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It killed me. |
10月21日 |
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7時起床。
今日から市進は2学期後半に入るので、授業準備というか関連した作業がイロ
イロあったための早起き。エッセイを1時間ほど書いてから雑用的な作業。続いてプールはすこし頑張って700メートル。体重は65.40キロ。腰痛は起き抜けを除けば日常生活には障らない程度でとどまっている。
スーパーに寄っていったん帰宅して、昼食のために外出。
1度入ったことのあるチェーン系居酒屋で日替わり定食。天ぷらと刺身。だか
ら
揚げ物食べてちゃダイエットにならない
ってば。和食を外食することの難しさがよくわかる。そうそう、昨日の日記の書き残し部分を貼り付けしておこう。授業準備がたいへんよ、という話。
ある授業回の長文を見てみよう。
実際の授業ではだいたい120分で扱うことになりそうな長文だ。本文が144行と
いうのも重いが、設問がねえ。いいですね、長文1題あたりの設問ですよ。
・下線部同義語選択(ゴイ系) 7問
・下線部同義語選択(内容系) 3問
・下線部指示語・代名詞選択 6問
・下線部言い換え整序(1語不足タイプ) 2問
・空所補充 19問
・内容一致(リード文あり) 10問
・内容要約記述(70字) 1問
ふ、ふざけろ、長文1つで48問だぞ(@_@;)
もちろん空所補充で軽い設問なんかは2秒で解けるなんてこともあるにしても
、いったいどこまで解けば終わるのか、読めば終わるのか、本当に終わるのか。
教壇に立ってみたら、解答を言うだけで精一杯かもしれない。
ちなみにこの長文問題は、
3大学で出題されたものをミックス
したために、こんな莫大な出題数になっている。
いくら何でも、実際の1つの大学でこんなに設問を盛り込むわけはないからね
。テキスト作成者の苦心と苦悩と工夫が理解できる一方で(これは労作だよな)
、「これは何の責め苦なのか」とチラリ思ってしまうことも。
ここらで時間と記述をジャンプ。
朝から秋晴れで布団干しは良好。今年もこの時期に夏用のタオルケットをビニ
ール袋に詰めて来年までサヨナラ、という運びになった(去年は10月16日)。布
団干しの話題が本当に好きね。
Fクラスの定例試験の成績が戻ってきた。
中間位(平均ではない)が偏差値72というのは、少し良かったかな。但し、今回の模試は平均点が低かったから、実力上位者が偏差値を伸ばす条件になり、それほど良い数字でもないかと思う。いつも書くように、
早慶が目標だと普通の模試は参考程度
だから。低くては話も始まらないが、高くても「あ、そう」という感じで受け流したい。
クラストップは偏差値85。
同時に市進全体でトップだった。前記の事情があるので、特別にほめることはしなかった。「ああこれってすごいな、たいしたもんだ」と言っただけ。非常に冷めたリアクションだけど、
生徒様のご機嫌を取るために
教壇に立っているわけではない。偏差値が上がるのは立派なことだし、この数字は自慢に値するけれど、周りがチヤホヤしてもしょうがない。そういう冷たさを具現するのが、
予備校という成長物語における「上位者」というもの
である。ちょっと難しい話になってしまった。違う側面に移ろう。
僕の生徒様が市進トップになるのは、狙っていたことだった。
今の3年生が2年生であった去年からだ。2008年の3月11日や4月5日の日記に、匂わせることを書いておいた。去年は僕が担当したHクラスの上にPクラスがあったから、かえって狙っていたのだ。凡庸なPクラスの生徒様よりも、僕が教えるHクラスのほうが実力上位者を出せるってことだ。
自慢話は好きじゃない。
が、簡単に書かせて貰えれば、僕は1流のレッスンプロだし、それを模試の偏差値という(ハッキリ言って上位ではどうでもいい)数字で示したかった。僕は英語ができないけれど、教えた生徒様ができるようになることにかけては、
そんな簡単にヒケは取らない
ことを具体的に示したかった。生徒様の吸収する能力と努力は別としても、そのチャンスを与えるスキルが僕にあることを証明したかった。その意味で良かったと思う。
ここでネタに移るか。
どうせ「自慢話ウザイ。早くエウレカの話読みたい」とか思っている読者様がいるだろうし。あのね、別にエウレカ好きじゃないの。エヴァ好きでもないの。アスカが好きなだけなの。ツンデレに萌える年頃なの。
4桁の人間がいるなかでトップになるって、難しい。
100人くらいの母集団なら、なんとか理解というか想像できる。100人中1位なら、そんなに簡単ではなくても、最難関でもないだろう。そうだねえ、
市進講師の中でソロバン検定
とか、何とかなるかも。文系科目の講師だけで100人なら、僕も1位を狙えると思う。ゼッタイ手に届かない、というほどではない。
でも、4桁だとかなり厳しい。
一生ムリなんじゃないか。君は仮に何かで1,000人中の1位になれることってあるかい? 僕にはないね。よほど条件を限定しなければいけないし、限定してもムリだろう。そうだな、たとえば。
☆予備校講師1,000人でテツ分高め勝負☆
これでどうだろうか。
いわゆる「鉄道検定」を予備校講師だけでやるのだ。予備校講師は国連に指定された絶滅危惧種なのだが、さすがに英語だけでも1,000人はいると思う(いや、ちょっと厳しいかな)。それはともかく、テツ分勝負。どうしてそんな勝負が必要なのかという疑問・反論は無視。うーん、僕は自信ないね、
10本の指までは何とか好勝負
と思うけれど、トップは確実にムリだろうね。そのくらい、4桁でトップって難しいことなんです。
授業は難航。
上記の長文である。最初1コマの80分で70行まで終わった。後半のコマの開始時に、我が壮大かつ精密な授業時間配分を開陳。黒板に書いた。要約。
>120分で140行を読み終わり、解き終わる
「あ〜、現状は、70行。え〜、この綿密な教案は破たんしました。いやはや、この展開は予想外ですな」
生徒様ゲラ((+_+))
何とか65分で終えたけれど、積み残しが出てしまった。ちょっと指名しすぎたかなというのが反省点。一気呵成のトークで押し切ることも可能だったけど、それにしても分量が多すぎたかと思う。労作が良作とも限らないわけで。
帰宅して夕食。
メインはキビナゴの酢漬け。市販品だとどってことないな。他はほとんど昨日の続き。味噌漬け研究の成果として、
「エシャレットは漬かるまで2日かかる」
ことを発見した。が、読者的なニーズは少ない情報かもしれない。意外にゴボウは早く漬かるのだが以下同文。
件名は、どう和訳しようか?
まさか「それは私を殺した」じゃないよね。じゃあ君は死んでいるではないか
。「ウンザリだったよ」では日本語の時制がピンと来ない。「マジ、カンベン」
も悪くはないけれど、頭わるそう。「参ったね」が定番であるにしても、この日記では
「いやはや」
を選んでおきたい。読者様の感想は「やれやれ」かもしれない。
追記:エッセイ322「手話はつらいよ3」をアップしました。 |
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