ふりをする)

というもの。まずいか今の。おおむね正しいような気がする(^^ゞ

 どこの予備校でも大差はないだろう。
 今日の市進のように、都内のホテルが会場。説明会1時間に、懇親会(立食パーティ)2時間というところか。ワセヨビで開催されているのかは知らない。単に僕が呼ばれていないのかも。それはともかく、

1時間の我慢→すべてはタダ酒・タダ飯の2時間のために!

というのが、我らが同朋・予備校講師の本音かと思われる。だから書くなよ。


 ええとね、感想?
 最近のパーチーはローストビーフ出ないのか、ではなくて(出なかったと思う)、なんて言いますかね。何も言わないのが賢明というものでしょうか。それでは

読者様が納得しない

と思いますので、会話を紹介しましょう。僕と校長です。彼と話したのは5年ぶりくらいかなあ。彼は僕が市進に雇用されたときの××(役職名)でした。

「偉くなりましたね〜」
「もう○○(年齢)だよ」
「えっ、ツヤツヤしてるじゃないですか、お若い(ヨイショ!)」
「あんたのブログ、見たで」
(だからブログじゃないっての)はあ、子どもが見るもんですから」
「西船橋で乗り換えてからどうの、っていうの面白かったな。鉄道ヲタなんか?」
「ええ、ヲタでございます」


 なんなんでしょうね?
 乗り換えの話は「ここ」あたりですかね。僕がダブルブッキングに近いことをやって、乗り換えでアタフタした話です。やばいなぁ、これ。僕がテツ見習いであるのは、名エッセイ「てっちゃんの行き先」で明言されております。ところで、この後に

とてもここでは書けない話

があったのですが、もちろん省略します。ま、すでに死んだ身ですから。だからこそ、浮かぶ瀬もあれ。


 パーティのお開きは6時半。
 なつかしい同僚諸氏2名と軽く飲みに行く。千葉方面に戻って居酒屋。お二人ともこの日記に登場したことがあるけれど、名前は書かない。今は同じ校舎で同じ生徒様を教えていないから、という理由。もちろんここでも、

来週から地獄

という話題になったが、このあたりの話も省略。


 予定より遅く午後11時前に帰宅。
 もちろん、将棋をTVで観るためだ。あと30分早くしたかったんだけど、付き合いというものもあるし、話も盛りあがったから。夜の放送は

22:31〜26:00

と長時間枠で、これだけ長く将棋中継を観られることは1年で今日1日しかないのだ。

 風呂も入らず観戦。
 昨年A級から落ちて1年で復帰を決めた佐藤康光九段が解説しているのも変な感じだ。佐藤は

この1日に指し手として登場するべき

棋士だから。また来年、そういう状況を見られると思うだけでも幸せだ。


 キリがないので、今日の日記はこのへんで。
 将棋の感想は明日の日記で簡潔に。今夜はできれば

午前2時または挑戦・陥落者が決まる瞬間まで

見届けるつもり。明日は8時前起床だから少しキツイかもしれないにしても、それだけの価値があるから。今は11時40分。現況は

・木村VS三浦は木村が必敗形で陥落直前
・藤井VS高橋は藤井が不利

というところ。がんばれ、藤井。僕も、本当に終わるまでは頑張るから。
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