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オーロラ見物とキュウリの処遇 |
2月28日 |
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昨日の話に戻って恐縮なのだが、やはり長い休みは誰もが退屈するようである。
僕の場合だったら水泳に行ったり整体に行ったり料理をしたり読書をしたりという感
じで、いつもやっていることの「拡大版」が長い休みにやることになってしまう。それ
はそれで僕も同じなのですが、と前置きしてから講師Aは言う。
A「長い休みじゃなきゃできないことをやるとか」
べ「たとえば何ですかね、海外とか?」
A「独りで行くとケッコウきついですね」
べ「独りハワイとかね(笑)」
A「普通じゃ考えられないようなところがいいでしょう」
べ「どういうとこよ?」
A「イースター島に行くとか、オーロラを観にいくとか・・・」
普通のヒマな日々のほうがいいような気がする。
11時から行動開始。明日から旅行なので食材の始末だけを考えて献立を決める。玉
子入りのキムチうどんに甘い大根おろしを添えるというのもナカナカに不思議な味だ。
キュウリが余っているが解決できない。
1時。整体に行って老師に「明日から旅行なんだ」と話す。すると
「男ばっかりで?」
と質問される。そうだと答えたら
「じゃあ九州で彼女作ってくるんだよ」
と諭される。あのなあ。この老師はいい人なのだが、とにかく全ての行動を「彼女を作
る」ことに結び付けようとする問題点がある。
2時。猛然とエッセイに取り組む。コーヒーを淹れ、おやつはチーズトースト。食パ
ンが余っていたのは自明と言えようか。やはりキュウリは処理できない。ピンチだ。
4時。プールに行ったら新米らしき監視員がいる。僕は運動中に話す趣味はないので
、できるだけ挨拶だけで済ませるようにしているが、話しかけてくる。
「これからですか?」
「はい(見ればわかるだろ)」
「下でジムとかやってますか」
「やってないです。力ないから」
「でも、肩の筋肉すごいついてますよ」
「ははは、もう5年くらい泳いでいるだけですから」
「かっこいいですよ」
「ありがとう(うるさいな)」
「どのくらい泳ぐんですか」
「15分で逃げます。体力もないから」
「それだけ続けてるってことですね」
「ははは、ダラダラですけど(自己総括させるなよ)」
意地になって21分泳ぐ。
6時。カタギのリーマンT氏(別名キャバクラ拉致要員)と千葉で呑む。僕は病み上
がりでなおかつ明日の朝が早いから、あくまで「軽く」「キャバクラなし」の約束であ
る。それでも拉致しようとするので必死で逃げる。
10時。帰宅してワインを飲みながら日記を書く。キュウリ問題は未決(=ウヤムヤ
)である。
ここまで書いて、考えてみる。今日の一日とオーロラ見物とどっちが楽しいのかと。
あんまり変わらないような気がするけど。
とにかく明日からは最終バカンスは九州。メンツは以前の同僚講師A、「よびわる」
一番人気キャラ飲んだくれ数学講師B、某科目講師W。珍道中必至の予備校講師4人旅
である。
追記:エッセイ「伊豆半島激走シリーズ1」、「2」、「3」、「4」と一気にアップ
しました。
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